2018年 J2 第40節 ジェフ千葉vs徳島ヴォルティス 増嶋の1G1Aで完勝
2018年 J2 第40節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs徳島ヴォルティスの試合を観戦にフクダ電子アリーナまで行ってきました。
前節は岐阜相手に元気なく敗戦。残りの試合で勝っていい雰囲気でシーズンを終えたいところです。
試合経過
ジェフの先発メンバーは、GK優也、CBに増嶋と鳥海、右SBにゲリア、左SBに下平、アンカーに熊谷、ISHに小島と矢田、右SHに茶島、左SHに町田、トップに船山という布陣です。優也が久しぶりに先発に復帰。増嶋、下平も戻ってきました。この試合も船山の0トップで臨みました。
まずは前半3分、徳島のFK。ヘディングで合わせられるが、これは優也が抑えます。その後は、お互いに厳しく行く展開で、増嶋、ゲリアにイエローがでる激しい試合となります。
ジェフは、前半10分にCK。増嶋がニアで合わせてゴール。ジェフが先制します。
徳島は前半19分、左からの速いクロスも逆サイドに抜けます。対するジェフは前半21分にCK。町田から船山にわたってクロスをおくるがクリアされます。つづく、ジェフのCK。ショートコーナーからのクロス。はねかえされたボールをひろって、熊谷がボールを持つとスルーパスから抜け出した町田がシュートもGKがキャッチします。
徳島は前半25分にゴール前でのFK。これを直接狙うが枠を外れます。さらに前半29分にも徳島のFK。これは、ボールが長くなり逆サイドに抜けてゴールラインを割ります。
ジェフは、前半30分、船山から下平に渡り折り返すが中で合わせられず。前半36分には、町田からのボールを受けた下平が折り返すが逆サイドに抜ける。これを茶島がひろって折返しを町田がシュートも船山に当たってハンドとなります。
前半37分、徳島は前川がミドルシュート。優也がキャッチにいくがこぼしてしまうものお、これはしっかりと抑えます。ジェフは、前半44分、茶島が左足で狙うがGKがキャッチします。
ジェフは前半45分、怪我の鳥海に代えてエベルトを投入します。
前半は、このまま1-0で折り返します。
ジェフは、後半に入ると熊谷と小島のダブルボランチに。矢田がトップ下に入ります。
後半早々の3分、徳島の攻撃。クロスからヘディングで狙うが優也がキャッチします。ジェフは、後半6分、町田がプレスでボールを奪い持ち上がると、スルーパスから船山がシュートも止められます。
後半7分、茶島のクロス。こぼれたボールをひろった船山がシュートも上に外れます。さらに、ジェフのFK。町田と船山のパス交換から船山がクロスも、相手に当たってCKに。つづくジェフのCK。こぼれたボールを茶島がシュートも上に外れます。
さらに後半10分、町田がカットインからのシュートもGKがキャッチします。後半11分には、船山がボールをもってそのまま突破してシュートも右上に外れます。後半12分には、町田のクロスから船山がヘディングで合わせるがGKの正面に飛んでしまいます。
さらに攻め立てるジェフは後半23分。左からの折返しを熊谷がシュートも相手に当たってCKに。つづくCKは、エベルトが頭で合わせるが枠に飛ばず。後半25分には、町田からのスルーパスに抜け出した矢田がシュートもGKが防ぎます。
徳島は後半27分、ロングボールに反応した優也が飛び出すがさわれず。これを途中出場のピーター・ウタカがループシュートでねらうが、ゲリアが間一髪クリアしてCKに。徳島のCKも、逆サイドに抜けて、クロスもシュートは打てず。
後半36分、矢田に代えて工藤を投入します。
ジェフは後半40分にCK。これは、はねかえされるがジェフボールとなります。船山が左サイドでスルーパスから町田が抜け出してクロスを送ると、攻め残っていた増嶋が頭ですらして小島がボレーで合わせてゴール。2-0と突き放します。
後半42分には、町田が飛び出してシュートも、これはGKが止めます。後半42分、船山に代えて指宿を投入します。
試合は、その後の徳島の反撃はしのぎきり、このまま2-0でジェフが勝利しました。
戦評
終わってみれば完勝でホームの山形戦以来の勝利となりました。この試合では、ハイプレスというよりも、ある程度ブロックを作ってからのミドルプレスという感じでした。そのせいもあって、珍しく徳島にポゼッション率で上回られる結果となります。
久しぶりの先発となった増嶋が早い時間に先制点をあげた事で、ジェフが優位に試合を進める事ができるようになりました。得点のあと、しばらくはジェフペースでしたが、この時間に得点出来ず。徳島はボールが持てる事もあり再三攻め入りますが、この試合ジェフの守備も機能していて決定機を多くは作られず。
後半に入って、徳島はフォーメーションを変えてきますが、これがハマらず。逆にジェフの攻撃が活性化する結果となりました。ジェフは、後半ダブルボランチとなって、攻守に安定してきて再三チャンスを作り出しました。町田と船山のところでボール奪取からハーフカウンターとなる場面もあっていい流れが続きます。船山は、やや強引でもシュートまで持ち込むという気迫が感じられましたが、残念ながら枠に飛ばず。得点が欲しかったですね。
そして、勝利を決定づけたのは、またもや増嶋。CKで攻め残っていた事で、ヘディングでさわって小島のゴールを呼び起こしました。小島のボレーも良かったですね。これで、ほぼ試合が決まった間がありました。
極端なハイプレスではなかった事で、増嶋のラインコントロールが存分に発揮された気がしますね。ライン自体は高めでしたが、このくらいの高さならば昨年も仙台でやっていたので難なくこなせるはずです。エスナイデルも無理なハイプレスに固執しなければ、これくらいの安定感は出せるという事でしょう。
昨年もそうでしたが、この試合でもプレスでボールを奪えていたのは、町田であったり船山のところで、ここでボールを取れると波状攻撃となる事が多くなります。ハイプレスでボールを奪えないときは、ここを外されてしまっていたので、どこでボールを取るのかをハッキリさせる事でより効果的になるのではと思います。
残りは、アウェイの京都戦と、ホームの栃木戦。ここで連勝すれば、今シーズン最初で最後の3連勝となります。まずは次の京都に勝って連勝で最終戦を迎えたいところです。
選手評価
GK 優也 6.5
DF 増嶋 7.0
DF 鳥海 6.0
DF エベルト 6.0
DF 下平 6.0
DF ゲリア 6.5
MF 小島 6.5
MF 熊谷 6.5
MF 矢田 6.0
MF 町田 6.5
MF 工藤 -
MF 茶島 6.0
FW 船山 6.5
FW 指宿 -
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