2014年 J1昇格プレーオフ決勝 ジェフ千葉vsモンテディオ山形 1点が届かずJ1昇格を逃す

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2014年 J1昇格プレーオフ決勝を観戦しに、味の素スタジアムまで行ってきました。

当日、都内で法事があった関係で、バックスタンド側の指定席での観戦でしたが、ほぼゴール裏という位置でした。

ゴール裏の下層席は全て埋まって、上層階も開放になりました。たくさんのジェフサポが集結しました。

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試合展開

円陣ダッシュ

それでは、試合です。ジェフの先発は、GKに高木、CBに智とキム、右SBに慶、左SBに太亮、ボランチに健太郎と勇人、右SHに幸野、左SHに谷澤、トップ下に町田、トップに森本という布陣でした。

森本が無事に復帰してきました。ボランチは健太郎と勇人の組み合わせとなりました。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2014年 J1昇格プレーオフ 決勝 vsモンテディオ山形 先発フォーメーション
11.森本
28.町田
33.幸野
7.佐藤勇
16.佐藤健
8.谷澤
13.山口慶
20.キム
5.山口智
17.中村
24.高木
TextFormations

序盤、ジェフは勢いのある山形のプレッシャーを避けるため、長いボールを織り交ぜてきました。ジェフの方もプレッシャーもあり、山形の勢いはある程度消せていました。

前半4分、ジェフのCKのチャンスは跳ね返されるものの、ボールをひろって攻撃をしかけるものの、決定機は作れません。

前半9分の、山形のFKは、しっかりと跳ね返します。

山形のプレッシャーは、うまくかわしていたものの、長いボールはチャンスに直結するものはなく、ジェフの方も攻め手をかきました。

それもあり、一進一退の攻防が続きます。

前半21分、山形のロングスローは、防ぐもののボールを拾われてクロスをあげられると、高木がキャッチミスでCKにしてしまいます。
ただ、この山形のCKは、相手のファウルがあり事なきを得ます。

ジェフは前半25分、CKのチャンスに也真人がヘディングで合わせるものの、わずかに左に外れます。

ジェフ前半のCKのチャンス

前半33分の山形のFKは、ヘディングで合わせれるもののバールはバーの上を越えます。

前半35分、左サイドからのこうげき、最後は幸野がシュートも山岸が抑えます。

前半37分、山形のCK。一度は跳ね返したものの、ボールを拾われてクロスをあげられると山崎に頭で合わされて、ゴールを許してしまいます。

反撃したいジェフでしたが、逆に山形のセットプレーのチャンスが続きます。

2点目は許さないジェフは、前半43分谷澤がシュートもバーの上を越えてしまいます。

前半は、このまま0-1で折り返します。

後半4分、山形のシュートはバーの上を越えます。

攻勢に出るジェフは前半7分にCKのチャンスも、跳ね返されます。

ジェフ後半のCKのチャンス

さらに、後半12分、FKから智が頭で合わせるもののシュートはバーの上を越えます。

後半15分の山形のCKは高木がキャッチします。

さらに後半20分、山形のFKは壁に当ってCKとなります。このCKはジェフが跳ね返し、そのままカウンターのチャンスとなります。也真人がGKと1対1となりかわしてシュートも、ワンテンポ遅くDFに戻られてしまい防がれます。

後半32分、也真人に代えてケンペスを投入し、森本と2トップになります。

後半33分、ジェフのFK。シュートに持ち込むが防がれます。

ジェフの攻撃が続くものの、得点が奪えません。

後半40分、幸野に代えて佑昌を投入します。

後半44分、ボールが繋がって、裏にボールが通り谷澤が狙うものの、先に山岸が抑えます。

後半ATには、森本が抜けだして、山岸が釣り出されるものの、折り返したボールはわずかにずれて、ケンペスが反転ししてシュートも山岸が戻って対応されてしまいます。

結局、ジェフは1点を奪えず、0-1で敗戦となり、山形がJ1昇格を果たしました。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2014年 J1昇格プレーオフ 決勝 vsモンテディオ山形 試合終了時フォーメーション
9.ケンペス
11.森本
6.田中
7.佐藤勇
16.佐藤健
8.谷澤
13.山口慶
20.キム
5.山口智
17.中村
24.高木
TextFormations

 

戦評

勝者と敗者

今年も、J1昇格を果たすことが出来ませんでした。最後まで1点を奪うことが出来ませんでした。

序盤は、プラン通りだったと思います。長いボールが多かったのは、山形対策だったんだと思います。

ただ、そこからどうゲームをコントロールするかというのが見えませんでした。攻撃としては単調になってしまい、前半はあまりチャンスが生まれませんでした。

そして、山形にセットプレーの流れから失点してしまいました。VTRで見ると、クロスをあげたときには山崎はオフサイドの位置にいたようですが、現地で見てたときはわかりませんでした。選手も、誰もオフサイドのアピールはしてませんでしたから。

誤審であったとしても、ジェフには1点を取り切る力はあったと思います。後半戦は逆転で試合をものにする粘り強さが出ていましたから、1点は返せれると思ったのですが。

おそらく、関塚監督もそれが頭にあったのでしょう。ケンペスの投入タイミングが遅くなってしまいました。1点取れば、守備の事に頭を回さなければならないので、交代のタイミングを見誤ったのかなとも思います。

後は、チャンスでのシュートのタイミングがわずかに遅れたり、少し慎重になりすぎたりといったところで、山形の守備に阻まれてしまいました。

也真人がカウンターから抜けだした場面は、もう1テンポシュートが打てれば入ったかなぁという気がしますね。

ATでの森本が山岸を釣りだした場面も、いつもだったら角度がなくても打っていたかもと思えるところでした。ケンペスへの戻しのボールもダイレクトで打てるようなボールではありませんでしたから、ケンペスは強引にシュート打ちましたが対応されてしまいました。

山形の出足のよさだったり、山岸が当たっていたという事で、少し判断をあやまってしまったところもあったのでしょう。それも含めて、ジェフはここぞという場面での弱さが出てしまった感があります。

モンテディオ山形には、素直にJ1昇格おめでとうと言いたいです。これで、みちのくダービーが復活します。ベガルタも今年は残留争いをしましたから、残留を争う展開にはならないでほしいものです。

ジェフは、関塚監督が就任して最終的にリーグ戦を3位で終える事が出来ました。プレーオフで勝てなかったからというわけではなく、単純に来年は今年の成績を上回るのが当然の目標となると思います。プレーオフは今年が最後と思いたいですね。

という事で、2位以内を狙うのは必然の流れでしょう。優勝争いをして、自動昇格でのJ1昇格を勝ち取りたいところです。

選手評価
GK 高木 6.0
DF 智 6.0
DF キム 6.0
DF 慶 5.5
DF 中村 6.0
MF 健太郎 6.0
MF 勇人 5.5
MF 幸野 6.0
MF 田中 - 
MF 谷澤 6.0
MF 町田 5.0
FW 森本 5.5
FW ケンペス 5.5

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