第95回 天皇杯 準決勝 ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島の試合をNHKの生中継でテレビ観戦しました。浦和vs柏が延長戦となったため、前半途中からの視聴となりました。
チャンピオンシップでも優勝を争ったガンバvs広島。しかし、CWCも戦っていた広島よりも、ガンバの方がフレッシュでした。
試合展開
ガンバは、前半7分、パトリックの落としを宇佐美がシュート。ガンバが幸先よく先制点をあげる。
試合は、ガンバペースですすみ、前半は1-0で折り返す。
後半4分、広島は、寿人に当てたボールを浅野へ。こぼれたところを寿人がシュートも枠を外れる。
後半8分には、流れてきたボールをひろった茶島がシュートもバーの上を越える。
後半11分のガンバのFK。直接狙うが林の正面となる。
後半12分、ミキッチがカットインからシュートも、東口が防ぐ。
後半12分、寿人に代えて皆川を投入する。
後半13分、広島のCK。こぼれたボールを丸谷がシュートもバーの上を越える。
後半17分、ガンバのCK。シュートはバーの上を越える。
後半18分、広島は、ミキッチに代えて柏を投入する。ガンバは後半20分に、パトリックに代えて長沢を投入する。
後半20分、広島のFK。戻したボールを青山がクロスをあげて、水本が頭で合わせるがバーの上を越える。
後半22分、茶島がうまく抜け出してシュートも、東口に止められる。さらに、後半24分にはFKから直接狙うが東口の正面となる。
後半29分、ボールを奪った倉田がドリブルで持ち上がって長沢へ。ワンタッチでおとしたボールを宇佐美がシュート。これが決まって2-0となる。
後半32分、広島は清水に代えて山岸を投入する。
後半33分、山岸のシュートはブロックされる。後半36分には、右サイドからのクロスに皆川が合わせるが枠を外れる。
後半36分、ガンバは宇佐美に代えて井手口を投入する。
後半38分の広島のCK。これは逆サイドにクリアする。後半39分、広島は柏のクロスに浅野が頭で合わせるが惜しくも左に外れる。
後半41分の浅野のシュートも、枠を外れてしまう。
ガンバはATに入った後半46分、長沢が抜け出してGKとの1対1を確実に流し込み、3-0とする。
試合は、このまま3-0でガンバが勝利した。
戦評
まさかの展開というか、ガンバが圧勝という結果になりました。なんといっても、リーグ戦後半はあまりゴールがなかった宇佐美の復活が大きいでしょうね。
さらに、広島の方はCWCで怪我人が出ていたり、試合も過密日程でした。CWCの3位決定戦からは間隔が空いていましたが、準々決勝からは中2日の日程でした。
さすがの広島も、ここにきて疲労の度合いが大きくなっていたのは確かでしょう。塩谷が、累積で出れなかったも痛かったですね。
それでも、後半は広島らしい攻撃を見せてくれました。チャンス自体は作れていたので、同点に追いつけていれば試合展開は違ったものになっていたかもしれません。
そういう意味でも、後半の宇佐美のゴールは大きかったですね。その前の、倉田のドリブルでの持ち上がりが非常に効きました。
ガンバがチャンピオンシップでの雪辱を晴らす勝利で決勝に進出。天皇杯連覇をかけて浦和との試合となります。
なお、浦和が前回決勝に進出したときの相手も、ガンバでしたが、その時は浦和が勝利しています。ただ、その後ガンバは天皇杯を3回制覇しているんですね。浦和とすればチャンピオンシップで敗れた雪辱もあるでしょう。どっちが優勝するか、わかりませんね。