2022年W杯 ドイツvs日本 ドーハの歓喜
カタールW杯も開幕。いよいよ、日本の初戦となります。久しく、代表戦の感想は書きそびれていましたが、せっかくなので書いてみることにします。
試合経過
日本代表の先発は、GKに権田、CBに吉田と板倉、右SBに酒井、左SBに長友、ボランチに遠藤と田中、右シャドーに伊東、左シャドーに久保、トップ下に鎌田、トップに前田という布陣になりました。
まずは、前半5分の日本のCKは、はねかえされる。その直後、日本がハーフカウンター。伊東が右サイドを抜け出して、折り返しを前田が押し込むが、これはオフサイドの判定。
前半16分、ドイツは、シミッチがシュートもブロックする。前半16分、ドイツのCK。リュディンガーが、ヘディングで合わせるが右に外れる。前半20分にもドイツがミドルシュートも権田がセーブする。
前半28分、ドイツはギュンドアンがミドルシュートも権田が抑える。前半29分には、ドイツが連続シュートもブロック。さらにクリアして難を逃れる。
前半32分、ドイツが左サイドから攻め込むが、権田がファウルを取られてPKの判定となる。このPKをギュンドアンが決めてドイツが先制する。
その後も、ドイツがシュートを放ち続けるてんかいとなるが、枠を外してくれて助かる。前半49分には、ドイツがシュートのこぼれを押し込んでゴールかと思われたがVARでの確認ごオフサイドの判定に変わる。
前半49分、長友のクロスに前田が合わせるが右に外れる。
前半は、このまま1-0で折り返す。
日本は、ハーフタイムに、久保に変えて冨安を投入する。3バックに変わり、3-4-3の布陣に変わる。
後半2分、ドイツが右サイドからニャブリがシュートも上に外れる。
後半5分、日本は伊東がドリブルでしかけて、こぼれを鎌田がシュートも相手にワンタッチあって外れる。
後半6分、ドイツはムシアラがカットインしながらシュートも上に外れる。
後半9分、酒井のクロスを鎌田が折り返すがラインを割る。
後半12分、長友に代えて三笘、前田に代えて浅野を投入する。
後半13分、日本は、伊東のクロスに浅野が飛び込むが枠には飛ばず。
後半15分、ドイツはギュンドアンのシュートもポストに当たって外れる。
後半21分、三笘のパスから浅野がシュートもブロックされる。後半22分、日本のCK。吉田が頭で折り返すが、はねかえされる。
後半25分には、ドイツが怒涛の攻めを見せるが、権田が連続してシュートストップで、ドイツに得点を許さない。
後半26分、田中に代えて堂安を投入。鎌田がボランチに入り、堂安が右シャドーに入る。
後半28分、伊東のシュートはGKが弾く。こぼれをシュートもブロックされる。
後半29分、酒井に代えて、南野を投入する。伊東が右WBに回る。
後半30分、三笘がしかけて南野へパス。南野がシュート性のクロスをおくったところをGK弾く。このこぼれを堂安がシュート。これが決まって日本が同点に追いつく。
後半39分には、板倉のロングパスを受けた浅野が裏に抜け出してそのままシュートに持ち込む。これが決まって、日本が逆転に成功する。
この後、ドイツが押し込む展開となり、シュートを浴びせ続けるが、日本が失点を許さず。最後まで、守り切る。
試合は、このまま1-2で日本が勝利した。
戦評
しかし、これは凄い事をやってのけたなあというのが、正直なところです。相手が強豪ドイツではありますが、日本はドイツでやっている選手もいるので、比較的情報は多いというのはあります。もちろん、相手も日本のことはよく知っているでしょうが。勝ち目は薄いかもしれませんが、まだスペインよりは可能性はあるかなという気はしていました。
ただ、前半はドイツの圧力にいいところがあまりだせませんでしたね。序盤こそ、相手の出方を探る感じではありましたが、ドイツがどんどん前にでるようになってから、受け身になってしまった感じがあります。ハイプレスも、なかなかハマらない事が多くて、自陣までボールを持ち込まれてしまう事が多くなりました。
なんとかしのいでいたけれど、権田がPKを与えて先制を許してしまいました。さらに終了間際にも失点かと思われましたが、VARでオフサイドに。実際、この判定には助かりました。前半2-0だったら、後半の逆転劇はなかったでしょうから。
後半頭から、3バックに移行。前半、あまりボールをもてなかった久保に代えて冨安。酒井、長友を高い位置に置いて、よりサイドを手厚くという布陣になりました。この変化は、少しづつではありましたが、日本が徐々に攻撃の回数を増やしていきます。実際、シュートの数は増えました。
堂安、三笘と続々投入。正直、三笘WBは、どうなの!?と思いましたが、ここでボールを持てるのが、結構悪くはなかったです。とはいえ、ドイツが連続シュートで、あわや失点の場面もありましたが、ここを権田が連続セーブでしのぎ切りました。ここも非常に大きかった。
同点弾は、左で三笘が持ったところから南野が裏で受けます。強烈なシュートをノイアーが弾き出しますが、堂安が詰めていました。これをきっちり、ノイアーの上を超えるシュートで同点に。
さらに、追加点。板倉がよく見えてました。相手のDFラインが崩れていたところを見逃さず。浅野へピンポイントでロングパス。このまま突破して、最後はノイアーの肩口をぶち抜くシュートを決めました。これは、気持ちよかった。超攻撃的な布陣で、後半ATも7分。非常に長く感じましたが、守り切りました。
ドイツ、スペインと同居するグループリーグで、ドイツ相手に初戦白星は大きい。とはいえ、まだ初戦に勝ったばかり。次のコスタリカに勝って、決勝トーナメントに近づきたい
選手評価
GK 権田 7.5
DF 吉田 6.0
DF 板倉 7.0
DF 長友 6.0
DF 酒井 6.0
MF 遠藤 6.0
MF 田中 6.0
MF 伊東 6.5
MF 久保 5.5
MF 三笘 7.0
MF 堂安 7.5
FW 前田 5.5
FW 浅野 7.5
FW 南野 6.0
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