2012年 J2 第34節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsギラヴァンツ北九州 崩壊【J特】
今節もフクアリまで行って来ました。ジェフユナイテッド市原・千葉vsギラヴァンツ北九州の一戦を観戦してきました。
試合前
日曜日の13時KickOFFは辛いですね。朝起きるのが辛い。とりあえずなんとか、キックオフ前には会場入り出来ました。
この試合、バックスタンド側にビッグフラッグを広げる事が決まってまして、ホームゴール裏にはビッグジャージ、アウェイゴール裏にもフラッグなどが掲げられてました。
試合経過
前節、アウェイ富山戦で苦杯を喫して、なんとしても連敗は避けたいホームの北九州戦。天気はよかったんですがね、早い時間帯という事もあってか、ゲーム開始時点ではバックスタンドはかなり空席が目立ってました。
ジェフの先発はGKに櫛野、CBに良太と竹内、右SBに峻希、左SBに渡邊、ボランチにに兵働と勇人、右SHに佑昌、左SHに谷澤、2トップに荒田と大塚という布陣。大岩はベンチにも入らず。智はベンチには入っているものの先発には戻ってません。
14.荒田 | 32.大塚 | ||
39.谷澤 | 19.田中 | ||
15.兵藤 | 7.佐藤勇 | ||
27.渡邊 | 33.高橋 | ||
4.青木良 | 3.竹内 | ||
17.櫛野 |
ジェフは立ち上がり、中盤でボールをキープしようとした谷澤がボールを奪われてそのまま速攻を許す。このまま、端戸にボールを運ばれてシュートまで持っていかれ、決められてしまう。開始早々に1点を失う嫌な展開。
反撃をしたいジェフだったが、前半5分、自陣でボールをもった良太が狙われてボールを失ってしまう。慌てて追いかけた良太が両手で引っ張って倒してしまう。このプレーで一発レッドの判定。試合開始早々に10人となってしまった。
さらに、このファウルでのFKをキローラン木鈴に決められる。開始6分で、2点のビハインドと10人での戦いとなってしまう。
大塚に代えて、健太郎を投入。健太郎がCBの位置に入る。
なかなかリズムが掴めないジェフだったが、スローインから荒田がシュートまで持ち込むなど、チャンスはあった。
少ないチャンスを決めきれず、数的不利もあって、攻撃に出ていけない時間が長くなる。
前線で荒田が残ってはいるが、なかなか競り勝つ事も出来ず、キープする状態にもならず起点が作れない。
それでも、前半30分ころにはセットプレーから続けてチャンスを作ったが、得点を奪うことが出来ず。
逆に、縦パス1本で端戸に抜けだされ、オフサイドを取れず。このままシュートまで持ち込まれ決められる。0-3と大きくリードを許す展開に。
チャンスらしいチャンスも作れないまま前半を終える。
後半、なんとか1点を返したいジェフだったが、なかなかチャンスが作れない。北九州も前半ほど出てこれなくはなっていたが、3点のリードからか落ち着いて対処されてしまっている。
後半10分、佑昌に代えて米倉を投入する。
峻希が前目に出て、最終ラインは3バック気味に。
得点が奪えないままじりじり時間だけがすぎる。
後半32分、兵働に代えて深井を投入。
フレッシュな深井が相手を追い回すものの、回りが疲れもあって連動できない。結局、なかなかボールを奪えず。
試合は結局1点も奪えず。0-3の完敗となった。
14.荒田 | |||
9.深井 | 11.米倉 | ||
39.谷澤 | 33.高橋 | ||
7.佐藤勇 | |||
27.渡邊 | 16.佐藤健 | ||
3.竹内 | |||
17.櫛野 |
戦評
J1時代に残留争いをするようになって以来、不甲斐ない試合は何度と観てきたが、ここまで酷い試合は記憶にない。
リーグ戦では、ここ数年で最も酷い試合ではなかっただろうか!?
フクアリ開催となって以降、試合終了前に帰った記憶はないのだが、さすがにこの試合は最後まで見ていられず、後半35分を回った辺りで帰路についた。
兎にも角にも、開始早々の2失点。これが全てでしょう。取られ方も悪かったし、あの時間にCBが退場になってしまってはゲームがぶち壊しだから。
昇格争いをしているチームだし、ああいった状況だからこそ意地を見せてもらいたいところだったが、さすがに厳しかった。8月のナイトゲームから、13時キックオフのゲームというのも難しいところがあったと思う。
富山戦ではベンチ入りしていたオーロイはベンチに入っておらず、数的不利な状況で放り込む事も出来ない。この試合、谷澤もあまり切れがなく、八方塞がりな状態。
前半、なんなく3点を取った北九州は余力もあって、後半さらに追加点を奪われる可能性もあったが、無失点で切り抜けたのはせめてもの意地だろう。
残り9試合になったところで、今のチーム状況は大変厳しい所。ただ、運がいいのか、相変わらず上は混戦模様で2連敗にもかかわらず、5位につけている。2位の湘南とは勝ち点差6があり、すぐに追いつける状況ではないが、プレーオフ圏内の6位以内は十分に狙える状況だ。
この先は、一戦必勝のつもりで戦ってもらいたい。これは何も気持ちの問題だけではなくて、ゲームプランも含めて相手を徹底的に研究してもらいたい。戦い方にこだわる必要もない。勝つために最大限の策を練ってもらいたい。
気持ちは大事だが、いかんせんジェフの選手たちは気合が空回りする傾向にある。気合いが気負いに変わってしまっては意味が無い。まずは、試合毎のミッションを確実にこなす事。
次節は、ホームでのヴェルディ戦。昇格争いをするライバルだ。アウェイでは負けてるし、なんとしても勝ち点3がほしい。いい意味で開き直ってくれればいいのだが。
選手評価
GK 櫛野 5.0
DF 竹内 6.0
DF 良太 4.0
DF 渡邊 5.5
DF 高橋 6.0
MF 勇人 5.0
MF 兵働 6.0
MF 健太郎 6.0
MF 谷澤 5.5
FW 田中 5.5
FW 大塚 -
FW 荒田 5.5
FW 深井 6.0
-
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