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Number 704 今、日本代表を思う



今回のNumber 704は、日本サッカー特集。
中田英寿が拍子を飾っております。先日行なわれた、東京ヴェルディとの練習試合のタイミングでインタビューだと思われます。

最近は、代表の人気が落ちてきてって話も出てきて、寂しく思うところもあるようです。代表よりクラブへという、自然の摂理のような流れは致し方ないとは思うけれど、今日本代表どうよってところです。

ピクシー、ジュニーニョ、宮本、山瀬、ラモス。海外での経験もあり、代表への想いもある面々だと思います。
観る側にしたら、代表よりクラブへという流れではあるのだけれど、選手にとってはやはり代表は特別な思いがあるところなんだなと思う。
感覚的に言うなら、クラブは仕事で、代表は誇りという感じだと思う。

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岡ちゃんが代表監督になって、メンバーもパッとしないとか言われてるけれど、それでも代表は代表。まぁ、岡ちゃんの選手選考に関してどうこう言える立場ではないけれど、誰が監督になっても半分以上のメンバーはかわらないんでないのかな。
結局のところ、ジーコのときみたく、海外組を無理にでも呼んで試合に出させても、コンディションが整わない状態では力が出せないというのがわかってきて、呼べばいいってもんじゃないのが浸透したと思う。ドイツW杯での結果も踏まえてね。
オシムが監督になってからは、ピンポイントで呼ばれるようになった。代表しかみていない人にとっては、パッとしないメンバーだと思うのかもしれないが、普段Jを観てる人からすれば、ある程度は納得のいくメンバーだと思う。後は、監督の趣向だからね。

代表人気の下落はある意味、致し方ないことなんだけれど、メディアや協会がその温度差に気付いてないところがまた痛いところ。正直、平日の夜の試合で、大きな会場が満員になるのは首都圏では厳しいと思うよ。中途半端にキャパが大きいところでやるんだったら、キャパが狭いところで開催するのもありなんじゃないかなと思う。味スタとか、フクアリ辺りで試合をやって満杯にした方がいいんじゃないのかね。カシマなんかに比べれば、交通の便も悪くないわけだし。

日韓W杯以前の熱気を代表には感じなくなったなぁ。良くも悪くも、サッカーが日本に浸透したって事なんだろうけれど。
確かにメンバー的にも内容的にもワクワクする要素がなくなってきているとは思うけれど。イビツァ・オシムがやろうとしていたサッカーはおもしろいと思うけど、残念ながら、ようやくオシムがやろうとしているサッカーが出来てきた矢先にリタイヤしてしまった。そして、岡ちゃん就任で、せっかくのいい流れが寸断してしまったというところ。

いっその事、W杯予選敗退とかいう事態にでもならないと変わらないのかもしれないなぁ。それでも、結局のところ岡ちゃんのせいにして終わってしまうかもしれないけれど。そのくらいじゃないと危機感がわかないのかもと思った次第です。

結局のところ、まだ日本代表は何も成し遂げていない訳で。クラブW杯という目標もあるけれど、Jリーグから出れるのは1チームだけだし。岡ちゃんのハッタリ文句じゃないが、世界をあっと言わせたいというのは持っていないといけない。そういうところで、まだ代表には使命が残されていると思うんだな。まだ、利用価値はあるという事です。

それとは別に選手も確かにパッとしないと言われても致し方ない部分はあるのかもしれない。未だに、誰もが知ってる選手と言えば、カズであり、中田英であり、俊輔なんだから。最近、選手目当てにJの試合観にくるような人の話ってあまりきかないな。巻ギャルなんてのが一時期話に出たけれど、それが最後くらいかもしれない。
客が呼べる選手がいないってのもあるのかもなぁ。阿部ちゃんとか啓太とか、遠藤とか、すごいいい、選手だけれど、どちらかというと玄人うけするタイプだし。平山相太はメディアが騒いでるだけで、別に人気あるわけでもないし。もしかしたら、水野とか本田圭辺りはブレイクする可能性があったかもしれないけれど、伸び盛りで海外に行ってしまって露出が減ってしまったし。

そんなこんなで、代表にはもうちっといろんな意味でがんばってほしいところです。

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