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ちばぎんカップ2012 ジェフユナイテッド市原・千葉vs柏レイソル【J特】

こーいち at 2012年2月26日 23:19 カテゴリー:ジェフユナイテッド, 関東

奪還×脱甘

ちばぎんカップジェフユナイテッド市原・千葉vs柏レイソルの観戦でフクアリまで行ってきました。

ゲーム前

今年は、珍しく指定席。ちばぎんシート。まぁ、指定席だしと思って、ゆっくり支度して13時前にフクアリに着きました。

場外で、サマナラのカレーを買って席についたはいいが、両隣が埋まって、食べられない。しょうがないので、コンコース行って食べてましたw

バックスタンド側のSA自由席は完売という事で、両ゴール裏もほとんど埋まり、客入りはかなりよかった。

なんだか、あっという間に選手紹介も終わり、試合の時間になってました。慣れない席で、なんだか落ち着かない・・・。

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ゲーム振り返り

という事で試合。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに山口と竹内、右SBに坂本、左SBに武田、ボランチに勇人と兵藤、右MFに大介、左MFに深井、2トップに藤田と米倉という布陣でした。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2012年ちばぎんカップ vs柏レイソル先発フォーメーション)

18.藤田		11.米倉

9.深井		20.伊藤

15.兵藤		7.佐藤勇

23.武田		2.坂本
5.山口		3.竹内

	1.岡本

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序盤からジェフがアグレッシブに仕掛ける。まず、最初のシュートはジェフ。藤田が中央のスペースに抜け出しシュートも、枠を外れる。

前からプレッシャーをかけて奪い、ボールを繋いで攻撃を組み立てる。やりたい事が、うまく出来ている。

レイソルの方は、キャンプ後対外試合は初めてという事で、試合勘が鈍ってるせいか、今ひとつ。ただ、メンバー的にはベストメンバーだし、怖い存在である事は変わりない。

前半24分には米倉が抜け出し、中央に折り返す。藤田がさわって流すと、ファーにいた深井がシュートもバーに当たりゴールならず。

前半は、ジェフペースといっていい内容だったと思う。レイソルに思うように攻撃を許さなかったし、中盤でのせめぎあいでも負けていなかった。

ジェフが、ペースを握ってはいたが、決定的チャンスは、それほど多くなく、得点を奪えないまま前半を終了。

後半頭にレイソルは、リカルド・ロボと工藤を投入。

後半4分、米倉が、増島に足を蹴られる格好になり、負傷退場。(結果は骨折だった。)

立ち上がる事は出来たが、痛みがあり走れず、佐藤健太郎が交替で入る。

佐藤健太郎はボランチに入り、深井がトップに入り、大介が左、兵藤が右に入った。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2012年ちばぎんカップ vs柏レイソル後半途中フォーメーション)

18.藤田		9.深井

20.伊藤		15.兵藤

16.佐藤健		7.佐藤勇

23.武田		2.坂本
5.山口		3.竹内

	1.岡本

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後半9分、武田が相手にプレッシャーを受けてバックパスをするも、味方に合わず、逆に工藤に先に触れて失点。なんでもないところから、ミスで1点を奪われる格好になった。

後半に入り、レイソルがギアを上げてきた事もあり、ジェフはペースを掴めない。前半は機能していたプレスもはまらず苦戦をする。

後半18分、坂本に代えて大岩が入り、そのまま右SBに。

なかなか、チャンスのつかめなかったジェフだが、CKから何度かチャンスを作る。

さらに、深井が粘ってシュートのチャンスも枠を捉えきれず。

後半32分、大介に代えて田中を投入。右MFに入り、兵藤が左に回る。

さらに、後半36分、藤田に代えて荒田を投入。

その荒田が裏に抜け出すも相手に倒されるが、ファウルとはならず。

さらに、荒田のキープから、深井が抜けだしてシュートも決まらず。

終盤反撃に出るジェフだったが、最後までゴールはうまれず。0-1の敗戦となった。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2012年ちばぎんカップ vs柏レイソル試合終了時フォーメーション)

14.荒田		9.深井

15.兵藤		19.田中

16.佐藤健		7.佐藤勇

23.武田		29.大岩
5.山口		3.竹内

	1.岡本

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試合感想などなど

試合としては敗れたが、内容としてはまずまず。レイソルが、まだまだ本調子ではなかったとはいえ、特に前半はよかった。

ゴールへの精度、ペース配分など課題はあったが、いい方向に向かっていると思う。

怪我をしていた健太郎、田中辺りが戻ってきて、開幕に間に合ったのもよかった。

調子のよかった、米倉が負傷で離脱することになったのは残念だが、深井も好調だし、荒田や田中もいるし、なんとか頑張ってほしい。

プレシーズンマッチとしては、よかった面もあり、新戦力が持ち味を出していたし、逆に課題もあって、有意義な試合だったと思う。

このメンバーにオーロイが入ってどうなるのかというのもあるが、まずは今のメンバーで全体の精度を上げて開幕にのぞみたい。

選手評価
GK 岡本 6.5
DF 山口 6.5
DF 竹内 6.0
DF 武田 6.0
DF 坂本 5.5
DF 大岩 6.0
MF 勇人 6.5
MF 兵藤 6.5
MF 大介 5.5
MF 健太郎 6.0
MF 深井 6.5
MF 田中 6.0
FW 米倉 6.5
FW 藤田 6.0
FW 荒田 6.0

[追記]
山口智の安定感は抜群だった。ラインを作りながらも、機を見て前でボールを奪おうという意識が強い。実際、そこからチャンスになったシーンもあった。ボールの散らし方もうまいし、竹内とのコンビも上々。あらためて、J1のトップクラスのチームで主力を務めているって違うものだと実感した。

新戦力では、兵藤も安定感をみせた。しかも、ボランチに、左右のSHと、ポジションを変えても、全てにおいて問題なくプレー。この日は、ヨネの怪我やプレシーズンマッチという事で、交代が多かった事もあるが、どこの位置で使うのがいいのか、迷うところだ。

相乗効果という訳ではないが、勇人が蘇った気がする。兵藤とのコンビもよかったし、後半は健太郎が相棒という事で積極的に前に上がる回数も増えた。昨年は、あーやって、チャンスに顔を出す事がめっきり減っていたので、新鮮だった。

深井は相変わらずキレていた。今年もやってくれそうな気がする。昨年よりも、守備で深追いしなくなった事で、DFも安定していたと思う。

藤田は、一言で言えば18番が似合う臭いがプンプンするなという事で、評価が上がりそう。今年のサッカーをやる上では、すごく合ってるんだろうなと思う。昨年は、オーロイが1stチョイスで、久保にも同じ役割が求められたが、久保もむしろ藤田のようなスタイルの方が近い気がするし、いろいろと吸収できる要素がありそうだ。

全体としては、江尻さんがやってたときのサッカーに近いのかなという印象。実際、江尻さんのサッカーも悪くはなかったのだが・・・。木山監督がどこまで、精度を高められるかというのが大きいだろう。
しかし、となると、昨年のドワイトのサッカーはなんだったんだろうという感じもする。江尻さんから木山監督だったら、スムーズだったのになとか思うわけだが・・・。