国立まで、高校選手権の準決勝を観に行ってきました。
丁度、第一試合の矢板中央vs山梨学院の試合の後半途中でした。

あんま、座るところなかったんで、ゴール裏の上段に着席。

第一試合は山梨学園が2-0で勝利。初の決勝進出です。

続く第二試合は、関大一vs青森山田の試合です。

序盤、関大一がペースを握る。青森山田は、なんとか守っていたが、なかなかボールをキープできず、持ち味のパスワークが生かせずペースがつかめない。

関大一の波状攻撃に苦しんでいた青森山田だったが、徐々に前でボールを持てるようになる。持ち味のパスワークも生きてきて、徐々にペースを掴みはじめる。
青森山田がペースを握り始めた30分。ペナルティエリアでタックルを受けてPKをゲット。
このPKを野間が落ち着いて決めて、青森山田が先制する。

この1点でペースが狂い始めたのか、関大一は序盤のいい攻撃が影を潜めるようになってしまった。逆に、青森山田が中盤で圧倒する展開になる。
青森山田は、39分にキャプテン椎名の技ありループで2点目をあげる。

前半は、青森山田が2点をリードして終える。

後半に入っても、青森山田がペースを握る。
関大一も徐々に盛り返してはいたが、ゴールが遠い。

青森山田は、何度となく決定的チャンスがあったが、3点目が入らない。3点目を取っていれば、試合は決まっていたのだが・・・。

青森山田は、関大一の攻撃を無失点に食い止めて、試合も終了間際。
試合後の予定があったので、早々に引き上げようと思っていた最中、関大一に1点を返されてしまう。さらに、もう1点返されて、土壇場で関大一が同点に追いつく。

試合は、大会規定でPK戦に突入。
青森山田は柴崎があっさりと決めたに対して、関大一は一人目が外してしまう。
青森山田は2人目が外してしまったが、3,4人目はキッチリと決める。
関大一は2人目も外してしまったが、こちらも3,4人目は決めた。

青森山田の5人目が決まれば、青森山田の勝利だったが、これを外してしまう。
関大一の5人目、これがきまればサドンデス。だが、青森山田のGK櫛引がPK戦3本目のビックセーブでこれを止める。

試合終了間際に追いつかれる苦しい展開ながらも、青森山田が初の決勝進出を決めた。

関大一は、八千代戦で試合を観ていたので、これは強いなと思ってたんだが、青森山田に2点をリードされてから、思うような攻撃ができなくなっていた。
それでも最後は2点差を同点に追いつかれたのだから大したもの。

青森山田は3点目を決めるチャンスが何度もありながらも決められなかったのが痛すぎた。少し、余裕がありすぎたのかな。最後に、2失点してしまったのも、油断があったのかなと思う。

しかし、この試合は事実上の決勝戦とも言えるいい試合でした。まぁ、第一試合を見た限りでも、この2チームの方がいいチームだったと思います。
青森山田は決勝勝たないとね。もったいないよね。

予想外のPK戦で、国立から出る時間が遅れてしまいましたよ・・・。