2012年 J2 第38節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs大分トリニータ 痛恨の逆転負け【J特】
今節も、フクアリまでジェフユナイテッド市原・千葉vs大分トリニータの試合を観戦してきました。
試合前
この日はホームタウン千葉市マッチデー。という事で、千葉市のマスコット達が集まってました。
午後、雨が降る予報ではなかったと思うのだが、イベント広場にいたら次第に雨が強くなってきて、キャラクターの集合写真も早めに撮る事に。
毎年、千葉市マッチデーには必ず来てくれているくまがい千葉市市長。試合前に挨拶してくださいました。
千葉市マッチデーは、あまり勝率がよくなく申し訳なく思ってるので、今年は勝ちたいところ。
試合経過
ジェフの先発は、前節草津戦と変わらず。GKに岡本、CBに竹内の大岩、右SBに峻希、左SBに渡邊、ボランチに勇人と健太郎、右SHに佑昌、左SHに谷澤、トップ下に兵働、1トップに荒田という布陣でした。
14.荒田 | |||
15.兵藤 | |||
39.谷澤 | 19.田中 | ||
16.佐藤健 | 7.佐藤勇 | ||
27.渡邊 | 33.高橋 | ||
3.竹内 | 29.大岩 | ||
1.岡本 |
まずは、ジェフが攻勢に出る。いきなり、開始早々にチャンスを作り出すがゴールは奪えず。大分のプレッシャーもあり激しい攻防となる。
そんな中、前半9分、右サイドに出た佑昌が中央にボールを入れると谷澤がフリーで合わせる。これが決まって、幸先良くジェフが先制点を上げる。
勢いにでるジェフが主導権を握って攻めこむ。左サイドの谷澤と渡邊のコンビで崩す回数が多いが、なかなか中の人数が揃っておらず決定機にならない。
大分のプレッシャーも厳しかったが、ボールを奪われても粘り強く対応。ボランチの勇人や健太郎がフォローに走り回って、ボールをよく拾えている。
ジェフが攻めてはいるものの得点が奪えない展開。大分も徐々に反撃しだして、互角の攻防となる。
1点はリードしているものの、少し余裕がない展開に。それでも、前半は得点を許さず、1-0でリードして折り返す。
後半の立ち上がりは、前半の終盤と同じ様に、ジェフが攻めてはいるが大分も反撃してくるという展開。
後半11分、大分にサイドからボールを入れられて森島へ。人はついていたように見えたが、森島が反転して速いグラウンダーのシュート。これが、ゴール右隅位に決まって大分が同点に追いつく。
同点に追いつかれたジェフがなかなか反撃出来ない展開が続く。
後半19分、佑昌に変わってリカルド・ロボを投入する。ロボと荒田の2トップになって、兵働が右SHに入った。
後半21分、大分に攻めこまれサイドからボールを入れられると中央の森島がヘディングで決めて大分に逆転を許す。
ジェフが懸命に攻撃をしかけるが、なかなか有効な攻め手がない。大分に人数をかけて守られて、チャンスがなかなか作れない。
後半28分、健太郎に代わって米倉を投入。兵働がボランチに下がって、米倉が右SHに。
さらに、後半34分には、荒田に代えてオーロイを投入。
オーロイにボールを入れるものの、落としたボールに誰も反応できない展開が多い。
サイドも有効に使えずに時間がジリジリと過ぎていく。
後半ロスタイムのFKも、武内のヘディングは枠を外れる。結局、このまま得点奪えず、1-2の敗戦となった。
35.ロボ | 8.オーロイ | ||
39.谷澤 | 11.米倉 | ||
7.佐藤勇 | 15.兵藤 | ||
27.渡邊 | 33.高橋 | ||
3.竹内 | 29.大岩 | ||
1.岡本 |
戦評
昇格を争うライバルで痛恨の逆転負けとなってしまった。
千葉市が小学生を沢山招待してくれたおかげもあって、久しぶりに観客が1万人を突破。相性のいい大分が相手で、幸先良く先制点を上げて、万事順調のはずだった。
やはり、よかった前半のうちに2点目が奪えなかったのが痛かった。決定機はあった。チャンスの数に対してシュートを外しすぎた。
後半、ジェフの運動量が落ちたのと、大分が修正してきた事もあったが、失点場面以外は大きなチャンスはそんなに多くは作られてなかったと思う。
森島も結構遠目からシュートは打ってきていたが、1点目のような枠に飛ばしたシュートはほとんどなかったし、2点目はサイドから良いボールを入れられすぎた、しかも森島のところを空けてしまったという、対応の不味さがあった。
とはいえ、逆転されてからも十分に時間は残されていたわけで、どうした事か攻め急いで慌てたようなプレーが多かった。運動量が落ちてきていた選手もいて、なかあか分厚い攻めが出来ない事もあり、もう少しじっくり攻めてもよかったと思う。
