ジェフレディースの丸山桂里奈が、高槻に移籍する事が決まった。
2011シーズンをもちまして、ジェフユナイテッド千葉レディース 丸山桂里奈選手がスペランツァFC大阪高槻に移籍することとなりましたのでお知らせいたします。
数日前に、ジェフレディースを退団する事が濃厚との記事が出まわっていたとおりとなった。
移籍先の、ウペランツァFC大阪高槻は、チャレンジリーグから今季なでしこリーグに復帰。吉本興業が提携・支援する事も決まった事で、桂里奈もプロ契約を結ぶようだ。
今季からなでしこリーグに昇格するスペランツァFC大阪高槻(大阪高槻)は16日、大阪市内で新体制発表会見を行い、昨年の女子W杯ドイツ大会優勝メンバーのFW丸山桂里奈(28)が千葉から移籍したことを発表した。プロ契約で契約期間は1年。背番号は14に決まった。右膝負傷からの完全復活を目指し、新たな環境での挑戦を選択した丸山は、打倒INAC神戸を誓った。
昨年のW杯優勝後もたびたびプロ契約を熱望していた節もあり、念願かなった格好になった。ジェフレディースは、プロ契約を結ばない方針だったようだし、移籍は時間の問題だったのかもしれない。
実際、W杯の活躍もあり、他にチームからのオファーもあったのかな!? ただ、昨年のオリンピック予選で大怪我を負ってしまった事で、移籍するかどうかは微妙な選択だったと思う。
当人からもブログでこのように言っている。
ジェフを含む、色々なチームと話し合い、その中でも私を本当に欲してくれていると感じた高槻に決めました。 高槻は二部から一部に昇格し、チームとして本当に成長しているので、私も一緒に成長していけたらいいなと思いました。
ジェフを含めた複数のチームと交渉があったようだ。INACとかベレーザではなく、高槻を選んだのは桂里奈らしいのかもしれない。もちろん、プロ契約してもらえるというのも大きかったろう。ジェフでは、アマチュア契約だったが、ホリプロに所属していたため、他の選手とは違いタレント活動が本業という形だったが、プロ契約した事で以前ほどタレント業はやらなくなるのかもしれない。
ジェフレディースに取って、戦力的にはマイナスだが、元々桂里奈が機能していた訳でもないので、大きな痛手にはならないだろう。能力的には、ジェフレディースの中では、一つ上をいくものがあったので、もったいないところではあるが。
ただ、今はリハビリ中の身だし、まずは怪我を完全に治す事が先決だろうね。クラブでゲームに出れるようになって、初めてなでしこジャパンにも呼べれるわけだし。まぁ、若手の新戦力も出てきてるし、五輪のメンバーに入れるかどうかは微妙なところだけど、あのドリブルはロンドンでも観てみたいな。
まずは、新天地でがんばれ桂里奈!!