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2010年 J2 第35節 vsギラヴァンツ北九州 収穫は勝ち点3だけ【J特】



今節もフクアリまで行ってきました。
ジェフユナイテッド市原・千葉vsギラヴァンツ北九州の観戦です。

19時半キックオフという事で、少し余裕があったので、ユナイテッドパークまで足を伸ばして、ジェフィ焼きでも買おうとおもったのだが、あいにくと売り切れ。
しょうがないので、そのままフクアリに戻ったらもう一般入場始まっていた。

この日は、この時期にナイトゲームで遅い時間、再開北九州戦という事もあり、集客も少なかったので、一般入場でも全然余裕だったが。

試合前のフクアリ

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さて、試合。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに福元と良太、右SBに坂本、左SBにアレックス、ボランチに勇人と中後、右WGに太田、左WGに工藤、トップ下に谷澤、トップに孝太という布陣でした。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2010年 J2リーグ第35節 vsギラヴァンツ北九州 先発フォーメーション)
 29.青木(孝) 
10.工藤24.太田
 16.谷澤 
7.佐藤勇8.中後
3.アレックス2.坂本
15.福元31.青木(良)
 1.岡本 

立ち上がりは、ジェフペース。
最下位、北九州という事もあり、こきみよくボールが繋がる。
さらに、フィニッシュまでつなげているため、守備でもしっかり戻れている。

そんな中、前半9分、左サイドでアレックスからのボールを受けた工藤がもう一度アレックスに戻す。アレックスが上げたボールに谷澤がヘッドで合わせて、あっけなくジェフが先制する。

先制ゴールの直後

この後も、しばらくはジェフペースで試合がすすむ。この時間帯は、最下位チームとの力の差が歴然としていて、あと何点取れるんだろういう感じだった。

だが、前半15分を過ぎると徐々にペースダウン。この時間帯から、ミスも出始めて北九州に反撃を許す事が多くなる。
余裕があるはずなのに、なぜか悪い時のようにバタバタしてしまっている。

攻撃でもチャンスらしいチャンスがつくれず。
前半の終盤になって、ようやく持ち直したものの、序盤の勢いをいかせないまま前半を終える。

後半の立ち上がりは、少し持ち直して、攻撃をしかけられるようになる。
とはいえ、試合の立ち上がりほどの勢いもなく、チャンスは作れどゴールが遠い。
チャンスがあっても相手DFが踏ん張ったり、GKの正面にシュートが飛んでしまったりと、いつもの悪い時の光景が続く。

後半11分、太田に代えて米倉を投入。米倉の突進力を生かせるか!?
後半は、谷澤がサイドに出て、工藤が中に入っているようだ。

ジェフペースとは言え、北九州の少ないチャンスに安々とドリブルで突破されて、シュートまで持ち込まれるという事も多い。
それまで、シュート精度に難があり事なきを得ていたが、後半28分ついに同点ゴールを許す。さすがに、何度もシュートを外してはくれなかった。

ジェフは、中後に代えてネットを投入。さらに、孝太に代えて林を投入して反撃をこころみる。
それでも、北九州の粘り強い守備に、ゴールが割れない。

ついに得点が奪えないまま後半ロスタイム。
ロスタイムが3分を回ったころ、ゴール前での混戦から、勇人がダイレクトシュート。
これが、ゴールポストに当たりながらも、ゴールに吸い込まれてようやく勝ち越しに成功する。

このリードを守りきり、薄氷の勝利となった。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2010年 J2リーグ第35節 vsギラヴァンツ北九州 試合終了時フォーメーション)
11.林 20.ネット
16.谷澤22.米倉
7.佐藤勇10.工藤
3.アレックス2.坂本
15.福元31.青木(良)
 1.岡本 

試合後の挨拶をする選手たち

全体を通してみても序盤以外は見るべきところのない試合だった。
ただ、その序盤は申し分のない立ち上がりだった。波状攻撃で先制点をもぎ取るまでの展開はよかった。だが、ペースダウンしたとたん、気が緩んだのかちょっとしたミスが多くなってしまった。90分同じペースで試合を進めるのは無理だが、こういったところでのゲームコントロールが出来ないのが、今シーズンの苦戦の原因。

前節、ヴェルディ戦の前半と同様に、取りどころが曖昧になり、ボールが取れないうちにどんどん後退。チャンスを作られる展開が多かった。

後半、それでも、1-0だったら勝てるわけなので、焦らず地道に攻撃しつづければよかったんだが、あろうことか失点。簡単にDFラインを破られてのものだった。
3位福岡とは、得失点差でも差をつけられていて、この北九州戦は、その差を詰める絶好のチャンスだったが、兎にも角にも勝ち点3を得る事だけが目的となった。

そういった試合だけに、勝ち越しゴールをあげられても、喜べる物なのかという思いもあったが、やはり勇人のゴールが決まった瞬間は喜んでしまった。

もっとも、試合直後の興奮は、試合を思い返すほどに、いいところはゴールシーンくらいしか思い浮かばず、テンションは下がるばかり。

デーゲームの福岡が勝ったため、勝ち点差は縮まらず。残り3試合で勝ち点差5をひっくり返さなければならない。福岡は残り3試合で1勝すれば、ジェフは1分でもすれば昇格はなくなる。
とは言え、目の前の試合を勝ち続けるしか道はないし、結果どうあれ残りの試合を全勝する事は来季に繋がるはずだ。

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最後に、ひさびさに動画載せます。

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