2014年W杯 グループリーグ 一巡目 グループA-D
ブラジルW杯が始まって数日が経ちました。
ブラジルとの時差が12時間あるという事で、なかなかリアルタイムで観戦する事が出来ていませんが、1日何試合かは録画で観戦しています。
という事で、ここまでのテレビ観戦試合を振り返ってみたいと思います。
グループA
メキシコ 1-0 カメルーン
リアルタイムで観ていました。試合としては、メキシコが主導権を握る時間が長かったと思います。
日本のコートジボワール戦の前に行われた試合だったので、対アフリカ勢として、メキシコがどういう戦い方をするのかという点で注目でした。
メキシコのパス回しから両サイドの裏をつく攻撃になかなかカメルーンは対処出来ていなかったと思います。
前半だけでも、2ゴール分はメキシコがあげていたのですが、いずれもオフサイドで取り消されています。
CKから押し込んだ点がオフサイドになったのはビックリでしたが。
ここまで優位に試合をすすめていたメキシコが一発に沈むのはもったいないなと思っていましたが、後半ようやく先制点を上げる事が出来ました。
カメルーンの方の印象は、2010年大会で日本が戦った時よりも怖さはなかったなという気がします。
守備の方は、整備されていたようですが、メキシコには再三崩されていましたから、そこまで強いという感じもしませんでした。
攻撃の方は、最後エトー頼みという感じで、こちらも怖さがなかったように思います。
今の日本だったら確実に勝てるなと思っていたのですが、コートジボワール戦では、そうはいきませんでしたね。
グループB
チリ 3-1 オーストラリア
終わりの方だけリアルタイムで観ました。
オーストラリアは、元ジェフのミルジーが出ていて、がんばって欲しいなというのはありましたが、チリの方が力が上でした。
オーストラリアは、ケイヒルはいるものの、名古屋のケネディは代表から外れており、最後の部分での迫力は以前よりないかなという印象です。
スペイン 1-5 オランダ
序盤の注目カードの1つでしたが、この結果には驚かされました。
スペインの方がボールを保持する時間が長かったですが、オランダはカウンターからの攻撃の破壊力がありました。
オランダは5バックという布陣だったようですが、そこまで守備的な印象はありませんでした。
ただ、結果的にはスペインが先に先制する事になります。PKからでしたが、シャビ・アロンソが確実に決めて先制します。
これで、スペインが優位に試合を進めるかと思ったのですが、前半終了間際に、オランダが同点に追い付きました。ロングボールからでしたが、ファン・ペルシーが頭でループ気味に押し込みます。
後ろから来るボールに対してああいった形でゴールを奪うのはさすがですね。少し、カシージャスが前に出ていたのをしっかり見た上で狙っていました。
さらに、後半早々にロッペンのゴールでオランダが勝ち越すと、オランダのゴールショーになりました。
3点目はFKから、デフライが押し込みます。
4点目は、カシージャスがボールコントロールを誤ったのをファン・ペルシーが奪って、そのままゴールに結びつけました。
5点目は、ロッペンが抜けだしてゴール前でカシージャスを置き去りにしてのゴールでした。
スペインも途中からはやや集中力が切れてしまった印象もありました。
それにしても、ここまでの差がついたのは驚きました。
スペインは大量失点で、得失点差もあるので、この後どう持ち直すのかも注目されます。
グループC
コロンビア 3-0 ギリシャ
試合は観てません。ダイジェストを見た限りはギリシャの守備は思ったほど硬くはないなという印象です。
ギリシャもコロンビア相手なので、敗戦も考えてはいたでしょうが0-3は想定外だったと思います。
日本としても、このギリシャには勝たないとと思えるゲームでした。
グループD
ウルグアイ 1-3 コスタリカ
これも試合は観ていません。
結果だけみたときは、驚きました。グループDでは、完全にアウトサイダーの扱いだったコスタリカがウルグアイに完勝した訳ですから。
特に、日本とも試合をしていたので、なおさら驚きました。グループDは、ちょっとおもしろくなってきそうです。
イングランド 1-2 イタリア
録画してテレビ観戦しました。
イタリアがボールを持つ時間が長かったと思いますが、イングランドも速攻でしかけるという、両国の特徴が出た試合でした。
ただ、この試合会場は相当暑かったらしく、どこかセーブしながらという感じでもありました。
イタリアも、チャンスとみれば攻撃に出ますが、ゆっくりとボールを回す時間も多かったです。
試合が動いたのは、前半35分でした。マルキージオがやや遠目からグラウンダーのシュートで先制します。
ところが直後に、イングランドが左からのクロスにスターリッジが押し込んで同点に戻します。
後半の早い時間に、イタリアはバロッテリのゴールで勝ち越します。ここまで、あまりチャンスらしいチャンスがなかったバロッテリでしたが、ここ一番でのチャンスを確実に決めました。
その後、イングランドの反撃もあったもののゴールをあげられず。暑さのせいで、足をつる選手が続出して中々反撃もままならない状態になってしまいました。
イタリアの方は、ピルロを起点にカウンターをしかけたりとチャンスはありましたが、追加点はあげられず。
暑さの影響で、後半は動きが少ない試合になってしまったのが残念ですね。
イングランドは初戦黒星というところで、苦しい出だしとなりました。
ウルグアイが負けて、コスタリカが勝った事で、この後の試合もどうなるか読めなくなってきました。
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