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2015年 総括 ジェフ千葉 シーズン後半



ジェフユナイテッド市原・千葉

2015年シーズンの振り返りのジェフ千葉編。シーズン全体の振り返り、後半戦。第22節からを振り返ります。

黒星先行

後半戦、最初の試合はアウェイの金沢戦となりました。流れが悪くなった、ホームの金沢戦のリベンジも含めて勝ちたい一戦でしたが、この試合はスコアレスドローに終わります。J3から昇格した金沢相手に2引き分け止まりとなりました。

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夏の補強で加入した、安と富澤を先発起用した、ホームの群馬戦ですが相手に先制を許して、1度は追いついたものの勝ち越されて敗れてしまいました。群馬には2連敗を喫してしまいました。

この状況で、アウェイの磐田戦を迎えます。なんとか食らいついていったものの競り負けてしまいまたもや、連敗を喫します。この時点で磐田との勝ち点差が10に開いて、自動昇格が遠のいてしまいました。

調子の上がらないジェフは、アウェイの水戸戦でも引き分け止まりとなってしまいます。アウェイで大勝した熊本との一戦は常に先行を許す苦しい展開で敗戦を喫します。

8月に入ってからは2トップが基本となります。徳島戦でも、調子は上がりませんでしたが、谷澤のミドルシュートを守り切って久しぶりの勝利を飾ります。続く、アウェイのセレッソ戦では先行しながらも終了間際の失点で引き分け止まりとなります。セレッソとは、2引き分けとなりました。

この7試合では、1勝3分3敗と黒星が先行する事となります。

一進一退

ホームの長崎戦では、移籍加入した松田が初先発となります。その松田のゴールで先行するものの、またもや追いつかれて引き分けに終わります。続く、アウェイの横浜FC戦も苦ししい試合となりましたが、終了間際に松田のゴールで先制してなんとか勝利します。松田が2試合連続ゴールで気を吐きます。

しかし続く、ホームの京都戦でも先制しながらも追いつかれての引き分け止まりとなります。アウェイの北九州戦では、森本のゴールで先制するものの、後半に3失点と惨敗を喫します。これで、北九州にも2連敗となりました。

ホームの栃木戦では、松田が2ゴールと爆発。松田は、加入後すでに4ゴールを上げる活躍となりました。これで、勢いがついたかに思えたジェフでしたが、首位大宮との大戦では、力負けで10敗目を喫してしまいました。

それでもホームの愛媛FCでは、遥也の上げた1点を守りきりなんとか勝利。アウェイで敗戦のリベンジは果たしました。

この7戦は、3勝3分2敗で終わりました。勝ち越してはいるものの、連勝はなく安定した戦いとはいきません。

終焉

この頃3位で自動昇格圏を急追していた福岡でアウェイでの対戦となりました。福岡対策で、初の3バックで試合にのぞみましたが、そのウェリントンのところからゴールがうまれてしまいます。試合内容でも福岡の方が上でした。

フクアリ10周年の記念試合となった、ホームの大分戦も苦しい試合となりました。前半で2点を許す展開となったものの、後半にネイツの2ゴールでかろうじて追いつくのが精一杯でした。

アウェイの岐阜戦では、内容も悪く敗戦。相手の調子も良くなかったので、せめて勝点1は欲しい試合でした。続く、アウェイの札幌戦ではジェフが常に先行する展開だったにもかかわらず、最後の最後で逆転を許し敗戦し2連敗となります。

残り3試合で、プレーオフ進出には負けられないホームのヴェルディ戦では、森本が古巣相手に見事なゴール。これを守りきり勝利します。プレーオフに望みが繋がる勝利となります。

しかし、ここで勝てないのが、このシーズンのジェフでした。アウェイの岡山戦ではPKで明暗が別れます。岡山がPKで先制するも、ジェフもPKを獲得。これを松田が決められずに敗戦を喫します。プレーオフ進出には、勝つしかないホームの讃岐戦でも敗戦してしまい4年連続でのプレーオフ進出とはなりませんでした。

讃岐戦では勝てばプレーオフ進出出来た展開だっただけに、もったいない試合となりました。

ラストの7試合は、1勝1分5敗と大きく負け越してしまいました。これでは、プレーオフ進出は難しいでしょうね。

クラブ史上最低のJ2 9位

関塚体制の2年目。シーズン初めから指揮を取ることになり、開幕ダッシュにも成功しました。しかし、3連勝以上は1度もありませんでした。

森本もシーズン通して4得点と振るわず。途中加入の松田も4得点しましたが、その後は封じられてしまいました。

ネイツがJリーグ初年度で二桁得点をマークしたのが、チーム最多となりました。ネイツ以外に二桁得点はなく、チームとしての全体の得点数も伸びませんでした。

序盤の好調時から、愛媛戦での初黒星でしたが、それ以降チームの重心がさだまらなくなってしまった印象があります。パウリーニョのところを外されるのは、相手チームとしてはお決まりになってしまったところもあります。それに引きづらるようにDFも安定しなくなってしまいました。

途中加入で、富澤をCBに入れたものの、コンビネーションのズレなどもあり、安定したとはいえませんでした。ボランチも勇人、パウリーニョも怪我があったりと、シーズン通して固定出来ませんでした。

2014年シーズンはフル出場だった、太亮が怪我で戦列を離れて、改めて左SBのバックアップ不足というのも実感しました。当初は、金井がいればと思っていましたが、右SBでの起用が多かったですね。金井も、シーズン終盤は先発から外れるようになってしまいました。

前提的に、シーズン通して安定したポジションはなかった事にもなります。ほぼ、年間通してでていたのはキムと太亮くらいでしょうか。

最終成績は、J2陥落後最低の9位となりました。最終版に来ての失速具合が大きく響きました。

すでに2016年シーズンはスタートしていますが、大きく選手の顔ぶれが変わりました。というところで、昨シーズンの反省自体はあるものの、まずはチームを作りなおす作業から始める事になりそうです

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