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東アジア選手権2010 日本vs韓国



フジテレビの中継で、東アジア選手権の日本vs韓国の試合を観ました。

日本の先発は、GKに楢崎、CBに中澤と闘莉王、右SBに内田、左SBに長友、ボランチに稲本と遠藤、右MFに憲剛、左MFに大久保、2トップに玉田と岡崎。

序盤から激しい中盤の潰しあいとなる。特に韓国は、中国戦の敗戦を振り払うのに必死なようで、かなりハードに潰してきていた。

韓国がかなりハードに来ていたので、FKのチャンスは何度もあったが、決定機は作れず。少し空周りしてる感がある韓国に対して、日本が冷静に試合を進める形になる。

前半20分、FKのチャンスに、ペナルティエリア内で闘莉王が倒されてPKをゲット。
これを遠藤が確実に決めて、日本が先制する。

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この直前に脚を痛めていた大久保が、やはり動けず。急遽、香川と交代する事になる。

日本ペースになるかと思われたが、逆に韓国の勢いが増す。
32分には、日本が逆にPKを取られてしまう。これを決められて1-1の同点に追いつかれた。

さらにこの後、39分には李昇烈のシュートが中澤の背中に当たり、そのままゴールに吸い込まれる。
この直後の日本のFKのチャンスに闘莉王が相手選手を蹴ったと判断されて一発レッドを食らってしまう。

この後、稲本がCBに下がって、なんとか1-2で前半を終える。

後半頭に、代わったばかりの香川に代えて、岩政を投入する。

いきなり、韓国に突破を許してしまうが、なんとかゴールを奪われずに済んだ。
だが、日本がペナルティエリア内で仕事をさせてもらえないのに対して、韓国は何度もチャンスを作る。

この後、韓国も退場者が出たが、日本のチャンスは増えず。
逆に、韓国は、日本の右サイドを崩して、最後は金在成が長友を振り切りシュート。これがキレイに決まって、1-3とする。

終盤、玉田に代えて、寿人を投入して反撃を試みるものの、なかなかチャンスが作れずじまい。
内田や岡崎がなんとか、シュートまで持ち込むもんだりはしたものの、相手DFにブロックされてゴールならず。

試合はこのまま1-3で韓国が勝利した。

日本は、結局勝ち点4の3位で大会を終える事となった。

中国戦から続く3試合で、結局香港戦の3点と、この試合のPKの1点止まりとなってしまいました。
まぁ、Jリーグのシーズン開幕前という事での、コンディションが上がりきってないし、試合感もまだまだってところはあるのだが、それにしても出来が悪すぎる。
特にFW陣の出来が悪かった。得点を取れない以前に、動き出しの悪さ、思い切りの悪さが目に付いた感じでした。

岡田監督の選手起用にも、うーんって事が多くなった。W杯イヤーって事もあるが、選手起用の硬直化が見られる。もちろん、チームは成熟化しなきゃいけない訳だけれど、新しい選手というか、調子のいい選手は使っていっていいと思うんだがな。
韓国戦の3失点を除けば、守備陣も安定していた訳だし、もっと攻撃陣はいろいろ試せたはずなんだが・・・。

中国戦に引き分けてブーイングが出たわけだけれど、結果的にその相手の中国が一番よくって、引き分けは悪くはない結果だった。むしろ、悪かったのは香港戦、韓国戦の方であった。

ただ、今の自分がとやかく言える立場ではないのだが、代表のゴール裏にいるサポータたち自体も、どうなんだろうってところはある。率直な一言で言えば、マンネリ感でいっぱいというところもある。
韓国戦では、今年なかなか客入りが悪かった中で、4万人以上が入ったという事は、対戦相手とシュチュエーション次第では、まだまだこれだけのお客が呼べると言う事。まぁ、その一番客入りがよかった試合で、こんなゲームを見せられては、この先がますます心配になってしまうが・・・。

なんだかんだ言って、協会は岡田監督を辞めさせないのだろうなぁとか思っている。後任人事の問題もあるし、今から監督を変えるリスクってのもある。
日本人監督に勤められそうな人物は見当たらないし、ヘタに外国人監督を連れてきても、チームが作りなおしになってしまうかもしれないからという事もある。
ただ、観てる側から言えば、今の岡田監督のままでは不安でいっぱいというのが正直なところだろう。


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