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2008年 J1第5節を終えてのジェフ



早くもJ1第5節が終了した。
ナビスコの2戦を終えたところで、一度振り返りたかったが、タイミングを逃してしまったので、5節のキりがいいところで、ここまでのジェフを振り返ってみたいと思う。

ちばぎんから、リーグ中断前の第2節まで。
この頃はまだ、けが人が多くて、新しく入ってきた選手の見極めが出来ない状態ではあった。ただ、エド(エディ・ボスナー)はいい選手だなと思った。谷澤もアクセントをつけれる選手で、すぐに活躍できそうな感じだった。
メンバーも監督も代わって、まずは守備からというところで、まずまずの仕上がりだったと思う。調子が上がっていなかったとは言え、パンパシで勝ってきた、ガンバと引き分けて守備に関してはある程度計算が立つかなと思える出来。
クゼ監督の交代のタイミングも早くて好感がもてた。実際、選手交代で試合が好転していたので、監督としての信頼度はぐっとアップした感じ。

2節のエスパルス戦では、ミドル2発で敗戦してしまったが、ある程度やれる手ごたえは得た。守備に関しては遠目のシュートに対してのケアがまだ甘いなという課題が出たが、それ以外は良かったと思う。

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ナビスコの2戦で1勝1分。この2試合は映像としてもほとんどみていないが、好材料が多かった。
アウェイのフロンターレ戦ではかなりやられていたようだけれど、少ないチャンスで2得点。米倉くんが1ゴール1アシストの活躍。この後の試合でも出場機会がグッと増えるきっかけになった試合だと思う。

ホームの柏戦。第3の外国人選手、フルゴビッチがデビュー。残念ながら、退場になってしまったけれど、ようやく戦力が整ってきたなというところ。試合も1点ビハインドを追いついての引き分け。予選リーグ2戦を終えた段階で1位をキープ。

正直、ナビスコの2戦を終えた段階では、予想以上の出来だった。積年の課題だった守備が機能していたし、攻撃に関してはキャンプで出遅れた選手も多くて致し方ない部分もあったんで、納得のいくレベルだった。
ただ、思いのほか悪くない出来だっただけに、欲も出てくる。課題の攻撃もけが人が帰ってくるにしても、どの段階まで我慢できるかなというのもあるし、形がまったく出来ていないので得点パターンが見えないというところもある。

ここまでいい流れだったんだが、リーグ戦再開後は課題が噴出する。
ナビスコでもやった、アウェイのフロンターレ戦、米倉くんの退場もあったが、2点リードされた後の試合運びに課題が残った。というよりも、ここまでで攻撃の形が出来ていなかったツケが来た感じだ。

ホームのヴィッセル戦では別の課題も出た。ここまで好調のヴィッセル相手に1点リードしていながら引き分けに持ち込まれてしまった。
エスパルス戦でも終盤で点を取られたが、非常にもったいない。エスパルス戦は一度追いついた後に勝ち越された訳だが、ヴィッセル戦では序盤で1点リードして終盤まで持ちこたえていただけに、厳しい。2点目が奪えなかったのも一つの課題だが、こういう試合で1点を守りきる試合が出来ないと勝ち点が伸びない。

そして、アウェイのアントラーズ戦。
序盤で、ガンバ、エスパルスと昨年の上位チームと当ったわけだが、両チームとも本調子とはいえない状態。今シーズンの課題であった、守備を重点的にやってきていただけに、このアントラーズ戦でどの程度やれるかで真価が図れると踏んでいた。
結果はというと、ご覧の通り。見事にやられた。この試合はBS-iで中継があったが観ていないので、なんとも言えないんだが、やられた。
後半は、少し持ち直したようだけれど、3点目入れられて万事休した感じがある。
前半で2点リードされては、厳しい。やはり、まだまだ守備が堅いチームとはなりきれていないようだ。

ただ、巻のコメントなんかを読んでる限りは、悪い言い方をすれば少しビビッてしまっていたのかなというところもある。別の言い方をすると、相手をリスペクトしすぎていたというところ。若い選手も多くて致し方ない部分もあるけれど、他のチームだって若い選手が少ない訳ではない。そこは、まだ自分たちを信じきれていないところなのかもしれない。守備が良くなってきたという中での4失点のダメージは大きいかもしれない。

クゼ監督の方向性は間違っていないと思う。若い選手も伸びてきているし。来シーズン以降はもっと上位も狙えるようになるだろう。そう考えると、J2に落としてしまうのもったいない。J2で経験を積むという選択肢もないわけではないが、それ以前にJ2に落ちたらクゼさんは解任される可能性が高いだろうし、すぐに監督が代わってしまうのはチームの継続性という点ではもったいない。

クゼ監督自身も思ってるだろうけど、5試合で勝ち点2は厳しい。まだ、序盤とは言え、ここが正念場だなと思う。この先の対戦相手を考えても、ここで勝ち点を積み上げられないと非常に厳しい。残留戦なしでの安全圏は勝ち点40以上だと思うので、ここが踏ん張りどころ。当面の目標としては、GWラストのアウェイレッズ戦の前に勝ち点10を超える事かなと思ってます。

ところで、クゼ監督の思い描いているベスト布陣ってどんなのだろうか!?
立石、エド、斉藤、松本、坂本、下村、馬場、フルゴビッチ、工藤、巻、レイナウド
ってところか!? ここ2試合、坂本を先発から外してるのが、どういう意図なのかってのもあるが。
サブ候補が、岡本、結城、池田、青木(良)、市原、中島、米倉、楽山、谷澤、青木、新居、苔口、金沢。
こうやってみると、層が薄いとは言えないところもあるけれど。スーパーな選手が一人二人いれば、格段に違って来るんだろうけど。

まずはリーグ戦で1勝、勝ち点3。勝てば好転すると思ってるよ。

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