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キリンカップ2009 日本vsベルギー

日テレの中継で、キリンカップの日本代表vsベルギー代表を観ました。

日本の先発は、GK 楢崎、CBに中澤と闘莉王、右SBに内田、左SBに長友、ボランチに長谷部と遠藤、右MFに俊輔、左MFに大久保、トップ下に憲剛、1トップに岡崎という布陣。
俊輔と大久保は、FWといってもいいポジショニングだった。

前半から、日本がペースを奪う展開。ベルギーがかなり引き気味だった事もあり、ポゼッションで完全に日本が主導権を握っていた。

さすがに、ベルギーの高さもあり、ゴール前で跳ね返される事も多かったが、チャンスは数多く作り出せていたし、シュートも多かった。

21分、長友が左サイドを突破、そのまま左足で強烈なシュート。これが決まって、日本が先制する。
さらに、その数分後、闘莉王の長いパスから憲剛が突破して、右足シュート。これが決まってあっという間に2-0とした。

その後、少しペースが落ちて試合が落ち着いた感じになってしまったが、このまま前半を2-0で終える。

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後半開始時に、俊輔と長谷部を下げて、本田と橋本を投入。

後半になって、ベルギーが前から出てくるようになったことで、少し守勢に回る事が多くなった。ただ、それでも、全体的には日本のペースは変わらない。

ベルギーの攻撃が落ち着いてきた、後半15分、右サイドから大久保が上げたボールを岡崎がダイビングヘッド。これが決まって、3-0とする。

この後、日本は遠藤に代えて阿部を投入。さらに、憲剛に代えて興梠、岡崎に代えて矢野を投入する。
後半32分には、左サイドの長友からの低いクロスに矢野がスライディングで合わせて4-0とする。
このゴールの直後に大久保が負傷し、結局10人で戦う事になったが、それでも日本ペースのまま試合を終えた。

これで、2戦連続の4-0の勝利で、キリンカップ3連覇となった。

チリ戦でみせた、日本の成熟度がこの試合でも見れた。高いベルギー相手に手こずる場面もあったが、終わってみれば4-0と圧勝となった。

ピンチの数もチリ戦で見せた危うい場面もほとんどなく、無難に終えた。

この試合、先発メンバーの中では病み上がりの大久保が今ひとつフィットしてないなぁという印象だった。試合感の問題もあるのだろうが、一つ気がかりなところだ。
同じく、ケガ明けの興梠も突破してファウルをもらう場面はあったが、これといったチャンスを作れなかった。

そんな事もあるが、全体的には上出来で、怪我人などの離脱者も戻ってきて、W杯予選前としては万全の体制と言っていい内容だろう。

選手評価
GK 楢崎 6.5
DF 闘莉王 6.5
DF 中澤 7.0
DF 山口 -
DF 長友 7.5
DF 内田 6.0
MF 遠藤 6.0
MF 長谷部 6.5
MF 橋本 6.0
MF 阿部 6.0
MF 俊輔 6.0
MF 本田 6.5
MF 大久保 5.5
MF 憲剛 6.5
FW 岡崎 6.5
FW 矢野 6.0
FW 興梠 5.5