2013年 J2 第31節 ジェフ千葉vsFC岐阜 魔の8月克服出来ず
J2 第31節 ジェフ千葉vsFC岐阜の試合を観戦しに、フクダ電子アリーナまで行ってきました。
週中の猛暑に比べると大分気温が下がって過ごしやすい日となった。
千葉県のゆるキャラが勢ぞろいでカオスだったり岐阜物産展があったりとイベントはあったのだが、少々疲れ気味で試合が始まるまでおとなしくしてました。
8月は水戸に勝って以来2敗1分と白星なし、再開の岐阜相手に勝利して、もう1度勢いに乗りたいところ。
試合経過
ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智と竹内、右SBにキム、左SBに峻希、ボランチに健太郎と勇人、右SHに大介、左SHに谷澤、トップ下に大塚、トップにケンペスという布陣だった。
出場停止の米倉のところには、キムが入った。2試合出場停止だったケンペスが先発に復帰。勇人がボランチで先発出場、大介は前目のポジションとなった。
開始早々、ジェフは大塚がファウルを受けてFKのチャンス。このFKは大介があげたボールに智が足でコースをかえてゴール。いきなりジェフが先制点を奪った。
試合自体はジェフがペースを握る展開となる。岐阜の方のミスにも助けられ、優位に試合をすすめる。
谷澤からのボールを受けた峻希がサイドを突破。クロスをあげるがシュートはGKの正面に飛んでしまう。
FK、CKのチャンスが立て続けに訪れるが、ゴールを奪うことが出来ない。
ケンペスのミドルシュートは枠を捉えきれない。2試合休みをもらったケンペスだが好調時の勢いがない。
前半24分、大塚が裏に抜け出すがシュートまで持ち込めず。クロスもあげられず。
前半28分、谷澤が意表をついたシュート。相手GKがさわってCKのチャンスに。
CKのチャンスはゴールに繋がらず。
前半は、このまま1-0でリードして折り返す。
後半もジェフがペースを握る展開となる。
大介が右サイドからグラウンダーのクロスをいれるが先にGKが反応する。
後半9分には、ボールがつながって最後は谷澤が押し込むがオフサイドの判定。
その後もジェフがポゼッションする展開が続くが、カウンターから岐阜もチャンスを作れるようになる。
後半15分をまわると岐阜に立て続けにチャンスをつくられるが、なんとか凌ぎきる。
後半20分、少し遠目だったが、益山が思い切ったミドルシュート。これがいいコースに決まって岐阜が同点に追いつく。
後半29分、ケンペスのシュートのこぼれを谷澤が押し込むが、これもオフサイドの判定。
さらに、カウンターからケンペスが抜け出しシュートまで持ち込むが、ゴール右に外れる。
後半34分、谷澤に代えて森本を投入する。ケンペスと森本の2トップに。大塚が左SHに回る。
さらに後半39分、健太郎に代えて兵藤を投入、後半43分にはキムに代えて鈴木隆雅が入る。
峻希が右SBに回って、隆雅が左SBに入った。
アディショナルタイム、右から左かクロスを入れるが中々決定機とはならず。
最後のFKのチャンスも森本のシュートは決めきれず。試合はこのまま1-1のドローとなった。
戦評
またしても勝ち切れず。結局8月は1勝2分2敗と、勝ち点5止まりとなってしまった。神戸が勝利した為、勝ち点差は10にひろがり自動昇格圏が遠のいた。
順位的にも4位に交代と魔の8月に失速という悪夢がよぎる。
試合全般としてはジェフペースではあったと思う。ただ、相手の岐阜が順位どおりのパフォーマンスでミス絡みでチャンスを潰してくれた事も大きい。
ラストパスの精度であったり、動きの質で相手を上回れなかったなというのが正直なところ。確かに、岐阜のDFはすごくがんばってはいたのだが、オフサイドになった幻の2ゴールを含めて、決して崩せない相手ではなかった。
米倉が累積警告で欠場となり、キムが入ったが、これまでに比べるとがんばっていたとは思う。思い切って高いポジションをとろうとしていたしクロスもあげていた。やはり、クロスの精度は米倉とは比較にならないものだったが、SBであってもポジションをつかもうという意気込みは感じた。
結果として、米倉欠場でサイドからのクロスの精度は格段に下がった事は引き分けに終わった要因であったが、試合全般としては優位にたっていた事もあって致命的ではなかったと思う。
森本はコンディションの問題もあって、短い時間の出場に終わったが、フィジカルの強さや足元に収まるのはさすがだなという感じ。もう少し、森本にシュートを打たせるようにさせてあげたかったなという気がする。ケンペスの調子が上がらない状態なので、森本には早くチームにフィットしてもらいたいのだが…。
森本はともかく、キムのクロスの精度では限界もあったので、左右からクロスを入れるのであれば早めに隆雅を入れてもよかったかなと思う。
怪我明けの兵藤もミスが多く今ひとつの出来だった。大介をボランチに戻して、町田を入れるという手もあったかと思う。終盤の苦しい場面なら町田は相手にとっては嫌な選手だと思うが。
残り11試合で、2位と勝ち点差10は逆転で自動昇格を狙うのはギリギリの差。ただ、まずは目の前の勝ち点3を積み上げていくしかない。最終的に、プレーオフに回る可能性も大きいが、終盤に向けてある程度勢いをつけたいというのもある。
昨シーズンも終わってみれば2位との勝ち点差はわずかなもので、コツコツ勝ち点を積み重ねるのがまずは大事になる。ディティールの部分を突き詰める事と自信、そしてアグレッシブさ。昇格に向けて出来ることはまだまだある。
次節のアウェイ福岡戦は初の福岡遠征に行ってくる予定。この後、天皇杯があるので、ここがラスト10試合を前にした一区切りの一戦になるだろう。アウェイ福岡といえば以前に痛い黒星を喫した事もある場所だが、あのときゴールを決めた佑昌はいまはジェフにいる。岐阜線で佑昌を温存したからには、レベスタでゴールを奪ってもらいましょう。
選手評価
GK 岡本 6.0
DF 山口智 6.5
DF 竹内 6.0
DF キム 6.0
DF 峻希 6.0
DF 鈴木 -
MF 健太郎 6.0
MF 勇人 6.0
MF 大介 6.0
MF 谷澤 6.0
MF 兵藤 -
FW 大塚 6.0
FW ケンペス 5.0
FW 森本 5.5
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