2009年 J1 第19節 vs清水エスパルス
予報とは打って変わっての晴天の中、フクアリまで行ってきました。ジェフユナイテッド市原・千葉vs清水エスパルスの一戦です。
フクアリは、割と風が強いんで、少しは暑さも凌げるかと思ったんですが、直射日光を受けえるとさすがに暑いです。
この日は、夏休みイベントで、世界のパフォーマーが特設イベント会場に来ていたので、見てきました。
一輪車のU-taさんや、バトンのiAdelante!とか。楽しみました。
そして、喜作さんの夏休みメニュー、ピーナッツサンデーも堪能。
U-taさんのパフォーマンスの一部を動画におさめておきましたよ。
さて、試合です。ジェフは、GKに岡本、CBにボスナーと福元、右SBに坂本、左SBに良太、ボランチに中後と工藤、右MFに大田、左MFにアレックス、2トップに巻とネット・バイアーノです。
期待の新FWネット・バイアーノが初先発です。新加入の太田も2試合連続で先発に加わりました。
序盤は、なんだか膠着した状態で試合が進む。先にチャンスを作ったのはエスパルス。その後、CKのチャンスもあったが、ジェフが凌ぎきる。
18分に、巻のバックパスに誰も反応できずに相手ボールに、戻りが全体的に遅れてしまい、対応が遅れてるあいだに、岡崎にシュートを打たれて決められてしまった。
巻のボールに反応できなかったのもあれだが、その後なぜか岡崎にあれだけフリーになられてしまったのはいただけない。
巻とネット・バイアーノがいるって事で、どうしても長いボールを入れがちになる感じ。
主に、ネットが中央で、巻が左右に流れてボールを引き出す感じの役割分担のよう。
ネットはFKのチャンスに1回蹴ったが、どんだけ飛ばすんだって感じの宇宙開発。あれなら、ボスナーの方がまだ全然いい。
遠めでみると、背丈とか髪型が似てるから、ボスナーとネットって似てるんだよなぁ。
その後は、一進一退の攻防が続くが、得点は生まれずに0-1で前半を終える。
後半頭に、ボスナーに代えて池田を投入。怪我か!?
ジェフが攻勢をしかける序盤だが、ゴールまでには至らず。
10分には、大田に代えて深井を投入。
この深井の投入でジェフの流れがよくなる。そして、13分、巻がボールをキープしたところに深井へ。深井が中央に切れ込んでのシュートがゴール右墨に決まって、ジェフが同点に追いつく。
この後、中盤での攻防が激しくなる。ジェフにも何度かチャンスがあったがゴールは生まれず。
26分に、ネットに代えて新居が投入される。
新居の動きだしはいいのだが、どうしてもいいボールが入らない。長すぎて、相手GKが先にボールを受けてしまう事が多い。が、これまで膠着してた前線が、深井、新居の投入で活性化してきたのは確かだ。
いい流れになってきたジェフだが、35分にエスパルスのFK。これを青山がドンピシャで決めて、再びリードを奪われてしまった。
その後、必死の反撃をみせるジェフだが、ゴールが奪えない。
終盤には2度のFKのチャンスがあったが、中後とアレックスのキックはいずれも決まらず。このまま1-2で敗戦となった。
この試合、ボランチに中後と工藤が入った事で、これまでの試合に比べてパスが大分回るようになった感じだった。中後のパスセンスはさすがだなぁと思う事が多かったが、残念ながら味方が反応できずにパスミスなる事もあり残念だった。9割方、受けて側の問題だったと思うので、なんとかしたいところ。せっかくの武器で、逆に損をしている。
新加入のネット・バイアーノだが、この試合に限って言えば、残念な感じだった。シュートも、ことごとく枠に飛ばないし。この1試合で評価を決めるのは酷だが、少なくとも一人で状況を打開してシュートを決めてしまうようなスーパーな選手ではなさそうだ。
今の状態では、新居が入ったほうがチームとしてリズムが出てるんじゃないのかって気がした。
この試合、先発を外れた、深井がゴールを決めたが、先発で使ってあげたかった。が、太田を入れるとなると、深井か谷澤が外れざるを得なくなる。この試合は、2人とも先発から外れていたし。
大田は、やっぱりクロッサーだなぁという印象です。ただ、最初のうちはバンバンゴール前にいいボールを入れてたのに、尻すぼみ感があるのが残念。
怪我人が戻ってきて、新加入選手もいて、選手層が厚くはなったが、チームとしてはまだまだ、しっくりいってないなぁという感じです。誰を使うか、非常に悩ましいところ。
今季は、1トップ(あるいは、3トップ)というのが多くて、完全な2トップというのがあまりなくって、しかも巻と新居か深井、谷澤という感じだったので、ネットのようなタイプの選手が入ってきたときに、違和感があるのも確か。
これまで、なんだかんだで連敗はなかったが、今季初の連敗。連勝しなきゃならないチームが、連敗してるようじゃいけない。
相変わらずの混戦模様で、ジェフは降格圏にいるわけだが、まだまだ上にあがれるチャンスはある状況ではある。とはいえ、今の状態のままでは終盤まで残留争いに巻き込まれるのは確実だろう。
今の状況では、監督交代という選択肢はありえないだろうが、今年の状況を観る限り、J1残留を果たしたとしても、来期のミラー監督の留任は厳しいかもしれない。
選手評価
GK 岡本 6.0
DF ボスナー 6.0
DF 福元 5.5
DF 池田 6.0
DF 坂本 6.5
DF 良太 5.5
MF 中後 6.5
MF 工藤 6.5
MF 大田 5.5
MF アレックス 6.0
FW 深井 7.0
FW 巻 6.0
FW ネット 5.0
FW 新居 5.5
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