キャプテン翼が読んでいなかったら(昔語り)
少し前の記事になりますが、こんな記事がありました。
「キャプテン翼」からサッカーの素晴らしさを教えてもらった世界中のプロ選手たち - GIGAZINE
1981年に連載を開始したサッカー漫画「キャプテン翼」は、世界中でアニメが放送され単行本と文庫本の国内発行部数は約7000万部以上という大ヒット作品で、この漫画をきっかけにサッカーを始め、プロサッカー ...
あの「キャプテン翼」を読んで影響を受けた選手たちという内容の記事です。
その中には、デルピエロや、フェルナンド・トーレス、アンリ、イニエスタとそうそうたる選手の名前が載っています。
もちろん、有名選手だけでなく、キャプテン翼の影響を受けた人は沢山いると思います。かくいう自分も、その一人です。
キャプテン翼の連載が始まったのは1981年ですが、当初は読んでなかったんですが、その後に読み始めたという記憶があります。
丁度、それが小学校の高学年くらいでした。当時、上級生はサッカーなどしておらず野球の方が流行っていたという事もあり、校庭のグラウンド中央は割と自由にサッカーをして遊ぶ事が出来ました。
それは、中学校にすすんでも変わらず。夏でも雪の降る冬でも校庭でサッカーをしていた記憶があります。当時、小中学校にサッカー部がなかった事もあって、まったくの遊びでしたが非常に楽しかった思い出があります。
今にしてみて思うと、キャプテン翼を読んでなかったら、おそらくサッカーに興味はなかったと思いますね。その後、社会人になってJリーグが発足するわけですが、素直にそのタイミングでサッカーを観ていたかもわかりません。
青森に住んでいた頃は、テレビでほとんどサッカーはやっていなくて、せいぜい高校選手権を観るくらいでした。ただ、高校を卒業して仙台に引っ越してからも中々サッカーを観る機会はなかったのでうが、丁度1992年に日本代表が優勝したダイナスティカップの中継をやっていたのを観て、日本強くなったという感じに勝手に思ってました。
その当時は、オフトさんが監督をしていた訳ですが、逆に言うとそれ以前の日本代表はほとんど見た記憶がありません。木村和司のFKですら知らないくらいです。
1992年は、日本がアジアカップで優勝した年でもあります。その当時、アジアカップがどれほどの大会だったかもわかっておらず、ダイナスティカップで優勝した日本はそこそこ強いんだと思ってたくらいなので、優勝自体は喜びましたが、あの当時の日本にとってどれだけの快挙だったのかは後々になってわかった事です。
当時、Jリーグ発足前年で、プロリーグ開幕に向けて動き出していたわけですが、それがどういうことなのかはあまりピンと来てませんでした。微かに覚えているのは、ナビスコカップがあって、天皇杯でマリノスが優勝した事くらいでしょうか。
ここら辺は、あるいみ偶然の積み重ねというか、サッカー自体には興味があったので観るようになったというだけで、日本のサッカー界における転換期というのは意識はしていたわけでもありません。
キャプテン翼の影響でサッカーに興味を持っていなかったら、ダイナスティは観ていなかったでしょう。確か、夜中に録画放送でやってた気がしますからね。下手をするとアジアカップ優勝も興味がなかった可能性すらあります。
翌年、Jリーグが開幕した年に社会人になったという事もあり、盛り上がりました。当時はJリーグバブルだったので、チケットとれるのかどうかもわからず、テレビでもゴールデンタイムに生中継があったので、あえて生観戦はしませんでしたね。
特に贔屓のチームもなかったので、放送されている試合をただただ観てました。
それが今や、シーズンチケットを買って、毎週のように観戦に出かけているのだからわからないものです。
そこまでに、生観戦するようになったきっかけだとか、ジェフの試合をみるようになったきっかけだとかはあるわけですが、すべての原点はキャプテン翼でした。キャプ翼がなければのちのちの人生は少し違ったものになっていたかもしれません。大げさなようですが、実際そうなんじゃないかと思うんです。
キャプテン翼が読んでいなかったら(昔語り)