FCWC 開幕戦の柏レイソルvsオークランド・シティの試合を日テレの中継を録画してテレビ観戦しました。
土曜日にJ1優勝を決めたばかりのレイソルが、FCWCに開催国枠で登場。
オセアニア代表のオークランド・シティとの対戦となった。
試合はレイソルが前半からペースを握る展開となった。
前半は、右サイドの酒井をよくつかった攻撃が目立った。
もちろん、レアンドロ・ドミンゲスが攻撃の中心にはいたが、前線の田中や工藤もいい動きをしていた。
ただ、さすがに相手は守備が堅いチームらしく、1点が入ってもおかしくない場面でふせぎきっていた。
押しながらも中々得点が奪えず前半も終盤へ。
このまま、0-0で折り返すのかと思っていた時間帯だった。
37分、田中がペナルティエリア内でうまく相手を振りきって、角度のないところからシュート。これが、決まってレイソルが先制点をあげる。
続く40分、CKのチャンスに、酒井のヘディングシュートはゴールポストにはじかれるが、こぼれ球を橋本がシュート。これを工藤がひろって、シュート。これが決まってあっという間に2点目を奪った。
前半は、2-0で折り返す。
後半になると、オークランドが攻勢に出る。選手交代を含めて攻撃的な布陣になりレイソルを攻め立てる。
ただ、レイソルもゴール前ではよく守っていた。中4日という事もあり疲れも出始めたのか、なかなか前線でボールが収まらなくなり、リズムがつかめなくなってしまっていた。
後半20分過ぎ。ペナルティエリアで酒井がグラウンダーのクロスを送るが、この直後に足を痛めて外に出てします。
結局、酒井は水野晃樹と交替する事になった。
オークランドの攻撃に手を焼いていたが、レイソルも徐々に盛り返すようになる。
晃樹は、酒井と違ってえぐってクロスと言うより、アーリークロス気味のボールが多かった印象だ。
後半の最大の見せ場は、34分。オークランドのFKを、菅野がファインセーブ。続くCKからのシュートも菅野がかきだしてゴールを許さない。
レイソルは、茨田に代えて栗澤、さらに田中に代えて北嶋を投入。
追加点こそならなかったが、オークランドを退けて、開幕戦に勝利。11日の準々決勝に駒をすすめた。
久しぶりにレイソルのサッカーをみた印象は、非常にバランスの取れたチームという印象。
チーム内での意思疎通がとれてるせいか大きな穴がほとんど開かない。
好守で、キーになる選手がいるので、ホントに偏ることなく試合を進めてる印象だった。
なにより、ベンチのメンバーが豪華、北嶋やアン・ヨンハ、栗原、水野って、レギュラークラスがいるんだから。
前に、どっかの試合の中継を見た時もゴールを決めていた田中順也だが。あーいう難しいゴールをいとも簡単に決めるという印象がある。
今日のゴールは、元レイソルで同じくレフティの玉田にも似た動きだった。あーいうゴール得意だし。玉田は、肩口を抜くゴールの方が得意だったかな!?
日程的にはおしているものの、J1で優勝した勢いそのままに出場しただけあって、調子のよさを保っているようだ。
次の試合は、北中米カリブ海代表のモンテレイ。オークランドとは一味違う強さだとは思うが、今日の調子なら期待できるかも知れない。