ジェフユナイテッド2019
ジェフユナイテッド市原・千葉の2019年シーズンが始まります。 今シーズンの補強動向の振り返りと今シーズンの展望を書いてみたいと思う。
移籍動向
それでは、移籍動向から振り返ってみたいと思います。
外国籍選手が軒並み満了となりました。ラリベイ、サリーナス、ロドリゲスが契約満了となりました。
さらに、町田、指宿、清武、近藤が移籍。この2年のエスナイデル体制で主力として活躍してきた選手だっただけに大きな痛手となりました。町田は、もう29歳。J1でプレーできるチャンスがあるなら、これが最後のチャンスでもあるだけに致し方がないとは思います。清武は、昨シーズン前半戦で活躍した勢いがなくなり、今年は大幅に出場減となりましたから致し方ないですかね。
指宿もまたJ1チームからのオファーという事で、新潟時代いらいの挑戦になると思います。そして、近藤は、東京ヴェルディに移籍。途中でキャプテンから下りたりした事もありますが、いろいろあったのでしょうね。
さらに、若手では高橋壱晟が山形へレンタル、杉山が富山へ、岡野が引き続き大分へ、溝渕は松本へレンタル移籍となっています。今季の出場がどれだけ出来るかわからない状況なだけに、試合に出れるチームで力をつけるのは一つの選択であると思います。成長して帰ってきてほしいですね。
2019年のチーム編成
新加入の選手は、堀米、新井、田坂、鈴木。さらには、佐藤寿人がジェフに帰ってきました。個人的には嬉しいニュースでしたが、年齢的な事もありどれだけ出場機会を得られるかはわかりませんが、まだまだ得点感覚は失せていないはずです。新卒ルーキーでは相澤ピーターコアミが加入しています。
外国籍選手では、ベネズエラ代表のベラケラス。さらにヴェルディからアラン・ピニェイロ。そして、クレーベが追加加入となっています。アランとクレーベの加入で、高さという面では、ラリベイ、指宿がいなくなった穴は埋めてくれそうです。
TGや、ちばぎんカップを観る限り、堀米とアランはかなりチームにフィットして来ているようです。新井は、守備固めという部分も大きいですが期待されている事がわかりますね。ベラケラスに関してはいまのところ、エベルトの方がフィットしている事もあり、これからというところになりそうです。
フロンターレからきた田坂は今の所、右SBでの起用が濃厚で、ゲリアとのポジション争いになりそうです。ゲリアとはタイプも違うので、どう使い分けていくかというのもみものです。ゲリアと田坂が入った事で、茶島や真希がSBで起用されるケースは減りそうですね。
チームは極端なハイラインは自重して、ある程度バランスを取りながらラインを上げ下げするようにしているようです。ハイプレスも、いけるときはいくという形に変えています。この方が、バランスとしては良さそうですが、キャンプ中のTGから通じて得点があまり取れていないのは気になります。ただ、ちばぎんカップなんかをみてもポゼッションはある程度高いままいけそうなので、調子が上がってくれば得点はとれるでしょう。それにセットプレーでは、エベルト、アラン、さらには増嶋やクレーベといったところで点が取れそうなので、これは武器になりそうです。
昨シーズンの得点と同等くらい取れて、失点が20点も減れば十分に自動昇格を狙えるでしょうから、昨年のような事はないかなとは思います。ただし、昨シーズンも大混戦であったように、力のあるチームでも自動昇格が難しいところなので、混戦を勝ち抜く強さがみせられるかどうかはまだ始まってみないと
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