2013年 総括 ジェフ千葉 シーズン前半

ジェフユナイテッド市原・千葉

2013年シーズンの振り返りのジェフ千葉編。今回はシーズン全体を振り返ってみたいと思います。
まずは、前半戦。第21節までを振り返ります。

乗り切れない序盤戦

開幕戦は苦手としているコンサドーレ札幌とホームで対戦したものの、後半ATの失点で敗れて黒星発進となりました。

続く、アウェイの熊本戦で勝利しシーズン初勝利をあげたものの、そこから3試合連続引き分けと中々波に乗れず。
シーズン序盤でアウェイガンバ戦を引き分けで乗り切ったのはまずまずでしたが、順位的には中位から抜けだせずじまいでした。

まだ、ケンペスのコンディションがあがっておらず、ジャイールも守備に難があるというところがあり、どうバランスを取りながら戦っていくかというところだったと思います。

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ただ、続く北九州戦で突如の大爆発。この試合では、SBに入った米倉のところからチャンスが作れていて、ケンペスも4得点と大当たりでした。

米倉とケンペスが直接絡んでという訳ではなかったですが、これが今シーズンの得点パターンとなるような試合になりました。

続く、アウェイ群馬戦にも勝って、シーズン初の連勝となり順位も3位にまで上昇するものの、次のホーム岡山戦では勝ち切れずに引き分け。

アウェイの水戸に敗れてシーズン2敗目を喫すると、福岡、京都には引き分けて中位を抜け出せないまま4月が終了します。

米倉の右SBは武器になっていたものの、まだ得点パターンとして確立出来てませんでした。ジャイールの穴が目立つ事が多くなった事もあり、ベンチスタートに回る事が多くなった時期でもあります。

京都戦なんかは、2-0から逆転しただけに勝ちきりたい試合ではありました。

GWの連勝と失速

4試合勝ち星がなかった状況からGWからは4連勝となりました。

愛媛戦、岐阜戦と決して調子が上がってきたという感じではなかったものの、無失点勝利できっちりと勝った事で勢いが付いてきました。

続く、富山戦、松本戦にも勝利して、気がつけば4連勝となり、順位も再び3位にまで上がってきました。

本来なら、この勢いが続いていきたいところでしたが、続くアウェイの長崎戦で敗戦すると、続くホームの山形戦では前半戦ワーストとも言える内容で、山形に走り負けてしまいシーズン初の連敗を喫してしまいました。

この連敗で、順位もプレーオフ圏内ギリギリの6位まで後退してしまいます。

長崎にはホームでも負けてしまう訳ですが、山形戦もそうだったように、走り負ける試合が多かった気がします。こういう相手には、なかなかボールも回せなくなりリズムが取り戻せないという悪循環になってしまいました。

まだ、前半戦ではあったものの、山形相手の黒星はこの先が心配になるような負け方でした。

きっかけを掴んで前半戦を折り返す

連敗で追い詰められた感じもしたジェフでしたが、アウェイの神戸戦では前半の劣勢を跳ね返して引き分けに持ち込みました。
ただ、続くホーム横浜FC戦でも引き分け止まり。神戸相手にいい試合をしたものの、勢いにのれず。岡本のPKセーブでなんとか引き分けた試合でした。

ただ、次のアウェイ徳島戦では、大塚と大介を先発で起用するとこれが当たりました。先制点をあげた兵藤のミドルシュートもすばらしいものがありました。

続く、ホームのヴェルディ戦では、兵藤とケンペスが怪我で欠場したものの、ナムと大塚のゴールで勝利しました。徳島戦からスタメンに起用された大塚が待望のゴールという結果を出して、一つきっかけをつかんだようなゲームとなりました。

前半戦、全体的には波の多かったように思います。ホームの山形戦なんかは、今季を象徴するようなゲームで、走るチームに勝てないという典型的なゲームでした。

良いゲームがあり、連勝していても、簡単に負けてしまったり、勝ち星があげられなくなってしまうという事がありました。それでも、前半戦を終えて4敗というのはギリギリまだいけるかなというところではありました。

というところで、後半戦に続きます。

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