ACL2013 最終節 ムアントンvs浦和レッズ 浦和、仙台とも決勝T進出ならず
2013年シーズンのACL(アジアチャンピオンズリーグ)グループリーグ最終節 CATVにて日テレG+のムアントンvs浦和レッズの試合をテレビ観戦した。
この試合、浦和が勝って、さらに裏の試合で全北が敗れれば、決勝トーナメント進出が決まる。
ムアントンvs浦和レッズ
序盤から、ボールを回すレッズだったが、思うように攻撃のスイッチが入らない。
しばしばムアントンにカウンターからチャンスを作られる展開になる。
長いボールから宇賀神を走らせるも、決定機は作れず。興梠が倒された場面はシュミレーションの判定。
さらに、興梠がボールを奪ってそのまま持ち込むも相手GKの判断がよくゴールを割る事が出来ず。
なかなかチャンスが作れなかった浦和だったが、前半の終盤にきてようやくシュートチャンスが訪れるが、ゴールを奪う事は出来ず0-0で前半を折り返す。
後半、浦和がいきなり攻勢に出る。
森脇がミドルシュート。これは、相手GKが弾きだすが、このCKからゴールが生まれる。
CKは相手にクリアされるが、このボールを繋いで左サイドからのクロスに中央で那須がボレーで合わせる。これが決まり、浦和が先制する。
この後、浦和がムアントンを圧倒する展開となる。
FK、CKから連続してチャンスとなるが、追加点は奪えず。
後半22分には、興梠がGKにプレッシャーをかけこぼれたボールをマルシオが拾うがシュートは枠を外してしまう。
その後、試合は落ち着き、選手交代を交えて試合を優位に進める。
追加点こそ奪えなかったが、試合は浦和が1点のリードを守りきり勝利した。
浦和、仙台は決勝T進出逃す
ムアントンに勝利した浦和だったが、裏の試合で全北が広州と引き分け。全北と浦和の直接対決で負け越していた浦和が3位となり決勝トーナメント進出はならなかった。
同日、ユアテックスタジアム仙台で行われていた、ベガルタ仙台vs江蘇の試合は、仙台が先制したものの逆転をゆるし、こちらも決勝トーナメント進出はならなかった。
ACL2013 順位表
グループE | |||||||||
順位 | チーム | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 勝ち点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | FCソウル | 6 | 2 | 2 | 1 | 9 | 4 | +5 | 11 |
2 | ブリーラム | 6 | 1 | 4 | 1 | 5 | 5 | 0 | 7 |
2 | 江蘇舜天 | 6 | 2 | 1 | 3 | 5 | 9 | -4 | 7 |
2 | ベガルタ仙台 | 6 | 1 | 3 | 2 | 5 | 6 | -1 | 6 |
グループF | |||||||||
順位 | チーム | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 勝ち点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 広州恒大 | 6 | 3 | 2 | 1 | 14 | 5 | +9 | 11 |
2 | 全北現代 | 6 | 2 | 4 | 0 | 10 | 6 | +4 | 10 |
3 | 浦和レッズ | 6 | 3 | 1 | 2 | 11 | 11 | 0 | 10 |
4 | ムアントンU | 6 | 0 | 1 | 5 | 4 | 17 | -13 | 1 |
グループG | |||||||||
順位 | チーム | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 勝ち点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ブニョドコル | 6 | 2 | 4 | 0 | 6 | 3 | +3 | 10 |
2 | 北京国安 | 6 | 2 | 3 | 1 | 4 | 2 | +2 | 9 |
3 | 浦項スティーラーズ | 6 | 1 | 4 | 1 | 5 | 6 | -1 | 7 |
4 | サンフレッチェ広島 | 6 | 0 | 3 | 3 | 2 | 6 | -4 | 3 |
グループH | |||||||||
順位 | チーム | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 勝ち点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 柏レイソル | 5 | 4 | 2 | 0 | 14 | 4 | +10 | 14 |
2 | セントラルコースト | 5 | 2 | 1 | 3 | 5 | 9 | -4 | 7 |
3 | 貴州人和 | 5 | 1 | 3 | 2 | 6 | 7 | -1 | 6 |
4 | 水原三星 | 5 | 0 | 4 | 2 | 4 | 9 | -5 | 4 |
グループリーグ最終節前では、浦和レッズ、ベガルタ仙台に決勝トーナメント進出の可能性があったものの、いずれも敗退。
結局、日本勢で決勝トーナメントに進出したのは柏レイソルのみとなってしまった。
決勝トーナメント東アジア勢の組み合わせは以下のようになっている。
ブニョドコルvsブリーラム
柏レイソルvs全北現代
FCソウルvs北京国安
広州恒大vsセントラルコースト
内訳としては、韓国勢2チーム、中国勢2チーム、日本、オーストラリア、タイ、ウズベキスタンがそれぞれ1チームとなっている。
今季、ACLに向けてJリーグとしても遠征費補助などの対策をしたが、結果としては伴わなかった。グループリーグを勝ち上がったのが2年連続出場となる柏のみという事で、毎年コンスタンスにJリーグで結果をだいて出場し続けるのが大事になってきそうだ。
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