2015年なでしこリーグ エキサイティングシーズン第1節のジェフユナイテッド市原・千葉レディースvsINAC神戸レオネッサの試合を観戦しにフクダ電子アリーナまで行って来ました。
レギュラーシーズンの終盤でも当たった両者ですが、今度は第1節での対戦です。
INACは、今回はなでしこジャパン経験者をすべて先発で起用してきました。
試合経過
開始早々、INACの攻撃。川澄のシュートは山根が抑える。
さらに、高瀬に抜け出されるが、これはシュートが枠を外れて助かる。
ジェフは、保坂が右サイドでフリーとなり切れ込みながらパス。最後は、菅澤シュートを放つも枠を外れる。
INACのFK。ヘディングシュートは山根が防ぐ。
その後、試合はややINACの方がポゼッションで上回るもののこう着した状態となる。
するとINACはセットプレーからの攻め残りで残っていた中島が、右サイドからのロングボールに頭で合わせてゴール左隅に入れる。INACが先制する。
山根が、相手と交錯して、しばし試合が中断する。山根は無事に立ち上がり試合を再開する。
前半32分、ジェフレディースはCKのチャンス。これに、菅澤が頭で合わせてゴールを奪い、同点に追いつく。
その後は、追加点は生まれず。前半は、1-1で折り返す。
後半頭に、ジェフレディースは、筏井に代えて鴨川を投入する。
後半、開始10分ころまではINACペースが続く。ジェフレディースは防戦一方となる。
それでも、ジェフレディースはそこから、チャンスを作り出すがゴールは生まれず。
INACのチャンスは山根がしっかりと防いでいる。
ジェフレディースは次第に前にボールが運べなくなってくる。
それでも、ジェフレディースは山根の好セーブもありゴールは許さない。
後半26分、瀬戸口に代えて柳井を投入する。
ジェフレディースは、後半36分、保坂に代えて安齋を投入する。
その安齋が交代直後に、右サイドでボールを受けて突破。ゴール前に折り返し、鴨川が倒されるが、これはノーファウルの判定。
その後、両チームにチャンスがあったものの、得点は動かず。試合は、1-1の引き分けに終わった。
選評
なでしこジャパンメンバーを多数要するINACに苦戦しましたが、引き分けに終わりました。
後半は特に押し込まれる時間が長くなってしまいましたが、山根の好セーブもあり失点は許しませんでした。
INACは、最後まで山根の壁を崩せず。高めのボールはすべて山根が処理してしまうため、ゴールにはつながりませんでした。山根を崩すとしたら、前半の得点のようにヘディングで流し込むような形がベストなのでしょうが、後半はそういった形は生まれませんでした。
ジェフレディースは、前半に菅澤のゴールで同点に追いついたものの逆転弾は生まれませんでした。
菅澤のゴールはさすがだなと思わせるものでしたが、それ以外のところで得点チャンスが作れませんでした。
菅澤以外のところで得点源があれば、ジェフレディースも勝てる試合が増えそうなのですが・・・。
この試合に勝てば、INACの順位を上回れましたが、まずは1つ順位をあげて3位に浮上となりました。
[公式記録]