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2011年 J2 第18節 vs栃木SC 首位奪還ならず【J特】



霧雨の中、フクアリまで行ってきました。
ジェフユナイテッド市原・千葉vs栃木SCの試合を観戦です。

17時前には会場入り。バックスタンド側はちょうど雨が吹きこんでくるような感じで、じっとしているとしっとり濡れてくる感じでした。

フクアリゴール裏

首位攻防って事で、ゴール裏も気合が入ってる感じ。あいにくの天気ではあったけど、ココ数試合よりは客入りがよさそうでした。

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時間があったので、コンコースをぐるりと回ってたら、オーロイがサイン会をしていた。
座っていると、いがいと目立たない。

サイン会中のオーロイチーバくん

メインスタンド側のコンコースにはチーバくんがいました。
メインスタンド側は雨が吹きこんできてないようです。

さて、試合のほうです。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに竹内とミリガン、右SBに山口、左SBに良太、ボランチに、勇人とゲッセル、トップ下に米倉、右WGに大介、左WGに深井、トップに久保という布陣でした。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第18節 vs栃木SC 先発フォーメーション)
 22.久保 
9.深井20.伊藤
 11.米倉 
7.佐藤勇6.ゲッセル
4.青木(良)13.山口
5.ミリガン3.竹内
 1.岡本 

試合開始早々の2分、栃木のロングスローから、リカルド・ロボにヘッドで流し込まれていきなり先制点を許してしまう。

その後、なかなかリズムが掴めなかったジェフだが、久保にロングボールを集めてリズムをつかみ始める。
ボールポゼッションではジェフが上回っているが、なかなかゴールに結びつかない。

だが、前半25分、ゲッセルからフリーの深井へパス。深井が持ち直して、そのまま強烈なシュート。これがゴール左上に決まって、同点に追いつく。

ジェフのFKのチャンス

これで、ジェフが勢いにのってくる。セットプレーでのチャンスもあり、ジェフペースに。

この流れの中、34分久保が左サイドに流れてボールを受けてそのまま切れ込む。久保が上げたクロスにファーサイドにつめていた米倉が合わせてゴール。これが決まって逆転に成功する。

なおも攻勢にでるジェフだったが、前半41分ゴール前での守備での混戦のなか左サイドの角度のないところから、リカルド・ロボの強烈なシュートが決まって同点に追いつかれてしまう。

前半は、このまま2-2で終える。

後半、立ち上がりは悪くない展開。ボールポゼッションで上回るが、栃木もプレッシャーをかけてボールを奪い返して反撃する。
ジェフペースではあったが、チャンスがあっても決められない。

一進一退の攻防が続く、好ゲームとなった。前半は打ち合いだったが、後半は1点をどちらが先に取るかという感じになってきた。

ジェフは疲れの見えてきた、久保に代えて孝太を投入。そのままトップの位置にはいる。
だが、孝太のところでボールが収まるという感じでもなく、リズムが作れなくなる。

後半40分には大介に代えて、林を投入する。だが、なかなか林にいいボールが入らず、チャンスに持ち込めない。

白熱した攻防となったが、得点は動かず、このまま2-2で試合終了となった。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第18節 vs栃木SC 試合終了時フォーメーション)
 18.青木(孝) 
9.深井16.林
 11.米倉 
7.佐藤勇6.ゲッセル
4.青木(良)13.山口
5.ミリガン3.竹内
 1.岡本 

試合終了後の握手をする選手たち

試合後、ゴール裏からはブーイングも出ていたが、内容的にはそれほど悪くなかった。
オーロイがいない中で、久保がうまく機能していたし、久保のところからゴールが生まれたのは良かった。
守備での課題は残った。1点目のロングスローのところで相手に簡単にボールを触らせてしまったし、2点目のシュートは相手が見事というしかなかったわけだが、あの場面は先にクリアしておかなければいけないシーンだった。

栃木は得失点差で首位に立っているだけあって、なかなかの好チームであった。とはいえ、昨年の柏のような強さは感じ無いという印象です。
チームとしての総合力ではジェフが上だとは思うのだが、今シーズン序盤はよかった守備がほころびを見せているところで、引き分けという結果は妥当だろう。

実際問題、今のジェフにはJ2で独走する程の強さはない。ただ、オーロイというスペシャルな選手がいたり、深井、ヨネといったところで点も取れているので、武器があるというのは強み。おそらく、J2はこのまま混戦のまま終盤まで行くのかなという気がするので、今の順位というよりは上位に居続ける事が当面の目標だろう。

この試合でも意見が分かれるところであったが、ゲッセルの扱い。個人的には、もっさりとした感じがどうにも気になって仕方がないのだが、チームとしてフィットしてきたかなという意見もある。もっと、ボールがさばけるタイプなのかと思いきあ、そんな感じでもないし、ガツガツボールを奪うって感じでもなく、高さもそれほど生きているという印象もない。そういうところで、逆にアジリティのなさが引っかかってしまうんだなぁ。

それと、この試合では孝太の出来が今ひとつであった。言われてみればというところもあるが、確かにあまり存在感はなかったなという気はした。孝太は昨年栃木相手に2得点してるし、期待度はあっただけに残念である。

大介はスタートのポジションは右サイドだったが、ヨネとポジションチェンジしている事が多い。大介は、やはり中でやった方が生きる気がする。

もう、すぐに水曜日には延期になっていた第2節の湘南戦が待っている。平日のゲームなんで、フクアリ行きは叶わないが、ここで勝って次に繋げたいところ。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF 竹内 6.0
DF ミリガン 6.0
DF 良太 6.0
DF 山口 5.5
MF ゲッセル 5.5
MF 勇人 6.0
MF 大介 6.0
FW 深井 7.0
FW 米倉 6.5
F W 久保 6.5
FW 孝太 5.0
FW 林 -

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