2013年 J2 第32節 アビスパ福岡vsジェフ千葉 大乱戦を制し反攻の9月へ
J2第32節 アビスパ福岡vsジェフ千葉の観戦で、レベルファイブスタジアムまで行ってきました。
福岡遠征も初で、レベスタももちろん初めてでした。
試合前
16時過ぎに現地に着いたのですが、客入りはさほどよくはなかったですね。雨も弱いながらも降っていたので、ゴール裏のジェフサポたちも最初はコンコースなどにいたようなので。
今回、メインスタンド側のS席にしていたので、メインスタンド側の売店に行ったのですが、食べ物の種類があまりなく寂しい感じでした。あとで、場内の案内図を見たところスタグルはバックスタンド側に多くあるようですね。ただ、アウェイグッズをつけて通りぬけ出来なそうな感じだったのと、既にお腹がふくれていたのでバックスタンド側に行くのは諦めました。
ちなみに、福岡のサポーターはゴール裏ではなくバックスタンド側に集まってました。まぁ、あ雨も降ってるし、屋根があって反響もするんで、その方がいいんでしょうね。
試合経過
ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智と竹内、右SBに米倉、左SBに峻希、ボランチに勇人と健太郎、右SHに大介、左SHに佑昌、トップ下に大塚、トップにケンペスという布陣でした。
出場停止明けの米倉がそのままSBの位置へ。出場停止の谷澤のところに佑昌がはいった格好になりました。
試合は、序盤からアビスパの強烈なプレスに苦しめられる展開になる。
試合開始早々アビスパにFKのチャンスを与えてしまう。グラウンダーのクロスをいれてきた福岡に対してクリアしようとするが大きく出せず、混戦の中シュートを決められてしまう。いきなり、先制点をくらう格好となった。
その後も福岡の厳しいプレッシャーの前にパスミスを連発。何度もチャンスを作られる苦しい立ち上がりとなった。
ようやく、反撃の兆しが見え始めたのが前半20分頃から、単発ではあるがチャンスが作れるようになってくる。
そして、前半29分、右サイドから大介がクロスをいれる。これにケンペスが合わせてゴール。ジェフが同点に追いつく。
同点に追いついた事で、リズムがよくなったジェフがチャンスを作れるようになる。ただ、前半はこのケンペスのゴールのみ。前半を1-1で折り返す。
後半はジェフペースでスタートする。佑昌が切れ込んでシュートを打てば、ケンペスも積極的にシュートを狙う。
だが、次のゴールはまたしても福岡。後半5分、カウンター気味に攻めこまれ、最後は坂田が竹内を外してシュート。これが決まって福岡が勝ち越しに成功する。
後半8分、クロスのこぼれ球を米倉が猛ダッシュで先に追いつきダイレクトでミドルシュート。これが素晴らしい弾道で福岡ゴールに突き刺さる。ジェフが、またもや同点に追いつく。
その後、ややジェフペースながらも一進一退の攻防となる。勝ち越し点を狙うジェフはケンペスが積極的にゴールを狙うが勝ち越しゴールはあげられず。
後半20分、健太郎に代えて森本を投入。大介がボランチに入って、大塚が右SH、ケンペスと森本の2トップとなる。
その直後の後半21分、ケンペスが相手DFと競り合いこぼれたボールをGKの上に浮かせる。そのボールを拾ってゴールに流し込む。ジェフがついに逆転に成功する。
さらに、後半26分、ボールを持った森本が相手を引きつけてケンペスにパス。ケンペスがそのまま持ち込みゴール。2-4と2点差とする。
ジェフは、大塚、峻希を下げて、キム、大岩を投入。米倉がSHの位置にあがる。
だが、運動量が落ちた事もあり引き気味となってしまい福岡の猛攻を受ける。
ミドルシュートで1点を返されるとさらに、アディショナルタイムにも決定的チャンスを作られる。結局、最後の福岡のシュートはわずかに枠を外れて助かった。
きわどいゲームだったが、なんとかジェフが3-4と勝ち星をあげた。
戦評
福岡に先行を許す苦しい展開だった。ただ、時間帯的に前後半の頭だった事もあり、十分に追いつく時間があったという事で焦らずに攻撃に回る事が出来た試合だった。
ただ、前半は福岡のプレッシャを受け続けた事もあるが、パスミスが多すぎた。しかも、相手にチャンスを作られるまずい流れでヒヤヒヤものだった。
あの時間帯は無理なパスを回すよりもプレッシャーをかいくぐるような大きな展開をしたほうがよかったかもしれない。とはいえ、福岡のプレッシャーが強かった分、裏を狙う事が出来た。前半は右サイドの米倉、大介のところからチャンスを作れていたし、後半は左サイドからもチャンスを作れるようになった。
それにしても、後半の米倉の同点ゴールは圧巻だった。相手もルーズボールを拾いにいっていたが、ものともせずにシュートに持ち込んだ。しかも、少し遠目だったが素晴らしい弾道が飛び出した。
同点に追いついた後少し攻めあぐねる展開となるが、この試合森本を20分から投入。直後の、得点は直接からんではなかったが、ケンペスの3得点目をアシストするなど、リズムがよくなった。
ケンペスは出場停止だった2試合があったとはいえ、8月は仕事をする事が出来なかったが、9月に入った途端のハットトリック。結果的に3失点を喫した為、決勝点となった。
なんとか、8月頭以来の勝利をつかむ事が出来た。神戸が勝利した事で勝ち点差10は変わらず。長崎がガンバに勝利した為に順位的な変動もなかった。
次の試合が天皇杯でリーグ戦は間隔が開くが、京都戦など大事な試合が続く事になるので、この勝ちをぜひとも勢いに繋げていきたい。9月の大攻勢に期待がかかる。
選手評価
GK 岡本 6.0
DF 山口智 6.0
DF 竹内 5.5
DF 米倉 7.0
DF 峻希 6.0
DF キム -
DF 大岩 -
MF 健太郎 5.0
MF 勇人 6.0
MF 大介 6.5
FW 大塚 6.0
FW ケンペス 7.5
FW 森本 6.0
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