日本vsパラグアイ 乾の活躍でW杯前最終戦を白星で
日本代表vsパラグアイ代表の中継を日本テレビの生中継でテレビ観戦しました。
西野体制になって3試合目。代表としても今年になってから勝ち星がない中で、W杯前最後の親善試合となりました。
試合展開
日本の先発は、GKに東口、CBに昌子と植田、右SBに遠藤、左SBに酒井高徳、ボランチに山口と柴崎、右SHに武藤、左SHに乾、トップ下に香川、トップに岡崎という布陣でした。事前に予想されていたとおりスイス戦から大幅にメンバーを変えてきました。
まずは日本が前半1分、左から乾がシュート。これはブロックされるが、こぼれたボールを山口がシュートも上に大きく外れます。さらに、前半4分、日本のFK。ヘディングで競り合いになるが逆サイドに流れます。
その後も、日本がボールを握る展開になるのものの、なかなかチャンスが作れず。
対するパラグアイは、前半24分にFK。こぼれたボールをミドルシュートも、右に外れます。
日本は前半29分、武藤が右サイドを突破してクロスもGKがキャッチします。
パラグアイは、前半32分、スローインからのボールをつないで浮玉をボレーで合わせてゴール。パラグアイが先制します。
日本は、その直後の前半33分、柴崎から香川に渡って乾へ。しかし、乾のシュートは浮いてしまいます。前半39分には、日本がFKを得ます。柴崎が直接狙うがわずかにバーの上に外れます。
前半は、このまま0-1でパラグアイのリードで折り返します。日本は、ハーフタイムに、遠藤に変えて酒井宏樹、東口に変えて中村航輔を投入します。
後半2分、パラグアイが右からのクロスも、中で合わせられず逆サイドに抜けて助かります。
日本は、後半4分、柴崎がサイドからのシュートも、わずかに上に外れます。後半7分には、乾が香川とのパス交換からカットイン。シュートが決まって日本が同点に追いつきます。
さらに、後半10分、酒井高徳が左サイドを突破して折り返す。柴崎が逆サイドからシュートもGKがキャッチします。勢いに乗る日本は、後半18分、右から武藤のボールを香川がワンタッチで乾へ。乾のシュートはイレギュラーしてそのままゴールへ。日本が逆転に成功します。
日本は、後半19分、武藤に代えて大迫を投入します。大迫と岡崎の2トップ。香川が右SHに回ります。
パラグアイは、後半20分にCKも、中村がパンチングではじき出します。
日本は後半24分、乾からのスルーパスに岡崎が飛び出すがGKが抑えます。後半25分には、大迫のミドルシュート。GKが防ぐがこぼれたボールを岡崎がシュートも上に外れます。これはオフサイドに。後半26分、乾の突破から香川へ。香川のシュートは右に外れます。
パラグアイは、後半29分、左からのクロスもそのまま流れるが、ワンタッチあってCKに。後半29分、岡崎に代えて原口を投入。香川がトップ下に戻り、原口が右SHへ。パラグアイのCK。ヘディングは防ぐが、これをひろわれた左からのクロスにボレーで合わせて決めるがオフサイドに。
後半32分、日本が右サイドからのFK。柴崎のボールをクリアしようとしたが、そのままゴールに吸い込まれます。3-1と突き放します。
後半34分、乾に代えて宇佐美を投入します。
日本は、後半35分、原口が右サイドを突破して香川へパスも、香川のシュートは上に外れます。
すると、後半46分、パラグアイのミドルシュートが決まって、3-2とされます。しかし、日本は後半47分、大迫のパスから香川がシュート。これが決まって4-2とします。
試合は、このまま4-2で日本が勝利しました。
戦評
日本がようやく今年になって初勝利を飾りました。W杯前最後の試合をいい形で終える事が出来ました。
スイス戦からガラッとメンバーが変わったものの、むしろ躍動感に溢れていたのはこのメンバーの方でした。怪我から復調してきた乾がキレッキレ。香川も乾とのコンビで再三チャンスに絡みました。
前線で動ける、岡崎、武藤が入った事で、再三裏をつく攻撃が出来ました。柴崎の強気の縦パスもきいていました。CBコンビは鹿島の2人でお互いがあうんの呼吸で動けていました。ラインも高めに設定し、スイス戦よりもコンパクトに保たれていました。
相手のパラグアイが、W杯出場を逃して、コンディション的にもモチベーション的にも万全とは言えない状況だった事もあり、この結果がコロンビア戦に直結するものではないでしょうが、勝ち星から遠ざかっていただけに、この1勝は指揮が上がるものになりそうです。
相手が相手という事もありますが、スイス戦よりは全体的に動きも良かったように思います。今、誰が調子がいいか、どういう組み合わせがいいか非常に悩む事になるだろうなという試合になりました。
個人的には乾と香川のコンビは先発でみたいなと思いますね。柴崎も先発で使ってほしいところですが、誰と組ませるかが悩みどころです。右SBは酒井宏樹、左は長友でいいでしょうね。CBコンビは経験の吉田、槙野か、鹿島コンビの昌子、植田か。トップは、収まりのいい大迫がいい気がしますが、岡崎の動きも悪くはありません。こうなってくると、本田の使い所は難しいものとなりそうですが。
最終的にコロンビア戦の先発メンバーはどうなるのか。期待出来るメンバーになる事を祈りたいと思います。
選手評価
GK 東口 5.5
GK 中村 6.0
DF 昌子 6.0
DF植田 6.0
DF 酒井高 5.5
DF 遠藤 5.5
DF 酒井宏 6.0
MF 山口 6.0
MF 柴崎 6.5
MF 原口 6.0
FW 宇佐美 -
FW 香川 6.5
FW 乾 7.0
FW 岡崎 5.5
FW 大迫 6.0
FW 武藤 5.5
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