2017年 J1 第12節 ベガルタ仙台vsサンフレッチェ広島の試合観戦で、ユアテックスタジアム仙台まで行ってきました。
1年ぶりのユアスタ参戦です。昨年、一昨年は松崎しげるのライブがあったのですが、今年は前節であったようで、残念でした。
ベガルタは、残留争いに巻き込まれないギリギリの位置。ここしばらく勝ち点3から遠ざかっているようなので、ホームで勝っておきたい試合です。
試合経過
それでは、試合です。
試合は、仙台が優位に試合を進めます。ボールを奪って、ダイナミックに攻め込みますが、なかなか決定機は作れず。
広島は、かつてのパスワークの片鱗も見られず。それでも、ゴール前まで攻め込んだときの迫力はあります。仙台の攻撃をしのいでいた広島が連続してCKのチャンスを向かえたものの、ここは仙台が守りきりました。
このCKを凌いだ仙台がいい攻撃をみせます。その後のCKのチャンスもありましたが、ゴールは生まれず。広島も時折ゴール前まで攻め込みますが、こちらもゴールは奪えず。
仙台は、右サイドからのクロスが直接ゴールかと思われましたがわずかに外れます。前半は、押し気味に勧めた仙台でしたが0-0で折り返します。
後半6分、仙台は西村がカットインしながら強烈なミドルシュート。辛くもGKがかきだすものの、詰めていた奥埜がプッシュしてゴール。優位に試合を進めていた仙台が先制します。
勢いにのる仙台がその後も攻め込み続けます。後半12分、FKの流れから増島が強烈なシュートも枠を外します。さらに、後半15分にもCKから増島が合わせるものの枠を外れます。
チャンスを多く作りながらも追加点が奪えない仙台。後半23分には、古林が足をつらせて、蜂須賀と交代になります。
広島は、後半25分、右サイドからのクロスにパトリックが頭で合わせるもポストに当たってしまいます。
仙台は、後半33分、蜂須賀がドリブルで持ち上がって右サイドからクロスに石原が合わせるもゴールは奪えず。
終盤、広島が攻める時間が長くなります。終盤には、広島の猛攻に防戦一方になる仙台でしたが、なんとか最後まで凌ぎきります。
試合は、1点を守りきった仙台が、1-0で勝利しました。
戦評
ベガルタが、ホームで意地を見せる試合となりました。前半から攻め込む展開が多かったものの後半の1点のみになってしまいました。それでも、広島相手に押し込みました。最後は、相手も残留争いから抜け出したいところなので、攻め込まれてしまいましたが、よく耐え続けました。
日産でのマリノス戦もそうですが、仙台が主導権を握っていた試合だけを観ると、この順位にいるようなチームではないように思えます。ただ、大量失点してしまったり、得点数があまり延びていない事で印象が悪くなっている感じもしますね。
かつての守ってカウンターというよりも、ボールを奪って自ら攻め込むというスタイルなので、決してJ1下位にいるような戦い方ではないです。おそらく、今のベガルタがJ2に落ちても、ただただ迷惑なだけでしょう。
決勝点の起点となった西村は、幾度となくサイドをかけあがりクロスをあげていました。得点シーンでは、中に切れ込んでのシュートが、奥埜の得点を呼び込みました。クロス一辺倒ではなく、シュートも狙っていけばこういった事も起きます。
下位の札幌、甲府が勝ち点1を分け合う事となり、勝ち点差6となりました。降格圏の大宮とは勝ち点差7で、大分楽になったと思います