この勝利を未来への糧に出来るか!?『2011年 J2 第38節 ジェフ千葉vs水戸ホーリーホック』【J特】
本日はJリーグ最終節。雨の降りしきる午前中でしたが、フクアリまで行ってきました。
J2第34節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs水戸ホーリーホックの観戦です。
フクアリに着いたのは10時半近くになってから。一般入場が始まる直前でした。
今日は、ヤックスマッチデーで、試供品が大量に配られるという事で、すごい行列ができてました。
雨対策と防寒で、やたらと重装備で来てしまったので、既に体力を奪われて、並ぶ気力なし。(でも、帰りに試供品をたくさん持ってる人みたら、やっぱり並んでおけばよかったかもと思ったり。)
お昼ごはん用に、サマナラでカレーを買ってから、KickOFFでキムチスープを買って食べてました。この季節はキムチスープ温まっていい。
サマナラのカレーは、本日限定のほうれん草とチキンのカレーにしてみました。いつもは、ナンだけどサフランライスにしてみた。
今季最終戦ではありましたが、酒井道代ちゃんがスタジアムDJに復帰。11月11日にお子さんを出産されたばかりなのにスゴい。やっぱり、道代ちゃんがいるとしっくりきますな。
消化試合に加えて、あいにくの天候も手伝って、いつにもまして人の入りが悪かった。
これは、もしかして5千人割り込むんじゃないかと思いましたが・・・。(最終的には7千人は越えました)
そんな事もあり、あまり時間が経った気がしていなかったので、気がついたら選手発表に時間になってました。
ジェフの先発は、GKに岡本、CBに竹内と良太、右SBに茶野、左SBに渡邊、アンカーにゲッセル、その前に深井と村井、右WGに米倉、左WGに林、トップに久保という布陣でした。
前節は岡本がキャプテンだったが、この日は茶野がゲームキャプテンをつとめてました。
22.久保 | |||
16.林 | 11.米倉 | ||
19.村井 | 9.深井 | ||
6.ゲッセル | |||
27.渡邊 | 33.茶野 | ||
4.青木(良) | 3.竹内 | ||
1.岡本 |
立ち上がり、水戸の守備がやや緩く、ジェフがペースを握る事になる。
そして、開始4分、左サイドから渡邊が入れたボールは相手がクリアするが、これが林の元に、やや流れたところに深井がシュート。これが決まって、ジェフが先制点をあげる。
ジェフの出来がものすごくいい訳でもなかったが、この日は水戸の守備がとにかく緩い。
そんな事もあり、多少のミスもありながらも、チャンスが作れていた。
アンカーのゲッセルは攻撃時には最終ラインに入って、完全に3バックのような状態。
ボランチに深井と村井という感じ。深井も攻撃時には飛び出していくので、うまくバランスをとりながらという感じ。
林は、ドリブルで持ち上がる事はあるが、どちらかと言うとパス出しに比重を置いている感じに見えた。ゴールを狙うという感じがあまりしない。裏へ抜け出す場面も少し少ない感じがした。
右サイドの米倉は、茶野が本職でない事もあり、単独で突破をしかけられる場面でないと孤立してしまう事も多かった。
前半30分、林のスルーパスから深井が左サイドを突破してシュート。これを相手GKが弾いて、右サイドから米倉が詰めてゴール。
深井、米倉に久々にゴールが生まれていい流れで前半を終える。
後半、水戸のプレッシャーが厳しくなった事もあり、前半ほどペースを握れなくなった。
なかなか攻撃のチャンスがつくれない展開。
後半20分に、林に代えて佐藤祥が入る。祥は深井の位置に入り、深井が林の位置に入った。
後半25分、右サイドからのクロスに鈴木隆行に頭で合わされて失点。
寄せが甘すぎた事と、鈴木隆行が非常にうまく合わせられてしまった。
リズムが作れるというところまでは行かないが、祥が入った事でボールが少しは持てるようになった。
ただ、ここから先、決定的ピンチが続く。危ない場面が続く。
後半34分、久保に代えて井出が投入される。
井出が右サイドに、米倉がトップに入る。
祥にしても、井出にしてもボールをもって仕掛ける事が出来るのは強み。
なかなか、あーやってしかける事が出来る選手が最近はいなかった。
危ない場面があったが、なんとか失点せずに切り抜けた。
終盤、足を痛めた渡邊に代えて坂本を投入する。
3分のロスタイム。最後は深井のミドルシュートが相手GKに阻まれたところでタイムアップ。
なんとか、2-1で勝利。鳥取戦以来の勝ち星となった。
11.米倉 | |||
9.深井 | 26.井出 | ||
19.村井 | 25.佐藤 | ||
6.ゲッセル | |||
2.坂本 | 33.茶野 | ||
4.青木(良) | 3.竹内 | ||
1.岡本 |
ジェフが最終節に白星を上げたのはあの奇跡の残留となった2008年以来。
久しぶりにシーズンラストを白星で終えた事になる。
試合自体は、ジェフがというより、水戸の出来で試合が決まってしまった感がある。
水戸の前半が悪くて、後半持ち直した。ジェフはその前半に2点取って、悪かった後半は1点でしのげた。結果、勝利という感じ。
ここ数試合に比べて、特段よくなった訳でもないと思う。
まぁ、深井は今日はかなりゴールを意識していたのかなという感じがした。
ここしばらくゴールがなかった米倉にゴールが生まれたのも良かった。
そして、若い佐藤祥、井出遥也が出場して、まずまずの出来だったのも、来年に向けての好材料だろう。
(この2人は、この試合の後プリンスリーグのU-18の試合に出たみたい)
試合後、今シーズン最終戦という事でセレモニーがあった。
今年は特になんのお題もなく、社長、監督、キャプテンの挨拶があるのみだったが。
しばし、まったりとした時間が過ぎてセレモニー開始。
島田社長、神戸監督、佐藤勇人キャプテンの順で挨拶があった。
島田新社長に対しては、なんというか様子見的な感じでしたね。
とにかく謝罪という意味合いの強い挨拶となりました。
島田社長自身がフロントに入っていた事はあるが、それでも前社長時代の事もある訳だが、真摯に謝罪している姿は好感が持てる。
慣れてないせいなのか、こういう人なのか、緊張気味だったのもw
比較的、静かに話を聞いていた感じだったので、野次がよく響いていた。
神戸監督は打って変わって、ブーイングの嵐となった。
話している最中もずっとブーイング。話聞きもせずにブーイングってのもねー。
この神戸監督の後だった、勇人はちょっとやりずらそうだったが。
一応、拍手で迎えられた。今年の成績が6位であるというのは、もう確認してたんだね。
まぁ、J1昇格を逃し、成績も昨年より下という事で、ハッキリ言えば雰囲気が言い訳もないセレモニーではあったが、それも致し方ないだろうなぁ。
試合後、選手が公園入口方面で整列して見送りしてくれるというのがあったのだが、セレモニー終了後にさっさと帰ろうと思ってたんだが・・・。意外と早く選手ができてきていたので、ちょっと遠巻きで見てから帰りました。
後で、TwitterでTLをみたら、結構な行列が出来ていたとか。
選手評価
GK 岡本 5.5
DF 良太 6.0
DF 竹内 6.0
DF 茶野 5.0
DF 渡邊 6.0
DF 坂本 -
MF ゲッセル 5.5
MF 村井 6.0
MF 佐藤祥 6.0
MF 井出 6.0
FW 米倉 6.0
FW 深井 6.5
FW 林 5.5
FW 久保 5.5
監督 神戸 6.0
今シーズンの振り返りは、天皇杯終了後にでも。
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