2015年 J2 第18節 ジェフ千葉vsアビスパ福岡 会心の2得点も追いつかれる情けない試合
2015年 J2 第18節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsアビスパ福岡の試合観戦でフクダ電子アリーナまで行ってきました。
天候は曇り空。気温はそこまで低くなかったと思いますが、風が吹くと涼しく感じられました。
この試合、デジカメを忘れてしまったので、写真がスマートフォンで撮影したものなので、拡大するとぼやけてしまっています。
4試合勝ち星なしという事で、そろそろ勝ち点3がほしい試合です。ネイツがスロベニア代表で離れているだけに、ここで勝てれば大きいのですが。
試合展開
ジェフの先発は、GKに岡本、CBに大岩とキム、右SBに金井、左SBに太亮、ボランチにパウリーニョと健太郎、右SHに水野、左SHに井出、トップ下に町田、トップに森本という布陣でした。
ネイツのところには出場停止明けの森本がそのまま入りました。ベンチに谷澤が怪我から復帰しています。
序盤の前半4分、左サイドでボールがつながって健太郎からボールを行けた井出が折り返すが、町田はシュートには持ち込めず。
前半7分、相手がヘディングで跳ね返したボールを町田がダイレクトで裏に入れると、森本がダイレクトでシュート。これが決まって、ジェフが先制する。
前半10分、ジェフのCK。シュートCKから井出へ。クロスは相手に当たって再度CKに。
続けてジェフのCK。ボールは逆サイドに抜けるが、これをひろった太亮からパウリーニョが受けて右サイドを突破。クロスはGKが弾き返すものの、このボールを水野がダイレクトでシュート。これが決まって2-0とする。
前半13分、福岡のロングスローからボールを拾ってカウンターへ。井出が持ち上がって、最後は太亮へ送るが決定機とはならず。
前半14分、福岡のFK。ヘディングシュートは枠を外れて助かる。
この後は福岡が徐々に押し返し始める。ジェフはCKのチャンスはあったもののシュートまで持ち込めず。
前半22分には、パウリーニョがヘディングで跳ね返したボールを町田が拾って裏にボールを出すが、森本は間に合わず。
前半25分、水野からのスルーパスに森本が抜け出すがシュートを狙うがブロックされる。左に流れたボールを太亮がひろってクロスも、これもブロックされてしまう。
福岡は、CKからゴール前をボールが抜けて混戦となるが最後は岡本がキャッチする。
さらに、福岡は攻勢に出るがシュートは枠を外れる。
前半34分、キムから金井へのパスがカットされて、右へ展開される。さらに、逆サイドにふられて、最後は中央で金森が振り切ってシュート。これを決められて福岡が1点を返す。
福岡に攻め込まれる展開になるが、自陣からのカウンターで町田がボールを受けてスルーパスも、森本には届かず。
この後は、さらに福岡に押される展開となり、FK、CKから危ない場面もあったがしのぎ切る。
前半は2-1で折り返す。
後半2分、太亮が左サイドからボールを入れて、町田が反応するがシュートは打てず。
後半5分、福岡が右サイドからのクロスに金森が合わせるが岡本が防ぐ。跳ね返りをシュートされるも枠を外れて、倒れていた金森に当たってしまう。
ジェフは後半7分、町田が森本に当てて、戻ったボールをシュートも相手に当ててしまう。
福岡の攻勢に押される展開が多くなる。
後半11分、福岡のFK。繋がれてからのクロス。跳ね返すもののシュートを打たれるがバーの上をこえる。
後半13分、右サイドから森本がクロス。町田はスルーして井出がダイレクトでシュートもバーに上をこえる。
後半19分、福岡がロングボール。大岩のわきを抜けてしまったボールを拾われてシュートを打たれるがサイドネット。
さらに、後半23分、福岡は左サイドからクロス。落としたボールは岡本が抑える。
だが、後半28分福岡のロングスロー。これは跳ね返したもののクロスを放り込まれる。こぼれたボールは井出がひろうものの奪われて、再びクロスを上げられる。これは逆サイドに抜けるが、このボールを拾われてクロスを上げられると中原が高い打点からのヘディングシュート。これが決まり、同点に追いつかれる。
後半29分、水野に代えて谷澤を投入する。
後半33分、自陣からのカウンターとなり、健太郎が持ち上がるげ攻めきれず。それでも、ボールをつないで井出から森本に渡るがシュートは打ちきれず。
後半34分、森本に代えて阿道を投入する。
この後、福岡の波状攻撃となるが、なんとかしのぎ切る。
後半40分、健太郎に代えて田代を投入する。
流れを変える事が出来ず。福岡はFKからチャンスをつくるが、逆転は許さず。
後半49分、太亮がクロスをあげて、井出が飛び込んでくるがGKが先にキャッチする。
結局、このままスコアは動かず、2-2の引き分けに終わった。
戦評
序盤での2得点、しかも森本と水野が素晴らしい得点をあげたにもかかわらず追いつかれての引き分け。非常にもったいない試合でした。
アウェイとはいえ、混戦を抜け出したいであろう福岡にしてみればダメージは大きかったはずですが、あわてませんでした。
逆にジェフは2点のリードがあったにもかかわらず、ゲームをコントロールしきれませんでした。
1失点目の場面は、キムのパスがやや弱く相手に奪われたところから始まりました。左右にふられたあげく、最後は健太郎が金森に振り切られてしまいました。
チームとしても、個々の対応としても後手後手に回ってしまいました。
2失点目は福岡のロングスローから始まりましたが。一度は井出がボールを保持したものの奪われてしまいました。最後は、ほとんどフリーでクロスを入れられて、中原にも対応できませんでした。やられるべくして、やられた形になりました。
ゲーム全体としては、そこまで悪くはなかったと思っていましたが、スタッツで見るとシュート数では圧倒されており、むしろ負けなかったのが不思議なくらいでした。
2点をリードしていながら、勝ちきれなかったのは非常に残念でした。これで5試合勝ちなし。5試合で勝ち点3ですから、1勝分しか積み上げられていません。
ただ、町田から森本へボールは合うようになってきました。後は、森本以外があそこにからめれば選択肢も増えておもしろいのですが。
次節は、ネイツが帰ってきますが。町田がトップ下で機能しているだけに、どういう布陣にするかは難しいところでしょう。町田をトップ下にするなら、ネイツは右SHで使ってもいいですが、水野も得点を挙げて状態が上がってきてますから悩みどころです。最終的には、コンディションのいい選手を使う事になるのでしょう。
アウェイ2連戦、大分、徳島と続きますが、勝ち点3が早く欲しいところです。大宮とは勝ち点差10となりましたが、磐田とは勝ち点差6です。まだまだ、あきらめるには早すぎます。まずは1勝。盛り返していきたいところです。
選手評価
GK 岡本 5.5
DF 大岩 5.5
DF キム 5.5
DF 金井 5.5
DF 中村 5.5
MF パウリーニョ 6.0
MF 健太郎 5.0
MF 田代 -
MF 井出 5.5
MF 水野 6.5
MF 谷澤 5.5
MF 町田 6.5
FW 森本 6.5
FW オナイウ 5.5
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