2017年 J2 第41節 名古屋グランパスvsジェフ千葉 ハイプレスで圧倒し完全アウェイで快勝
2017年J2第41節 名古屋グランパスvsジェフユナイテッド市原・千葉vの試合観戦で、豊田スタジアムまで行ってきました。
アウェイの名古屋戦は初で、もちろん豊田スタジアムも初の来場となります。いや、大きなスタジアムですが、非常に観やすくていいスタジアムでした。3F席だと昇り降りが大変でしたけど。
試合経過
ジェフの先発は、GKに優也、CBに近藤、ボムヨン、右SBに溝渕、左SBに比嘉、ダブルボランチに勇人と熊谷、右SHに町田、左SHに為田、トップ下に船山、トップにラリベイという布陣でした。出場できない矢田のところには熊谷。そして、怪我の乾に代わって比嘉が先発起用されています。
まずはジェフが積極的にプレッシャーをかけていきます。前半3分、為田がボールを受けると、カットインからのシュートも、これはGKがキャッチします。前半6分、ジェフのFK。これは短くつないで縦にボールを入れるが為田は追いつけず。
ジェフにミスパスが目立ち始めたところ、前半10分の名古屋の攻撃。最後のパスは合わず優也がボールを抑えます。前半12分、名古屋のFKとなるが、これは優也がキャッチ。優也からのロングボールから町田が抜け出してループシュートもわずかに上に外れます。前半14分にも名古屋のFK。青木がヘディングで狙うが枠には飛ばず。
ジェフは、前半19分、町田のクロスから為田がヘディングで狙うが右に外れます。前半21分、ジェフが右サイドからのFK。左にながれたところを勇人がダイレクトでクロスをあげるが、ラリベイには届かず。
さらにジェフの攻勢は続き、前半21分。カウンター気味に為田が抜け出して、折り返しに船山がシュートもGKに防がれます。
名古屋は、前半24分、こぼれ球を田口がミドルシュートも左に外れます。
ジェフは、前半29分、自陣でのFKからラリベイが落としたボールに船山がシュートもGKに防がれます。このCKは、ショートCKから始めるがシュートには持ち込めず。
前半31分、シャウエルに抜け出されるが溝渕が止める。ジェフは、為田がカットインからのシュートもGKの正面となる。前半36分には、ラリベイがシュートも弱くなりGKが抑えます。
さらに前半42分にジェフのCK。ヘディングで競るがファウルを取られてしまいます。前半44分には、町田のボール奪取から溝縁へ。クロスはGKがキャッチします。
前半は、ゴールが生まれず。0-0で折り返します。
後半4分、ジェフのCK。ショートCKから町田がクロスも逆サイドに抜けてラインを割ります。後半9分、ジェフは右サイドでボールをつないで熊谷がスルーパス。船山が抜け出して折り返しをラリベイがシュート。これが決まってジェフが先制します。
名古屋は後半11分、田口にクロスにシモビッチが頭で合わせるがシュートはバーに当たってしまう、これはクリアします。名古屋のCKとなるが、ファウルとなります。
ジェフは、前半13分、町田のボール奪取からの折り返しをラリベイがニアで狙うが枠の外。さらに、前半18分にも、町田がボール奪取。自らのシュートはブロックされるが、拾い直しておりかえすと、為田が切り返しからのシュート。これが決まって0-2とします。
さらに、後半20分、熊谷からのボールに為田が左サイドを抜け出すと、折り返しをラリベイが決めて0-3と突き放します。
ジェフは、後半22分にも町田からのパスを受けたラリベイが強引にシュートにいくも上に外れます。後半27分には、熊谷が右からのシュートもGKに防がれます。ジェフのCKとなるが、ショートCKからのクロスははねかえされます。
後半29分、名古屋にボールを繋がれるものの、これを凌ぎきります。さらに後半31分、スルーパスからシモビッチに抜け出されるが、優也が抑えます。
後半33分、ラリベイに代えて指宿を投入します。
名古屋は、後半34分、クロスからシモビッチの落としをシュートも右に外れます。
後半37分、熊谷が背負いながらも突破してシュートも枠を外れます。
後半39分、船山に代えて清武を投入します。
後半42分、比嘉が足を炒めて岡野と交代します。名古屋は、後半43分にゴール正面でのFK。田口が直接狙うが左に外れます。
後半45分、名古屋のFKは、優也が跳ね返します。さらに、後半47分、名古屋のシュートは優也が防ぎます。
試合は、このままジェフが逃げ切り0-3で勝利しました。
戦評
ここまで最高のゲーム内容だったホーム湘南戦を上回る出来での快勝劇となりました。ボールを繋ぐ名古屋との相性もありますが、ジェフのプレッシャーがよく効いたゲームでした。ミスパスのあった時間帯もありましたが、攻守の切り替えの速さで、名古屋相手に攻撃を作らせず。前半はポゼッションでも上回り、シュート数でも圧倒する結果となりました。
非常に良かった前半だけに、湘南戦の二の舞いだけは避けたいところでしたが、きっちりと先制点を取れました。名古屋のお株を奪うようなパス回しから、熊谷が狙いすましたスルーパス。船山の折り返しにラリベイ。完全に崩した得点でした。さらに、町田が再三相手からのボール奪取を狙っていましたが、それがゴールに結びついたのが2点目。為田がうまく決めてくれました。その2点目の直後に、なかなかボールが落ち着かないところで、熊谷が思い切って前にボールを出したところを為田が狙っていました。為田が余裕をもっておりかえしたところをラリベイがきっちりと決めました。
ここに来て6連勝。自動昇格候補だった名古屋相手に3得点完封勝ちという申し分のない内容でのゲームでした。ハイプレスは、今期のジェフの持ち味ではありますが、名古屋戦はこれがもろにハマりました。第3節でも勝っていますが、そこから名古屋も習熟度を上げてきていたはずですが、ジェフのプレスに後手を踏んでしまいました。それでも、シモビッチのヘディングが決まって同点になっていたら流れはわからなかったでしょうね。2,3点目が決まってようやく、落ち着ける状況でもありました。
上位は、東京V、徳島が勝ってプレーオフ圏との勝ち点差2は変わらず。松本が引き分けでプレーオフ圏から落ちてきました。徳島と東京Vは、直接対決なのでどちらかが勝てばジェフとしては楽になります。あとは、松本の結果次第でしょうね。そのまえに、ジェフが勝たないと意味がありません。ジェフとしてはチーム記録が6連勝なので、7連勝は未知の領域。そこを達成できたらまた、1つ上のステップにいけそうな気がします。まずは、ホーム最終戦で勝利を。
選手評価
GK 優也 6.0
DF 近藤 6.0
DF ボムヨン 6.0
DF 比嘉 6.0
DF 溝渕 6.5
DF 岡野 -
MF 勇人 6.5
MF 熊谷 6.5
MF 為田 7.0
MF 町田 7.0
MF 清武 5.5
FW 船山 6.5
FW ラリベイ 7.5
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