2016年 J1 2ndステージ 第8節 ベガルタ仙台vs柏レイソルの試合観戦で、ユアテックスタジアム仙台まで行ってきました。
ユアスタでの仙台のゲームの観戦は昨年末の天皇杯以来となりました。その時も、同じく柏レイソルとの対戦でした。また、昨年の同時期に当時J1の松本山雅FC都の試合も観戦しています。J1リーグでのベガルタの試合は、それ以来となってしまいました。
試合前には、今年も松崎しげるの復興ライヴもあったりして場内も盛り上がっていました。前節には鹿島も下して、夏場なのに好調なベガルタです。
試合経過
それでは、試合です。
試合は、ベガルタペースでスタートしました。柏は、今ひとつ試合に入って行けていない雰囲気でした。ベガルタが、何度かチャンスを作っていたもののゴールには至らず。
しかし、前半15分、ベガルタのCKのチャンスとなります。このCKから、ハモン・ロペスがヘディングで合わせて、あっさりとベガルタが先制します。
さらに、前半19分、前線でボールを奪い、ウイルソンがドリブルでしかけて、そのままゴールを奪います。あっという間に、ベガルタが2-0とリードを奪いました。
この後も、ベガルタがペースを握る展開になったものの、徐々に柏が反撃に出ていきます。
そうした中で迎えた、前半32分、ハンドの判定でPKを与えてしまいます。これをクリスティアーノに決められて柏が1点を返します。
この1点で息を吹き返した柏が、ペースを掴み始めます。セットプレーでは、クリスティアーノが狙ってくるだけに油断なりません。
前半を2-1で折り返すと、後半は完全に柏がペースを握る展開となりました。すると、後半7分、伊東順也が右サイドを突破するとそのままシュートまで持ち込みゴールを奪います。柏が、2-2の同点に追いつきます。
この後も、柏のペースとなり、中々反撃の糸口が掴めないベガルタ。ただ、追加点も許さず、一進一退の攻防となります。
すると、後半27分、今度は柏がPKを取られます。このPKを、ハモン・ロペスが確実に決めて、ベガルタが3-2と勝ち越します。
これで、再びベガルタがペースを握り返します。後半39分には、左サイドからのクロスを柏がオウンゴール。これで4-2となり勝負ありました。
このままベガルタが、守りきり4-2で勝利しました。
戦評
思いもよらぬ、点の取り合いとなりました。序盤は、ベガルタペースで、ポンポンと2点が入って、このまま行けるかと思いましたが、そこまで簡単には行きませんでした。
PKで柏が1点を返してから、ベガルタの方が受け身に回ってしまいました。1点はリードしていたものの、柏が攻めこむ時間が長くなってしまいました。序盤はうまく攻撃にいけていたのが、なかなか前に出れなくなってしまいました。
それでも、ここまで、うまく守ってきていたんですが、後半に個人技からゴールを許して同点。勢い的には、完全に柏が上回る展開でした。ただ、勝ち越し点は許さず。ここで、辛抱強く粘った事で逆にPKのチャンスが生まれました。
PKで勝ち越しに成功すると、終盤にはまさかのオウンゴールで、追加点。終わってみれば4得点の快勝となりました。ベガルタの試合で、ここまで点が入る試合はあまりないので、珍しい物を見れたなという感じです。
同じ千葉のお隣さんにとっては散々な結果でした。沢山の入場者が訪れていた割には、すんなり帰路にも