PRIDE-3
1998年6月24日 日本武道館
会場に入ってまず、客が少ない。こんなんで興行が成り立つのか?
公式発表では9,765人だった。ペーパービューの収入がなきゃ絶対赤字
だなぁ。
△小路 晃(4回終了 引き分け)松井 駿介△
延長の4R目までもつれながら両者決めてなく引き分け。初っ端からこんな
試合ではどうなるか思いやられたが・・・。
○高瀬 大樹(2回 3分22秒 ギブアップ)エマニュエル・ヤーブロー●
1Rは高瀬が逃げに逃げる展開。正面には立たせなかった。2Rも序盤は同じだっ
たが、高瀬がヤーブローに押しつぶされる。しかし、上半身は脱出し下半身だけ
捕まった状態ながら、ヤーブローを殴る。下半身も脱出して、うつ伏せになって
いるヤーブローの後頭部を滅多打ち。ヤーブローはたまらずタップ。しかし、
ヤーブローは異様に打たれ弱かった。
○桜庭 和志(2回 5分19秒 ヒザ十字固め)カーロス・ニュートン●
桜庭がうまかった。序盤から公正で、腕ひしぎにとろうとするが、カーロスが
うまくすり抜ける。このカーロス、実にうまい。一瞬決まったかと思える逆十字
でも反転してすり抜けてしまう。最後は桜庭がうまく足をとって決めた。
●アミール(1回 7分22秒 レフェリーストップ)ゲーリー・グッドリッチ○
両者、序盤から殴り合い、蹴りあいの展開。しかし、ゲーリーがグラウンドに
なってから殴り倒し、レフェリーがストップ。アミールはかなり足にきていた。
○マーク・ケアー(1回 2分13秒 レフェリーストップ)ペドロ・オタービオ●
マーク・ケアーがアームロックをかけて決まったようだが、ペドロはギブアップ
してないと猛アピール。いささか納得のいかない試合であった。
○高田延彦(1回 2分17秒 かかと固め)カイル・ストュージョン●
序盤、カイルが蹴りで攻勢に出る。高田をガードの上からぶっ飛ばし、
ダウンさせる。しかし、高田がタックルからうまく足をとりかかと固め
でカイルはタップ。あっけなく勝負が決まった。高田の調子はいいのか
どうかは計り兼ねる内容だった。