米倉恒貴 取扱説明書
取説シリーズの第三弾は、ガンバ大阪に移籍した米倉恒貴です。米倉は、昨年コンバートされるまでは攻撃的なポジションをやっていたので、それまでとは少し違う部分もあるかもしれません。
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米倉恒貴 取扱説明書
- ポジションは、トップ下、SH、右SB。昨年、右SBにコンバートされて大ブレイク。
- SHだと張ってしまう傾向があって、スペースがなく苦しんでいたが、右SBになって前にスペースが出来た事でイキイキとプレー出来るようになりました。
- オーロイがトップをやっていた時は、米倉がトップ下でフォローする形でした。最近はサイドでの起用が多いですが、米倉の得点力はトップ下でも活きると思います。
- クロスの質は一級品です。昨年のジェフにあって、唯一といっていいくらいJ1クラスのクロスの質でした。アーリークロスもあり、えぐってからのクロスもあり、ふわっとしたボールもありとパターンも多彩です。
- フィジ倉と呼ばれているくらいフィジカルは強いです。右SBという不得手なポジションでしたが当たり負けはしないので、真っ向勝負だと勝ててしまいます。
- スタミナはある方だが・・・。SBでポジションを下げて上下動しても90分持つだけのスタミナはありますが、時々戻ってこない事もありました。サボりどころというか、ここは戻らなきゃというの感覚はまだ磨かないといけなそうです。
- 点も取れるSB。元々、トップ下やSHをやっていた事で、シュートもガンガン狙ってきます。ポジションを下げてSBで6得点は中々です。
- 守備は大目に見てほしい。フィジカルは強いので当たり負けはしませんが、やはり駆け引きであったりDFラインの連動だったりというところではまだまだです。SBとしてもう一段階上を目指すなら、守備も出来るようにならないと厳しいかもしれません。
- 怪我が心配。昨シーズンはほぼフルに活躍してくれましたが、それまでは毎年怪我で離脱という事が多かったと思います。これまで、シーズン通して活躍出来なかった事で、昨年の活躍がより目立つ事になったところもあります。
少しいいところばかり書きすぎた感がありますが、それくらい期待してもらっていいとも思います。
J1の舞台へ個人昇格したという事は、本人としてもそれなりの覚悟を持って臨むという事だと思うので、活躍してくれないと困ります。
ガンバではDF登録のようなので、SBとして期待されているという事でしょう。長谷川監督がどう米倉を使ってくるのか見ものです。
ガンバ大阪には、ジェフ時代に仲が良かった倉田秋がいるので、早めに馴染めるのではと思います。倉倉コンビで頑張ってもらいたいです。
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