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ジェフユナイテッド 2008



ジェフも2008年の移籍動向が一段落した感がある。とりあえず、これまでの感想などあれこれ書いてみようと思う。

移籍の噂が出ていた選手のうち、結局のところ、巻以外の5選手が出て行く事となった。
それぞれに理由があるんだろうけど、昨年の阿部ちゃんの移籍以上の打撃を受ける事は間違いない。
羽生の場合は、年齢的にもあらたなチャレンジをするなら後がないというのがあるのは判るし、水野は元々海外志向が強くていずれは海外を目指すだろうとは思っていた。まぁ、出て行くとしても北京五輪後かなと思ってたんで、移籍先がセルティックってのはちょっと以外だった。

これだけ、選手が流出すれば当然の事ながら、フロントが責められるのも無理はないと思う。あの社長だし。ただ、出て行きたがっている選手を引き止めるのは相当な腕がないと無理。引き止められるだけのチーム状況でもないし。

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2008シーズンスタートと選手との契約交渉について ジェフユナイテッド市原・千葉の2007シーズンは、極めて不本意な成績に終わりました。サポーターの皆様のご期待に応えられなかったことを、心よりお詫び申し上げます。この成績は、クラブの力のなさを示すものであり、厳粛に受け止めるとともに、反省するべき点を反省し、改善するべき点を改善し、新シーズンに臨む所存です。

[ ニュース|ジェフユナイテッド市原・千葉オフィシャルサイト ]

新しい事にチャレンジしようと思ったら移籍は当然考える事で。選手人生の短いサッカー競技ならなおの事、早い決断に迫られる。人間、迷った時にどうするかって考えたら、前に進むしかないと考えるのは至極ありがちだと思う。逆戻りする事に負のイメージがあるというのもある。
日本にも腕の立つフロントを持ったクラブはあるんだろうけど、そうそういるもんじゃないし。まぁ、それにしても、ジェフはハズレくじ引いちゃった感はあるけれど。
移籍はサッカーには付き物で、新陳代謝はクラブにも必要な事だとは思っている。だが、さすがに今のジェフの状況は異常で、新しい皮が出来る前に、どんどん表皮が剥がれていってしまっているようなものです。

個人的に言うと、別に出て行った選手に対して特別なんとも思ってない。出て行った選手に対して裏切り者的な扱いをするのも解せないものがあるし。出て行った選手も、出された選手も、みんな同じ、ジェフの一員だと思ってる。古巣に対しての思いは出て行った選手にもあるだろうし。
まぁ、これだけ一気に選手が出て行ったのも一つ、イビツァ・オシム元監督の功罪というところもある。昨年の阿部ちゃんしかり。
人生においてもリスクを犯す事を恐れるなといった考えに犯されている感じがしている。水野、水本辺りなら、何処行ってもやれるとは思うけれど、ジェフでレギュラーだったとはいえ、皆が皆、新天地で活躍できるとは限らない。普通に考えれば移籍を選択する必要はなかった訳で。あえてチャレンジしてみる。リスクを負ってでも、自分を試してみるっていうのは、オシムさんの影響をありありと感じるところです。
ジェフから出て行った選手も数いれど、中心選手として圧倒的な活躍をみせてるのは阿部ちゃんくらい。それと、出て行った訳ではないけど、昨シーズンの坂本。強いて言うなら、ここ数年の山口くらい。はさっきも書いたけれど、確実にやれそうなのは、水野、水本くらい。羽生、山岸、勇人は、チームのスタイルに馴染めるのか、自らのスタイルを判ってもらえるのかってのが肝だと思う。彼らもある意味応援しますよ。あんまりがんばってもらっても困るけど(^^;

そして、入ってきた選手です。裏切り者・坂本が帰ってきました。ジェフにとってはありがたい事ですが。ジェフに戻ってくるのは相当な覚悟だったと思いますよ。新潟サポに対しても申し訳ないというのもあるし、今のジェフの状況を考えると、一人の力でどうにかなるようなじゃないような惨状ですから。
ルーキー以外の新加入選手では、谷澤、苔口、馬場が入ってきました。なかなか、いい選手を採りました。
みんな、アンダー世代の代表歴もあり、それぞれのチームでの実績もある。谷澤はサイドも中央もできるし、苔口はFWやサイドで期待できる。馬場はトップ下辺りで活躍が期待される。
オシム親子が監督をしていた頃は、どうも途中加入選手がなかなか活躍できない事が多かった印象なんですが、彼らはどうかなぁ!?
まぁ、今年のジェフは主力が出て行ってしまって、新たにチームを作りなおすと行った状況なので割と入りやすいかもしれない。
水野と山岸が出て行った両サイドは補強ポイントだと思ってたんでこれはなんとかなりそうかなぁ!?坂本が両サイド出来るし、苔口、谷澤という選択肢もある。楽や朴くんもいるわけなので頭数だけは一応足りている形になる。攻撃的に行くなら、青木くんも居るし。ただ、水野の穴は大きいかなぁ。
勇人、羽生が出て行った中央は、工藤がいるのと、伊藤淳が使える目処が立ってはいる。ただ、淳嗣はどちらかというと守備的な選手。下村と組むとなると、勇人が居た時に比べると攻撃的ではなくなるなぁという印象です。馬場辺りがトップ下に入って、浩平がボランチに入るという手もあるが、どうなるかなぁ!?もちろん、米倉くんを思い切って抜擢する手もある。グゼ監督のお手並み拝見といったところでしょう。トルコキャンプでどういう使い方をするのか注目です。
後は、最終ライン。水本が出て行った穴は、ジョーレもいるし、池田、結城と実績のある選手がいるんでストッパータイプの選手はとりあえずいる。ただ、中島のバックアップがいないのが心配。結局、ストヤノフの穴が埋まっていない状況で、補強ポイントの一つだと思う。ここに、いいリベロが入れば、中島をボランチで使うことも出来るんで、バランス的にはよくなると思うんだが。

FW陣はとりあえず、巻、レイナウド、新居、青木くんと揃っている。代表キャンプでは巻の調子もよさそうで一安心。ただ、飛ばしすぎて壊れた2006年シーズンのようにならなきゃいいけれど。後は、新居が怪我したという情報があって出遅れそうな感じで心配です。

昨年のスタメンの大多数が代わるだろういう状況。とにかく、リーグ戦は序盤が鍵だと思います。序盤戦で連敗が続くようだと早々に打開策を考えないとヤバイだろう。昨年なんかは、いくらチーム状況が悪かったとはいえ、ベースがあったのでなんとか6連勝もあり挽回できたけど、今シーズンはそこら辺の期待が出来たい。チームを作りながら、勝ち星を重ねていかなきゃならない状況にあるので出だしが肝心なんです。イビツァ・オシム監督が就任したときも、最初ポンポンと勝って自信になった部分もある。最初のうちに勝てれば、選手が大量に出て行ったとかなんて事は関係なくなるんです。

今シーズンは、個人的にな事情でシーチケ買いませんでしたが、フクアリにはなるべく行くつもりです。開幕戦のアウェイ・ガンバ戦も行こうかどうか考え中。まぁ、これは単純に大阪に遊びに行きたいのもあってですが(^^;。
来週のファン感も悪天候でなければ行く予定。ちばぎんカップもチケットが取れれば行きます。

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