2011年 J2 第31節ジェフ千葉vsザスパ草津 3失点完敗【J特】

こーいち at 2011年10月16日 22:36 カテゴリー:ジェフユナイテッド, 関東

フクアリまでジェフユナイテッド市原・千葉vsザスパ草津の試合を観戦してきました。

10月だっていうのに、随分気温も上がったので、この時期としてはありえないけど、半袖で向かいました。13時半過ぎに、フクアリに到着。

この日は、千葉市マッチデーという事で、スタンプラリーがあったり、千葉のキャラクターが勢ぞろいして、撮影会があったりといろいろありました。

スタンプラリーと写真撮影会が終わってから、お昼食べました。バックスタンド側は日当たりがいいので暑かったんで、コンコースに座り込んでまったりと過ごしました。

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試合前には、千葉市長の熊谷俊人からの挨拶。いつもながら、若いのにとてもしっかりしていて好感の持てる人です。

では、試合です。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに竹内とミリガン、右SBに山口、左SBに渡邊、ボランチにに勇人と大介、右WGに米倉、左WGに孝太、トップ下に深井、トップに大島という布陣。大島と深井は2トップといってもいい感じでした。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第31節 vsザスパ草津先発フォーメーション)

	31.大島
18.青木(孝)		11.米倉

	9.深井

20.伊藤		7.佐藤勇

27.渡邊		13.山口
5.ミリガン		3.竹内

	1.岡本

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試合は、開始早々の3分、ジェフのスローイン。ミリガンのスローインが相手GKを越えて、深井がヘディングシュート。これが、うまい具合に決まって先制点となる。

これで、落ち着いてゲームを作れるという、幸先の良いゴールだった。
実際、ジェフの方がこの直後の時間帯は落ち着いてボールを回していたと思う。

ただ、相手がボールを持った際にどうしても受身になってしまう。アグレッシブにボールサイドにプレッシャーをかけるという感じではなかったので、最終的にボールを奪う位置が低くなってしまう。

それでも、最終ラインはしっかり守れていたし。1点リードのまま、前半も終了かと思われたのだが・・・。

前半、終了間際のザスパ草津の攻撃。ジェフの右サイドにボールを展開されると、そこからのクロスに後藤がドンピシャヘッドで鮮やかなゴール。

相手に取ってはいい時間帯に同点に追いつかれてしまった。

後半頭、らしさが出せなかった孝太に代えて太田を投入。深井が左サイドに回って、米倉がトップ下に入った。

後半の立ち上がりは、ジェフがボールをポゼッションしてペースをつかみかけている。
ただ、ゴールに繋がるようなチャンスはなかなか作れない。

それでも後半11分、米倉がドリブル突破してFKを得る。これを、大介が直接決めてジェフが勝ち越しに成功する。

だが、逆にザスパの猛攻を受けて、後半18分、ゴール前での連続シュート。2度ブロックしたが、こぼれ球から小林にシュートを決められて、またもや同点に追いつかれる。

勝ち越しを狙いたいジェフだったが、ビルドアップでのパスミスが出てチャンスらしいチャンスが作れない。逆に、ザスパに押し込まれる展開が続く。
前半よりは、前からプレッシャーという意識は高かったが、ボールの取りどころがさだまっておらず、ラインを下げられてしまう。
攻撃はゴールキックか、低い位置からビルドアップするか、ロングボールを大島に当てるかという感じだったので、決定機はとうてい作れない。

この日は、大島へのボールの収まりも悪くて、そこからの展開も期待できない状態。
パス出しが出来る大介が入ってはいたけど、前の動き出しが少ない。勇人とのバランスも少し悪い。

そして、後半43分、左サイドから突破を許しクロスをあげられる、これを萬代に決められて、ついに逆転を許す。

まだ、時間は残っていたものの、選手の動きは鈍い。最後、大介に代えて、久保を投入してパワープレーを狙うが。長いボールは相手に跳ね返されて、ゴールに近づけない。
結局、このまま試合終了となってしまった。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第31節 vsザスパ草津後半開始時フォーメーション)

	31.大島
9.深井		14.太田

	11.米倉

20.伊藤		7.佐藤勇

27.渡邊		13.山口
5.ミリガン		3.竹内

	1.岡本

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残り10試合のキャンペーンとして始まった、「全力UNITED」の最初の試合でもあっただけに、試合内容とのギャップに愕然とする。

感覚としては、ゴールの場面だけはよかった。ロングスローからのゴール。しかも、深井だし。大介が怪我明けで初めてFKを決めてくれた。これは、好材料。

それしか、内容的な収穫はほとんどなかった。
ゲームをコントロールしようとしているのか、相手に下げさせられているのか?!
個人的には後者に見えた。実際は、どうだったのかわからないが。

試合後の熊谷市長のツイートで、J1昇格を狙うチームが、3失点もしてはいけないという事が書かれていた。まったくもってそのとおり。しかも、アウェイでも3失点していて、同じチームに2度も3失点はいただけない。

今年のアウェイの敗戦もあったし、昨年J1昇格が消滅した因縁の相手でもあっただけに、ここは絶対に勝たなくてはいけなかった。
でも、試合内容からいったら、完全に力負け。これが、J1を狙っているチームなのか!?という感じだった。

結局のところ、残り10試合というところで、攻撃も守備も個人能力だのみっていうのが多すぎる。守備は、1人がアタックにいっても、まったく連動性はないから、相手は楽だろう。攻撃に関しても、深井や、米倉がしかけて初めてチャンスになる。どちらかというとセットプレー頼み。前半の孝太はその点では、個人での突破すら出来なくて、らしさをまったく出せなかった。

この後は、震災で延期になった試合が週中に組み込まれているので、連戦になる。しかも、アウェイ3連戦。水曜日の水戸戦の後は、栃木、鳥栖、徳島と、上位勢との連戦になる。
おそらく、この10月終わっての結果で、それでもまだJ1を狙えるだけの順位の位置につけているかが鍵になりそうだ。

とにかく、「全力UNITED」というのが、ただの言葉だけに終わらない事を望む。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF 竹内 6.0
DF ミリガン 6.0
DF 山口 5.5
DF 渡邊 6.0
MF 勇人 5.5
MF 大介 6.0
MF 太田 5.5
FW 孝太 5.0
FW 深井 6.5
FW 大島 5.5
FW 久保 -

監督ドワイト 5.0

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