久しぶりに国立へ向った。FC東京vsジェフユナイテッド市原・千葉の観戦です。
いつ以来だろうか、国立は!?ナビスコ決勝か、なでしこの試合を観にいって以来だな。
国立だからか、FC東京の試合だからか、食べ物が高いし、少ないし、うまそうに見えない。とはいえ、信濃町近くのコンビニは弁当が品切れ状態で、競技場内で買うしか選択詩がなかったもので・・・。
この日は、神宮で野球の試合もあるようだったんで、その性もあるんだろう。
食糧など買ってから、アウェイゴール裏へ。ゴール裏サポの陣取っている付近はさけて、最上段付近の席に陣取った。18時くらいになっていた。さすがに、最上段付近は風もあって、冷えてきた。
2016年のオリンピック招致関連のイベントで、鈴木大地さんが聖火を点灯するというイベントがあった。
\n\nこれは、ジェフ側のゴール裏からも拍手が起こっていた。根っからの千葉っ子じゃないので、オリンピック東京招致がどういう感覚なのかはわからない。まぁ、サッカー競技に限って言えば、日本でオリンピックが開催される事に意義はあると思うが。
\n\nさて、試合だ。
\n前節から、櫛野を岡本に、谷澤を米倉くんに変えただけで、布陣は変わらず。
試合序盤は、ややFC東京ペースとなる。そこから、徐々にジェフが盛り返すといった流れだった。
\nだが、18分に石川直宏がドリブルでするするっと抜けてシュート。これが岡本の指先をかすめてゴール。FC東京に先制を許す。
ここまで、守備陣に大きな崩れはなかっただけに、残念な失点だった。この後、ジェフも反撃を試みるが、前節ほどのいい流れはつかめないまま前半を終える。
\n\n後半の頭、池田に代えて、和田を投入。現場ではわからなかったが、池田は怪我をしたらしい。
\n\n前半よりは少しリズムがよくなったものの、チャンスの数ではFC東京が上回る。
\nオフサイドとなったが、ゴールを揺らされる場面もあって、ヒヤヒヤものだった。
後半18分には、米倉くんに代えて、谷澤を投入。
\n谷澤が入ってきて、ジェフの攻撃が活性化しつつある。
斉藤に代えて、下村を投入。チャントの途中だった事もあるだろうが、ビハインドを負っているなかで、走って交代しにいった斉藤に対して、拍手のひとつも起こらないのってどうなんだろうか!?
\n\n\n\nFC東京の攻勢が落ち着いてきて、ジェフがチャンスを作れるようになってきた。
\n巻が惜しいヘッドもあったが、バーに嫌われる。
\n1点差で終盤を迎えたが、この状況はFC東京側の方が嫌な展開だったかもしれない。昨シーズン最終節のフクアリでの試合が頭をよぎっていたかもしれない。
後半40分過ぎ、谷澤がスローインから、アレックスがサイドを抜けて、中央に速いグラウンダーのクロス。これに、巻が詰めていて、ついに同点に追いつく。
\nこの後は、ジェフが押せ押せとなる。こういう展開では、カウンターも心配だったが、追いつかれた事でFC東京の選手達の動きがちぐはぐとなっていたように思えた。
\n勢いのままジェフは、ロスタイムに谷澤のスルーパスから、最後は深井が落ち着いて決めてついに逆転。残り少ないロスタイムも過ぎて、今季初勝利となった。
良くも悪くも、開幕戦以外は1失点に抑え続けていた成果がやっと出た。
\n無失点にこそ抑えられていないが、これだけ守備が堅いジェフはここ何シーズンもあまり記憶にない。
後半40分に追いついた事で、心理的にダメージを負ったのはFC東京の選手の方だろう。フクアリでの奇跡はやはり奇跡だと思うが、ある種のトラウマのようなものが残っていたのはFC東京の方が大きかったのかもしれない。
\n\nただ、1失点を無失点に抑えられないというのもあるし、攻撃面でも前節ほどボールの繋がりはよくなった。それに、相変わらずクロスの精度が悪すぎる。
\n工藤なんか、いいパスは出すんだが、サイドからのクロスの精度が今ひとつなのが不思議でしょうがない。
機能はしているものの、斉藤のポジションで交代枠を使わなきゃいけないのも、今後は課題になるだろうなぁ。
\n池田の負傷で、坂本が急造CBに入っていたようだが、うまい事いってよかった。良太がCBに入ると思ったけど、そうじゃなかったんで。
次節のレッズ戦の前に一つ勝てたのは大きいなぁ。これで勝ち点6で順位も上がったけど、勝ち点は上も下も詰まった状況で、昨シーズン以上の混戦になりそうな感じ。
\nこういう混戦模様では、守備がある程度うまくいってるというのは一つのアドバンテージだと思う。これが、レッズや、アントラーズ相手にどこまで通用するか見てみたいものだ。