2014年 J2 第6節 水戸ホーリーホックvsジェフ千葉 乗ってきた気がする
2014年 J2 第6節 水戸ホーリーホックvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をケーズデンキスタジアム水戸まで観戦してきました。
なかなか、日程的に行けるタイミングがなくて、4年ぶりの水戸遠征となりました。
電車の時間間違えて、到着したのが12時に過ぎになってしまいました。屋台村ができていたりとスタグルも4年前とは様変わりしましたね。
桜の季節という事で、水戸でも桜が咲いていました。天気は良かったんですが、少し風が冷たい感じでしたが、選手にとっては試合しやすいコンディションかもしれません。
試合展開
ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智と大岩、右SBに天野、左SBに太亮、ボランチに慶と兵藤、右SHに谷澤、左SHに佑昌、トップ下に町田、トップにケンペスという布陣でした。
前節、井出が退場処分となり出場停止となったところに、佑昌がそのまま入りました。戸島が今季初のベンチ入りとなりました。竹内は怪我が、ベンチにも入りませんでした。
立ち上がり、いきなりカウンターからシュートまで持ち込まれてひやりとしましたが、その後はジェフのペースになります。
前半5分、ジェフのCKから攻撃が続くがゴールは奪えず。
ジェフがボールを回して攻める時間が続きますが、ゴールにはなかなか繋がらず。
前半11分、CKから智が頭で合わせるものの、わずかにバーの上を越えます。
前半14分には、カウンターから兵藤が持ち上がって左サイドの佑昌へ。佑昌のクロスは跳ね返されるが、再度拾ってクロスをあげるがシュートに持ち込めません。
前半17分、ケンペスがボールを奪ってカウンターになり、町田へボールを通すもののシュートに持ち込めず。
前半20分、佑昌が倒されて得たFKのチャンス。これを兵藤が直接決めて、ジェフが先制点を奪います。
逆に水戸にもFKのチャンスとなるが、これは防ぎきる。
前半27分のCKは、跳ね返されるものの、こぼれ球を拾っての波状攻撃となる。最後は大岩のシュートがバーに当たり、こぼれ球を押しこみたかったが詰め切れず、追加点とはなりませんでした。
32分には、水戸にペナルティエリアまで攻め込まれるが岡本がセーブする。相手が倒れてPKかと思われたが、シュミレーションをとられてジェフボールに。
前半33分、ケンペスがミドルシュートも、GKが好セーブをみせる。さらに、こぼれ球を拾ってクロスをあげると谷澤がヘディングシュートも、これも好セーブにあい追加点はなりません。
その後、ジェフの攻撃が続いたものの、前半39分カウンターから3対2の状況を作られ1度は岡本がシュートを止めたものの、最後はゴールを割られてしまい、同点に追いつかれます。
前半はこのまま1-1で終了します。
後半2分、左サイドから佑昌がクロスを送るもののケンペスには合わず。だが、高く浮いたボールをケンペスが収めて、これを谷澤がシュート。これが、キレイに決まってジェフが勝ち越しに成功する。
その後、水戸に攻め込まれるものの、次第にジェフがボールを持つ時間が長くなります。
後半14分、ジェフのFKのチャンス。これは太亮がグラウンダーで狙うが、枠を捉えられず。
さらに後半19分には、左サイドで崩して中央のケンペスにボールを送るが、余裕がありすぎてかシュートのタイミングが遅れてブロックされてしまいます。
後半25分、カウンターから佑昌のスルーパスにケンペスが抜けだしてGKと1対1になるもののシュートはGKに止められてしまいます。
後半26分、CKからケンペスが狙うが決めきれず。再度のCKもゴールには繋がらず。
後半33分のケンペスのシュートは枠を外れてしまいあmす。
後半38分、水戸のFKでジェフのファウルがありPKの判定に。水戸は、途中出場の鈴木隆行がPKを蹴るが、これを岡本が横っ飛びで弾いて失点を許しません。岡本のPKストップで、同点に追いつかれずに済みます。
後半40分、天野に代えてキムを投入します。キムはそのまま右SBに入りました。
さらに、町田に代えて勇人を投入します。勇人はそのままトップ下に入ります。
ATに入ったところで、谷澤に代えて田代を投入します。田代がボランチに入って兵藤が1列前へ。
ところが、大岩が2枚目のイエローカードで退場となってしまいます。
ただ、時間はほとんど残っておらず、このままタイムアップ。ジェフが1-2で勝利し、連勝を飾りました。
戦評
全体的には、ジェフが主導権を握っていた試合だったと思います。チャンスも数多く作り出しました。
水戸のGK本間の好セーブがなかったら、もっと点差がついていたかもしれません。
ただ、前半のカウンターによる失点と、後半のPKが決まっていれば引き分けで終わっていた可能性もあるだけに、決めるべきところで決めておきたかったゲームでもありました。
水戸の方が本来ならば、ジェフにプレッシャーをかけていきたいところだったと思いますが、ジェフの方がプレッシャーにいけていました。全般的に、コンディションも良さそうでボールを中盤で奪えていたのが大きかったと思います。
アウェイの13時KickOFFと言えば、かつては鬼門だった気もしますが、この日はまったくそういった事は感じませんでした。前節勝利の流れをそのまま勢いに持ち込めました。
兵藤がボランチに入る事で、守備面やスタミナ面での不安もあるのですが、慶の方がフォアチェックで広範囲に動きまわってくれる事で、兵藤の守備の負担も軽くなっていたと思います。
やや低めの位置でボールを受ける事で、相手のプレッシャーを受けずにボールを散らす事も出来て、ボランチの役割分担がよく出来ていたと思います。
そして、前節から続いて好調だった谷澤が、この日も決勝点を上げてくれました。ケンペスが収めたボールを思い切って蹴りこみましたが、見事なゴールでした。
もちろん、兵藤の直接FKも見事でした。逆サイドだったので、一瞬ゴールが決まったのかわかりづらかったですが、選手の反応でようやくゴールだとわかったくらいだったので。
開幕時の状況からはかなり改善されてきた感じがします。試合は観てませんが、長崎戦の後半から大分よくなってはきていたようなので、いい流れが出来ていていると思っていいでしょう。
ただ、熊本や水戸の状態もよくなかったので、真価が問われるのは次節の湘南ベルマーレ戦になるでしょう。ここまで6連勝の湘南相手に勝てれば一気に昇格争いに加わる事も出来るでしょう。
昨シーズン、ガンバやヴィッセルなど相手にはいい試合をしましたから、今の湘南はモチベーション的にも高く臨めるとは思います。ただ、湘南のようなハイプレッシャーをかけてくるチームは苦手なので、そこをうまくいなせるかでしょうね。
選手評価
GK 岡本 7.0
DF 智 6.5
DF 大岩 6.0
DF 天野 5.5
DF キム -
DF 中村 6.0
MF 慶 6.5
MF 兵藤 7.0
MF 勇人 -
MF 田代 -
MF 谷澤 7.0
MF 田中 6.5
MF 町田 6.0
FW ケンペス 6.0
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