U-22日本vsU-22コスタリカ 力強く勝利
U-22日本代表vsU-22コスタリカ代表の試合をテレビ朝日の中継を録画してテレビ観戦しました。
来年初めに行われるリオ五輪予選であるU-23アジア選手権前最後の試合となります。しばらく、試合がないという事で、非常に難しい意味合いの試合ではありますが、まずは勝っていい雰囲気で終えたいところです。
試合経過
日本の先発は、GKに櫛引、CBに植田と岩波、右SBに伊東、左SBに亀川、ボランチに遠藤と井手口、右SHに前田、左SHに野津田、トップ下に中島、トップに浅野というメンバーでした。
試合は、日本が積極的に前に出てリズムを作ります。
開始早々の中島のシュートは左に外れます。
前半5分、左サイド深くからのFKは、浅野が頭で合わせるが枠を外れます。
コスタリカは、前半8分、右サイドからのクロスに頭で合わせるが、植田が寄せていてかろうじて枠には飛ばさせず。
さらに、カウンターから櫛引と1対1になるが、櫛引がシュートストップで事なきをえます。
前半11分、コスタリカのCKは、競り合いでこぼれたボールが逆サイドに抜けるが、これはクリアします。
日本が攻め込みたいところだったが、コスタリカも譲らす、攻守が目まぐるしく変わる展開になります。
前半19分、こぼれたボールを前田がシュートも右に外れます。ワンタッチあってCKに。
このCKは、跳ね返されたボールを拾って、井手口がしかけたところをクリアされて再度CKに。
再度のCKに、遠藤が頭で合わせるが、ヘディングもGKに防がれる。
前半26分、コスタリカのFK。頭に合わせるが枠には飛ばせず。
前半32分、左からのクロスに中島がシュートも防がれる。
前半36分、遠藤からのボールを受けた亀川が左サイドを突破、折り返したボールに野津田が合わせてゴールを奪う。
さらに、前半38分には、遠藤からのパスを受けた浅野がドリブルで持ち上がって、野津田へパス。野津田のシュートは防がれる。
前半39分には、浅野が抜け出してGKと1対1となるが、シュートは打てず。中島にボールを戻すが、ここでもシュートを打てず。
前半44分、浅野からのパスを受けた中島がシュートもGKが防ぐ。さらに、CKのチャンスが続くがゴールは奪えず。
前半は、このまま1-0で折り返す。
ハーフタイム、井手口に代えて喜田を投入する。
後半、序盤はコスタリカが前からくるが、徐々に日本がペースを握る展開に。
後半6分、喜田がボールを奪ってそのまま右サイドを突破して折り返すが、野津田のシュートは打ちきれず。
このCKからのチャンスは、ゴールにつながらず。
後半9分、中島があげたボールに岩波がシュートもオフサイド。
後半9分、前田に代えて阿道を投入する。浅野と阿道の2トップとなり、野津田が右SHに、中島が左に回り、4-4-2となる。
後半11分、コスタリカのFK。直接狙うが櫛引がはじき出す。
さらにCKのチャンスも、ここは櫛引がパンチングではねかえす。
後半15分、浅野に代えて矢島を投入する。2トップは、野津田と阿道となる。
野津田がミドルシュートも右に外れる。
後半20分、ショートCKからつないで、中島の折り返しを植田が狙うが合わず。
後半22分、日本のCK。岩波が競るがボールはそのままラインを割る。
中島が積極的にシュートも左に外れる。
後半25分、野津田に代えて金森を投入する。さらに、後半28分、伊東に代えて川口を投入する。
後半31分、喜田のシュートはバーの上をこえる。
後半32分、金森がボールを受けて、そのまま持ち上がると、目でフェイクをいれてそのままシュート。これが、決まって2-0となる。
後半34分、中島に代えて小屋松を投入する。
後半37分、小屋松から阿道につながって、金森がシュートも防がれる。
後半37分、亀川に代えて、高橋を投入する。
日本がゲームを優位に進めるが、追加点はあげられず。
後半43分、遠藤に代えて奈良を投入。奈良はCBの真ん中にはいって3バックとなる。
日本が、ATにもCKのチャンスをつかむがゴールならず。試合は、このまま2-0で終了し、日本が勝利した。
選評
試合の中で、寄せきれずにカウンターを許してしまったり、ボールを奪いきれないといった事もあったが、全体的には日本がペースを握る展開ではあった。
前から積極的にプレスをかけてボールを奪いにいくという意思統一は出来ていたが、奪って攻めにいくという流れが必ずしも出来ていたわけではなかった。それでも、中島、野津田を中心とした攻撃陣の調子はよさそうで、コスタリカも手を焼いていた。
先制点の場面は、遠藤が大きく左の亀川にボールを出したところから始まったが、浅野がニアに走って、野津田がフリーになったところにボールが入ってファインゴールとなった。非常にいい流れでのゴールだった。
2点目は、ほぼ金森の個人技だったが、うまく味方をおとりにしたシュートで、相手が完全に虚を突かれた形となった。
この試合、追加招集でジェフから呼ばれていた、オナイウ阿道も出場を果たした。持ち前の体の強さだったり、ジャンプ力、ボールを納める能力は少しは見せれたが、結局シュートは打てずじまい。この辺は、初召集という事から、あまりいいタイミングでシュートを打てるようなボールが入らなかった。
U-22代表は、この後試合が組まれておらず、来年のリオ五輪予選まで試合がないという事で、成熟度というところでは少し心配なところである。海外組である、南野や久保が呼べるのかどうかもわかっていない状況だけにJリーグ組が、個々でレベルアップしていくしかない状況である。
今回のリオ五輪予選は、アジア枠が3という事で、少なくとも準決勝までいかなければ目がないという状況だけに、心配なところではある。
まずは、国内最終戦を勝利で終えられた事はよかったという事にしておこう。
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