妥当な結果 vsブラジル

こーいち at 2006年6月23日 06:14 カテゴリー:TV観戦, ワールドカップ, 日本代表

早朝起きて、W杯の日本vsブラジルをNHK BS-hiで観ました。
まぁ、妥当な結果に落ち着いてしまいましたな。試合になったのは前半まででした。

巻、玉田、稲本が初スタメン。巻は、今大会初出場だ。
試合の方は、序盤からブラジルの攻勢。まぁ、川口のファインセーブもありなんとか持ちこたえていた日本。チャンスは加地の突破など単発ではあったが、それだけ。
だが、稲本からアレックスへ通したパスからの展開。玉田が、ラインに沿って動いてからスルーパスに反応。豪快に先制点。

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結果的にはここまでだった。前半ロスタイムの同点弾が痛い。あれだけは防げる得点だった。
アレックスがまったくサイドから目を放していた事。中澤がロナウドについていなかった事。あの場面、ロナウジーニョがパスした時点ではロナウドが前に出ていたので、下がらなければオフサイド取れていたはずだ。

後半の3点はどうしようもない。ジュニーニョ・ペルナンブカーノのミドルはマークがいなかった。慌てて稲本が付きに行ったが間に合わず。フリーで打たれたらどうしようもない。
後の2点は相手がうますぎる。あれをあっさり決められてはどうしようもない。

試合を終えて。まぁ、すっきりした。先がない試合を観ているのはなんともいえずストレスだったからね。
点を取らないといけないシュチエーションでブラジルとやれば、こういう結果になるのは目に見えていた。

今大会の敗退の理由はいくらでもあるのだが。とりあえず言えるのは、ドイツ戦でピークが来てしまっていた事。あの試合が分岐点であったと思う。
負傷者がかなり増えてしまって、その後の準備が出来なかった。チームとしてダメージを負ってしまった。それと、自信ではなく過信が出来てしまった。
あまり、戦犯扱いとかは書きたくないが、俊輔の不調は痛かった。そして、俊輔を外せない状況も痛い。オーストラリア戦の後半以降まったくキレがなかった。当てにしていたプレイスキックも不調。あれがなければ、並みの選手になってしまう。
高原と柳沢の調子も悪かった。彼らの能力については認めるところもあるが、マルタ戦以降はさっぱりの出来だった。もっと、早く見切りをつけてもよかったのだが。信頼は時に人を間違った方へ導いてしまう。

オーストラリア戦とクロアチア戦で日中の試合だった影響もあるのだが、これは調整の問題もある。まぁ、ドイツ合宿に入った当時相当寒かったらしいから暑さに順応できなかったのは致し方なかったと思う。相手がデカくてゴツイ、オーストラリアとクロアチアだったのも響いたとは思う。
結果的にはコンディション調整に失敗したのは事実だろう。これはスタッフのせいなのか選手の問題なのかはなんとも言えないけれど。

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