W杯後、初の国際Aマッチとなった、日本代表vsパラグアイ代表の試合を日テレの中継で観ました。
なかなか、監督が決まらなくてやきもきさせられましたが、会場は満員のようです。とりあえず、代表の方はW杯後初の試合という事で、W杯景気がつづいているようです。
日本のメンバーは、GKに川島、CBに中澤と栗原、右SBに内田、左SBに長友、ボランチに憲剛と細貝、右MFに松井、左MFに香川、トップ下に本田、1トップに森本という布陣です。
| 19.森本 | |||
| 11.香川 | 8.松井 | ||
| 18.本田 | |||
| 16.細貝 | 14.中村 | ||
| 5.長友 | 6.内田 | ||
| 20.栗原 | 22.中澤 | ||
| 21.川島 | |||
序盤は、日本の前の4人でうまく相手を押しこんでいく。香川の動き出しも素晴らしい。森本もアグレッシブだ。
前半9分、本田のFKは相手GKの前で落ちるが、森本の足は届かず、相手にクリアされる。
その後もしばらくは日本ペースで進むが、徐々にパラグアイにボールを拾われる展開になる。日本は、DF陣、ボランチの2人がうまくスペースを埋めてなんとか対処するが、苦しい時間が続く。
ようやく、前半も終盤になって、日本がペースを取り戻すものの得点は奪えず。前半は0-0で終える。
後半は、五分五分の展開も、パラグアイに何度か危ない場面を作られる。
日本は、香川を中心に攻撃をしかけるが、パラグアイの固い守りにゴールが奪えない展開が続く。
日本は、森本に代えて岡崎が投入される。岡崎投入で前線の動きが活発になる。
そして、19分、中村憲剛からのパスを受けた香川がそのままスピードを殺さずに突破。シュートはポストに当たりながらもゴールイン。日本が先制する!!
この後、松井に代えて藤本淳吾を投入する。藤本もいい動きをみせてくれている。
23分、栗原がDF時に負傷して、岩政と交代する。
中澤と岩政との間のギャップをパラグアイに突かれてピンチを迎える場面もあったがなんとか防いでいる。
33分、本田に代えて、橋本を投入。橋本は、そのまま本田のポジションに収まったようだ。
| 9.岡崎 | |||
| 11.香川 | 12.藤本 | ||
| 2.橋本 | |||
| 16.細貝 | 14.中村 | ||
| 5.長友 | 6.内田 | ||
| 13.岩政 | 22.中澤 | ||
| 21.川島 | |||
終盤、パラグアイに攻め立てられる場面を多く作られるがなんとか対処している。
ロスタイム直前には、内田に代えて、槙野を投入し3バック気味に変更する。さらに、ロスタイムには香川に代えて、駒野を投入。3バックというよりか、5バックのような形になり、守りに入る。
そして、ロスタイム、パラグアイの攻撃を凌ぎ切り、日本が1-0で勝利した。
| 9.岡崎 | |||
| 2.橋本 | 12.藤本 | ||
| 5.長友 | 3.駒野 | ||
| 16.細貝 | 14.中村 | ||
| 23.槙野 | 13.岩政 | ||
| 22.中澤 | |||
| 21.川島 | |||
この試合で一番動きがよく、ゴールの可能性を感じさせてくれた選手が得点を決めたというところで、非常にいい結果で終わったと思う。
正直、前の方のメンバーがかなり自由にやっていた部分で、押し込まれたときには、守備の部分でかなり負担がかかってはいたとは思う。
森本は非常にいい選手だが、やはりまだ日本のやり方に慣れていないというか、全体の守備というところでは使いづらい選手なのだろう。森本の得点能力の高さがまだ生かしきれていないという部分でも、なんとか代表にフィットさせないといけない。
この日、もっとも輝いていたのが香川真司。どうして、この選手がW杯のメンバーに選ばれなかったのか!?というふうに感じてる人も多いだろう。単純に言えば、代表にフィットしていなかったというのと、今シーズン最初の出遅れが大きな原因だろう。
それと、本田の台頭で、中盤の構成のバランスからはじき出されたというところもある。
セレッソで昨年までJ2でプレーしていて、J1のスピードに慣れるのに少し時間がかかってしまった・・・。まぁ、香川もチームもその後立てなおして、今セレッソは2位につけているわけだけど。
まぁ、何にしろ、香川は2010年W杯後の中心メンバーになるであろう事は間違いない。
前のメンバーが攻撃的だったところで、細貝もよくやっていたなと思う。そして、憲剛はまさに司令塔という感じでした。
それにしても、この試合、原監督代行の手腕はなかなかのものでした。
監督代行として、2日ほどの練習期間で、ここまでチームとして出来上がってるとは思わなかった。相手が、W杯メンバーを相当数選出されていたパラグアイ相手にまともな試合が出来るのかと思ってたくらいだから、十分な評価に値する。
しかも、選手は代表監督不在の中で、この試合をどう捉えたらいいか難しい中で、しっかりとゲームに臨ませていたのも原監督代行の手腕なのかなと思ったりしてます。
半分本気、半分冗談ではあるけど、ザックがダメならヒロミでいいんじゃない?!と思ってしまった程である。
独断と偏見ですが、最後に選手評価を。
選手評価
GK 川島 7.0
DF 中澤 7.0
DF 栗原 6.5
DF 長友 6.5
DF 内田 6.0
DF 岩政 5.5
DF 槙野 -
DF 駒野 -
MF 細貝 6.5
MF 中村 7.0
MF 藤本 6.5
MF 橋本 6.0
MF 松井 6.0
MF 本田 6.5
MF 香川 7.5
FW 森本 6.5
FW 岡崎 6.5
