女子アジアカップ2018 韓国女子代表vsなでしこジャパンの試合をNHK BS1の中継をテレビ観戦しました。
初戦のベトナム女子に快勝したなでしこジャパン。韓国女子に勝てばW杯出場が決まる一戦です。
試合展開
なでしこジャパンの先発は、GKに山下、CBに熊谷と市瀬、右SBに清水、左SBに鮫島、ボランチに阪口と隅田、右SHに川澄、左SH長谷川に、2トップに岩渕と田中なりました。
なでしこは、韓国のするどいプレッシャーになかなかペースがつかめない。それでも前半7分、なでしこのFK。これは、はねかえされる。韓国のカウンターとなるが、右からのクロスは山下がキャッチする。
韓国は前半12分右から左に展開するが、シュートは止める。さらに、前半18分の韓国のCK。ショートCKからのクロスも、クリアする。
なでしこは前半22分、川澄のスルーパスから岩渕が狙うが、これはGKが先に押さえる。
韓国は前半24分にFK。クリアしきれないところをシュートを打たれるが防ぎ切る。さらに、イ・ミナがシュートも上に外れる。前半26分にも、韓国は右からのクロスに、イ・ミナがシュートも上に外れる。
なでしこは、前半38分にCK。ニアにおくるが、これは跳ね返される。
その後、岩渕が肘が鼻にはいって出血するが、戻ってくる。前半42分、なでしこのCK。こぼれたボールを市瀬がシュート性のボールをいれるがGKがキャッチする。前半47分、長谷川が突破してクロスをあげるが流れてしまう。
前半は、0-0で折り返す。ハーフタイムに田中に代えて菅澤を投入する。
なでしこは、後半6分、長谷川のクロスに菅澤が落とすがクリアされる。
韓国は後半8分にFKも、山下がキャッチする。後半10分には、韓国が右から攻め込む、なんとか隅田がクリアする。さらに、韓国はCKも、これもクリアする。
なでしこは後半17分にCK。菅澤が頭で合わせるが、左に外れる。後半20分には、阪口からのボールを菅澤が落として川澄がシュートも防がれる。
後半25分、左サイドでボールを奪うと、中にボールを入れて菅澤がシュートもGKがキャッチする。後半28分には、岩渕の縦パスを受けた長谷川がシュートも防がれる。
なでしこがペースを掴むがなかなかゴールが奪えない。後半38分には、岩渕がシュートも右に外れる。
韓国は、後半40分、強引に突破を狙うが最後はファウルとなる。
後半41分、川澄に代えて横山を投入する。岩渕が右に回る。
後半44分、右から鮫島のクロス。阪口が落としたところを長谷川がシュートもはねかえされる。さらに後半46分、菅澤がボールを受けてシュートも弱くなってしまう。後半47分には、岩渕が右から突破してシュートもGKが防ぐ。
試合は、このまま0-0のスコアレスドローに終わる。
戦評
韓国に勝って一気にW杯出場を決めたかった試合ですが、残念がら引き分けどまりとなりました。前半は、韓国のプレッシャーを相手に、なかなかボールが運べない時間が長くなってしまいましたが、守備では粘り強く対応し無失点で切り抜けました。
後半、韓国のプレッシャーが弱まってスペースが出来始めると、なでしこがペースを握りだしました。ただ、岩渕や菅澤のシュートが決まらず。すこし攻めあぐねる結果となりました。最後、横山の投入は、もう少し早くても良かったかなと思います。川澄の出来も悪くなかったので、難しい部分もあったのでしょうけど。
韓国女子に引き分け、オーストラリアはベトナムに8-0と大勝し得失点差で上回られて2位となっています。グループリーグの最終戦のオーストラリア戦に勝てば突破が決まりますが、引き分けだと韓国と得失点差の争いとなります。もっとも、5位まででW杯出場がきまる大会。A組は中国の1強で、タイ、フィリピン、ヨルダンはいずれも力の落ちるチームだけに、ここで勝つ事は難しくないと思います。
ただ、W杯出場もありますが、決勝トーナメントで勝ち上がって優勝を狙うというのも、もう1つの目標なので最後オーストラリアに勝って決めたい