新日本 FINAL POWER HALL in 闘強導夢
1998年1月4日 東京ドーム
長州の引退試合が行われるという事で行って来ました。
ケンドー・カ・シン (12分1秒、腕ひしぎ逆十字固め) 金本 浩二
全体としてカ・シンのペースで進んだ感がある。最後はわざありの逆十字で決めた。
大谷晋二郎 (17分6秒、飛龍原爆固め)ウルティモ・ドラゴン
ウルティモが大谷をかなり追いつめて行ったが、最後は大谷がドラゴンスープレックス
で決めた。
(WCW)永田 裕志(11分33秒、永田ロック)天山 広吉
永田が天山を圧倒した。天山はあまりいいところが見られなかった。最後は変形4の字固め(永田
ロック)で勝負をつけた
西村凱旋帰国試合
西村 修 |
● |
(12分39秒、北斗原爆固め) |
× |
小島 聡 |
藤波 辰爾 |
|
中西 学 |
西村が小島、中西にかなり攻められ、藤波もあまり活躍の場がなかったように思う。しかし、後半は
西村がペースを握り、スープレックスの連続から最後はノーザンライトでしめた。
長州力引退試合
長州 力 |
(3分57秒、体固め) |
× |
藤田 和之 |
(1分42秒、片エビ固め) |
× |
吉江 豊 |
(1分21秒、サソリ固め) |
× |
高岩 竜一 |
(2分2秒、アキレス腱固め) |
● |
飯塚 高史 |
(5分9秒、体固め) |
× |
獣神サンダーライガー |
藤田、吉江、高岩ともに序盤はよく長州を攻めたが、藤田はバックドロップからリキラリアット、吉江も
リキラリアットで、高岩もリキラリアットからのさそり固めで仕留められた。が、飯塚にはうまく攻められ
リング中央でアキレス腱固め。苦悶の表情の長州。まだ耐えられたかもしれないが、次のライガー戦の事を
考えてかここでギブアップ。この5戦唯一の白星となった。最後のライガー戦。ライガーはあびせ蹴りで顔面
蹴りから攻めつづけて長州を追いつめるものの、最後はリキラリアットの連発でライガーを葬った。
試合後、長州より挨拶があった。さらに猪木が登場し4月4日の東京ドームでの試合での引退を発表した。
異種格闘技戦・無制限1本
D・フライ (8分47秒、レフェリーストップ) 小川 直也
ドン・フライが攻めるが、小川も負けていない。小川がバックドロップからの投げの連続でドン・フライは
グロッキー気味にも見えたが小川が上になったときに急所蹴り(見ていたときは気付かなかったが、後でテレビ
でみた)からスリーパーで締め上げてレフェリーストップ勝ち。これには小川も納得が行かなかったのか試合後
再三つっかかっていった
異種格闘技戦・3分10R
橋本 真也 (1R1分34秒、TKO) レーン
こん大会唯一にして最大の凡戦。見ていたときはなにがおこったのかさっぱりわからなかった。後でテレビでみて
もわからなかったが・・・。橋本に乗っかられたときに足を痛めてそのままTKO負けとなってしまった・・
NWOの一員として横浜ベイスターズの選手がいっしょにきていたが、見てたときは「誰だあいつら」って感じだった。
試合はほぼ五分の展開だったが越中が攻めは蝶野にどれほど効いてたのだろうか?最後はカウンターでもろにヤクザキッ
クをくらってしまいフォール。結局は蝶野の余裕勝ちか!?
IWGPヘビー級選手権試合・60分1本
佐々木健介(王者) (25分18秒、体固め) 武藤 敬司(挑戦者)
武藤が試合の大半のペースを握っていた。健介の攻撃は長続きせず、武藤につかまってしまう展開となった。終盤
武藤の足へのドロップキック、ドラゴンスクリュー、足4の字でギブアップ寸前まで追いつめられたが、最後はパワーボム
の連続で辛くも健介の逆転勝ちとなった。
全試合終了後、長州の引退セレモニーが行われた。最後はテンカウントゴング。そしてパワーホールで退場し幕を閉じた(T_T)
長州力の最後の勇姿であった・・。