2015年 J2 第6節 京都サンガF.C.vsジェフユナイテッド市原・千葉をスカパーオンデマンドで視聴しました。
壮絶なセレッソ大阪戦から中3日で、またもや雨中の戦いとなりました。
試合展開
ジェフの先発は、GKに高木、CBに大岩とキム、右SBに北爪、左SBに太亮、ボランチに勇人とパウリーニョ、右SHに井出、左SHに谷澤、トップ下にネイツ、トップに森本という布陣でした。
怪我の金井に代わって北爪がプロ初先発を飾っています。
序盤は、ホームの京都が積極的に攻め込んできます。
ミドルシュート、CK、FKと京都のチャンスが続くものの、この時間帯はジェフもしっかりとしのぎ切ります。
前半10分、京都のGKがボールをキャッチしたさいに滑ったまま止まりきれずにペナルティエリア外に出てしまいFKのチャンスとなります。
このFKは、ネイツが直接狙うものの壁に当たってしまいます。
そして、迎えた前半15分のジェフのFK。太亮の蹴ったボールは裏に抜けてGKが弾いたボールにキムが頭で合わせてゴールを奪います。
この後は雨の影響もあって両チームとも流れをつかみきれず。一進一退の攻防となります。
前半22分の京都のFKは、バヤリッツァが頭で合わせるものの高木の正面となります。
さらに、前半25分ロビーニョのシュートは高木がはじき出します。
京都のチャンスが増えるものの、シュートが枠に飛ばなかったりと、ジェフの守備陣をあわてさせるところまではいっていません。
前半は、このまま0-1でジェフがリードして折り返します。
後半、序盤は京都にCK、FKとチャンスが訪れるものの、決定機は作らせず。
後半6分、井出に代えて佑昌を投入します。右に谷澤が回り、左SHに佑昌が入ります。
そして、後半11分、左サイドの佑昌に渡るとそこから持ち出して左足でのクロス。これに、ネイツが頭で合わせてゴール。0-2とします。
後半13分には、森本が相手ボールを奪ってシュートも跳ね返されます。
後半14分、ジェフのCK。ネイツが頭で落としてパウリーニョがシュートもブロックされてしまいます。
雨でボールが止まる場面が増えるものの、ジェフがどんどんボールにアプローチにいく事で京都に流れを渡しません。
京都は、セットプレーで数少ないチャンスとなるもののシュートに持ち込ませません。
後半24分、森本が相手GKが前に出ているのを見て、ロングシュートを狙うものの枠には飛ばず。
ジェフがペースをつかんでいるものの、雨の影響もあってチャンスは作れず。それでも、京都の方はシュートを打てません。
後半40分、大黒がやや強引な体制からシュートもバーの上を越えます。
後半43分、谷澤に代えて阿道を投入します。
後半45分、右サイドから阿道が落としてスルーパスはのびてしまい森本は追いつけず。
さらに、ネイツから阿道に渡ってクロスも、森本に合わず。
後半48分、森本に代えて田代を投入します。
試合は、このままジェフが0-2で勝利しました。
戦評
雨中の対戦で、ピッチ状態が良くない中でジェフの運動量が上回りました。3連戦の中で、これだけ動けるのはコンディションが良いのでしょう。
また、パウリーニョやネイツなどは馬力もあるため、悪コンディションの中でもボールを運ぶことができたのは大きいかったように思います。
後半、井出に代わって入った佑昌もスピードとフィジカルで貢献しましたし。
京都の方は、大木監督時代のサッカーとは別物といった感じで、大黒になんとか合わせるというしか攻め手がない感じでした。
前半にセットプレーから先制。後半の早い時間に追加点を奪っての完勝となりました。ネイツはこれで4得点目で、チーム得点王です。
3連戦は終わりましたが、4月は大宮、磐田との対戦もあります。1つづつ勝っていきたいところです。
選手評価
GK 高木 6.0
DF 大岩 6.0
DF キム 6.5
DF 北爪 6.0
DF 中村 6.0
DF 田代 -
MF パウリーニョ 6.0
MF 勇人 6.5
MF 井出 5.5
MF 谷澤 6.0
MF 田中 6.5
FW ネイツ 7.0
FW 森本 6.0
FW オナイウ -