2019年 J2 第7節 ジェフ千葉vsFC琉球 寿人弾で首位撃破
2019年 J2 第7節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsFC琉球の試合を観戦しにフクダ電子アリーナまで行ってきました。
今シーズン唯一のフクアリ平日開催でしたが、なんとか現地観戦出来ました。日が出ている間はまだマシでしたが、日が落ちるとかなり肌寒い日となりました。
試合経過
ジェフの先発メンバーは、GKに優也、CBに増嶋とエベルトと新井、右WBにゲリア、左WBに下平、ボランチに田坂と矢田、右WGに堀米、左WGに工藤、トップに寿人となりました。前節がトップが寿人に変更。移籍後初先発となりました。
ジェフは階層そう、工藤が左サイドを抜け出して中にボールを入れるが、これはGKがキャッチする。
琉球がボール回しで上回りペースを握る展開となる。前半4分、琉球が遠目からシュートも、優也が抑える。さらに、前半10分、琉球が右から攻め立て、シュートもブロックする。
前半13分、琉球のCK。岡崎が頭で合わせたボールはバーに当たる。前半14分には、増谷がワンフェイントからシュートも優也が抑える。
その後も、琉球がボールを握る展開た続き、前半23分、琉球が中央から左にだし富所がシュートも上に外れる。
その後、ようやくジェフもボールを回せるようになっていき盛り返していく。前半33分、ボール奪取から寿人が持ち上がって、堀米へ。田坂を経由して、堀米から工藤へ。工藤が右サイドのゲリアにわたすと、ワンタッチで中にボールを入れると堀米がカットインしながらのシュートもGKに防がれる。このこぼれ球をエベルトが狙うがブロックされる。
続く、ジェフのCKは、跳ね返される。クリアボールからのスローインを受けた優也からゲリアに渡すと高い位置にいた新井へ。新井からのパスを受けた工藤が縦に長いボールを入れると寿人が頭で落として堀米へ。堀米が右に流れながら中を覗い、左サイドへのクロス。このボールを下平がダイレクトで折り返すと中央に入り込んだ寿人がスライディングで押し込みゴールを奪う。
その後、琉球の反撃に出る。前半37分、富所のシュートは優也が弾いてしまうが、これは抑える。前半42分、琉球のFKは、優也の正面に飛びキャッチする。
ジェフは、前半45分、矢田からの縦パスに寿人が抜けだし、戻したボールを堀米が狙うがブロックされる。
前半は、このまま1-0で折り返す。
後半早々の2分、琉球のCK。はねかえしたボールを拾われて左サイドのクロスをダイレクトで蹴り込まれるが、これはオフサイドの判定となる。
ジェフは、後半7分のCK。増嶋が頭で合わせるが、GKに防がれる。
後半15分、足をつった堀米に代えて茶島を投入する。
ジェフが次第にペースを握り始める。後半18分、ゲリアが右サイドから突破して折り返すが、シュートは打ち切れず。後半20分には、クロスから左に送って下平がヘディングで合わせるが枠を外れる。
後半20分、寿人に代えてアラン・ピニェイロを投入する。
琉球は後半25分、左からのFKも、これは優也がキャッチする。後半30分、ルーズボールを拾った田坂がミドルシュートも右に外れる。
後半33分、足を痛めたゲリアに代えて為田を投入する。茶島が右WBに周り、工藤と為田がシャドーに入る。
後半35分、琉球のCK。跳ね返したボールをミドルシュートで狙うが優也がキャッチする。後半36分、琉球は河合がドリブルからのミドルシュートも畝に外れる。
後半42分、為田がボールを奪ってドリブルで突破したところをファウルで止められてFKを得る。このFKを茶島が直接狙うが壁に当ててしまう。
琉球は、後半49分にFK。増谷がヘディングで合わせるが右に外れる。
試合は、このまま1-0でジェフが勝利した。
戦評
首位琉球相手に見事な勝利でした。スカウティングから徹底された琉球対策で、最後までゴールを割らせず。今季初先発の寿人が自らのゴールで勝利を得る事が出来ました。
序盤は、琉球のボール回しに苦しみました。ただ、最後のところではやらせないような守備だったので、決定機はそれほど作られてはいませんでした。ようやく、ジェフがボールをもてるようになったのが30分に近づいてから。
前半33分の堀米のシュートにつながった流れは非常によかったのですが、ゴールを奪った場面では、自陣での優也のパスから攻撃が始まりました。優也→ゲリア→新井→工藤→寿人→堀米→下平→寿人と渡ってのゴールでした。
琉球は、シーズン始まってから初めて先制を許す展開でした。焦りはなかったでしょうが、やはりジェフの対策に手を焼いていたこともあり、攻めづらかったとは思います。ジェフは、単発でのチャンスが多かったものの、攻撃面でもチャンスがあり、もう1点とればも少し楽に勝てていたかもしれません。
結局、プレスに奔走した寿人、堀米は途中交代。ゲリアも足を痛めての交代でしたが、この前の3人+ゲリアといった辺りがうまく相手のパスを限定してくれたおかげで守備はかなり楽になったようです。どんどん前掛かりになる琉球の攻撃スピードを遅らせるには十分だったでしょう。
結果、福岡戦よりもさらに守備が安定したように思えます。攻撃面では、複数得点が奪えてないので、楽な試合運びとはなってませんが、2試合連続のウノゼロ勝利は自身になりそうです。
次はアウェイでの金沢戦。昨シーズンは1度も3連勝がなかっただけに、まずは昨シーズン果たせなかった3連勝への最初のチャレンジとなります。金沢に勝てば、順位も入れ替わって上にいけるだけにやり遂げたいですね。ただ、アウェイなので最低限でも勝ち点1を持ち帰る事が大事になるでしょう。
選手評価
GK 優也 6.0
DF 増嶋 6.5
DF エベルト 6.5
DF 新井 6.5
MF 下平 6.0
MF ゲリア 6.5
MF 田坂 6.5
MF 矢田 6.0
MF 堀米 6.5
MF 工藤 6.0
MF 為田 6.0
FW 寿人 6.5
FW アラン 6.0
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