交代で入った、ロボやヨネが有効な働きを出来ず、オーロイは競り勝つ事は出来たが回りが反応してくれずに、チャンスが作れなかった。
天皇杯でPKではあるが移籍後初得点を決めて少しはよくなるかなと思えたロボだったが、この日は今まで以上に存在感が薄かった。
残り試合が少ない中での負けは本当に痛かったわけだが、どういうわけか今年はライバルたちが、よくお付き合いしてくれる。
大分には勝ち点3をあげてしまったが、湘南は引き分け、京都、横浜FC、ヴェルディは負けという事で順位的には1つ落としただけ。湘南とは勝ち点差3、大分、京都とは勝ち点差2という位置で、まだまだJ1昇格が狙える状況だ。
甲府がJ1昇格を決めて、自動昇格の2位の枠もまだ届く位置。残り試合次第で十分に狙えるわけだ。おそらく、残り4試合で全勝できるチームなないだろうと思っていて、もしジェフが4連勝できれば2位に滑り込めるはずだ。
ただ、ジェフ自体もそれほど安定して勝てるようなチーム状態ではないので、4連勝は難しいかもしれない。2位の座を狙いつつ、プレーオフも視野に入れた戦い方を考えておかないといけないだろう。
残り15分、10分というところで、どうやって点を取って勝ちきるか。この日のような試合展開で、チームとしてどうやって点を取ろうというのが見えないのは、見ていて辛い。
セットプレーでもいいし、戦術オーロイでもいいと思う。時間は少ないけど、少しでも得点パターンを増やしておきたい。1点を取らないと負けてしまうというときにピッチ上の選手の意識統一が出来るようにならないと・・・。
次節は、湘南戦。昇格を争うライバルとの第2ラウンド。相手も決して調子はよくない。ここ5試合で2分3敗。(ジェフも1勝2分2敗だが・・・。)勝てば上位に、負ければプレーオフ圏外になる可能性もある大一番。ここで勝てるかどうかで、残り試合の勢いも違ってくるだろうし、ぜひとも勝ち点3を持ち帰りたい!!
選手評価
GK 岡本 6.0
DF 竹内 6.0
DF 大岩 6.0
DF 渡邊 6.5
DF 高橋 6.0
MF 勇人 6.5
MF 健太郎 6.0
MF 谷澤 6.5
FW 田中 6.5
MF 兵働 6.5
MF 米倉 5.0
FW 荒田 6.0
FW ロボ 5.0
FW オーロイ 6.0
-
2018年10月23日 2018年 J2 第38節 ジェフ千葉vs大分トリニータ ミスからの失点が続き完敗
2018年J2第38節 ジェフ千葉vs大分トリニータの観戦でフクダ電子アリーナまで行ってきました。試合は、大野のミスから先制を許すも、町田のゴールで同点に追いつく。その後、大分に2点を奪われて、後半にも1失点。ラリベイのゴール2点目を奪うも2-4で敗戦となった。 -
2018年04月02日 2018年 J2 第7節 大分トリニータvsジェフ千葉 大銀ドーム初黒星は惨敗
2018年J2第7節 大分トリニータvsジェフ千葉の観戦をDAZNでテレビ観戦しました。試合は前半にロドリゲスのミスから先制を許すと、後半にも3失点で4-0で完敗となりました。 -
2017年10月29日 2017年 J2 第39節 大分トリニータvsジェフ千葉 怒涛の4連勝
2017年 J2 第39節 大分トリニータvsジェフ千葉の試合をDAZNの中継で視聴しました。試合は、後半に為田のクロスからラリベイがゴール。さらに、船山にも追加点が生まれる。大分に1点を返されたものの最後まで凌ぎきって1-2で勝利しました。 -
2017年07月02日 2017年 J2 第21節 ジェフ千葉vs大分トリニータ 4発快勝で初の連勝
2017年 J2 第21節 ジェフ千葉vs大分トリニータの試合をフクダ電子アリーナで観戦してきました。試合は、前半の船山のゴールで先制すると、後半に清武、ラリベイのゴールで突き放す。大分に1点を返されるが、ラリベイの追加店で4-1と快勝しました。 -
2015年10月19日 2015年 J2 第37節 ジェフ千葉vs大分トリニータ フクアリ10周年は同じく2-2の引き分け
2015年 J2 第37節 ジェフ千葉vs大分トリニータの試合をフクダ電子アリーナで観戦しました。試合は、前半に2点のリードを許すも、後半にネイツのゴールで1点を返し終了間際にはPKで追いついて2-2のドローとなった。
2012年 J2 第38節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs大分トリニータ 痛恨の逆転負け【J特】