G感性とはなんぞや?
1992年頃、TBSで放送されていた、「三宅裕司の天下御免ね」の番組内で紹介されていた、 性格診断です。
「自分がどんな人間なのか?」という事を追求した結果生まれたものです。膨大な数の人間に
インタビュー、テストを重ねて、さらにその結果をコンピュータによる解析を繰り返して完成さ
れたものです。
そして、座標軸を"感性"、"能力"、"性格"の3つの側面に分け、「自分がどんな人間なのか?」
を総合的に理解できます。
まず"感性"とは、流行をどのタイプの人がどのように生み出し、どんなタイプの人達が広めて 行くのか、ということを説明できるのです。
第二の"能力"では、リーダーシップ、発想企画力、協調性、柔軟性、論理性の5つの分野でどの ように能力が発揮されているかという問題にしています。
第三の"性格"では、その人が陽気で明るいか、慎重で暗いかというタイプ分けです。
ここで紹介しているG感性は1992年当時のものであり、現代(2009年)においてはあまり当てはまらないものや、 時代に合わない質問内容も含まれていますが、当時の診断方法のまま載せています。
まずはG感性。これは、現代における消費行動における感性の事なのです。つまり、高度
消費文明社会をどれだけエンジョイしているかに関する感性です。
"G感性"を決定する3つの要素には、自由な時間、行動範囲、そして自由になるお金です。
この3つの要素が豊富にあれば"G感性"は高いものになり、なければ低くなります。
自由な時間とは、拘束されている時間を除いた自分自身に使える時間の事です。行動範囲は、買い物なので
行動する範囲の事を意味します。自由になるお金は、自由に"消費"出来るお金がどのくらいあるか、という
事が問題です。
G1 | G2 | G3 | G4 | G5 |
続いてR能力。企業で人事選考を行う場合は、通常、5~10通りの評価項目があります。 そして、その評価項目を繰り返しリサーチした結果、それは、たった5つの、そして重要な 評価軸に集約されました。
第一はリーダーシップ。人間関係の中で他人をリードしていけるかどうかと言う事です。
二番目は発想企画力です。新しいものを考え、生み出す力があるかという点。
そして、三番目が協調性。周囲の人とうまくやって行けるかどうかという人間的な側面。
意外ですが、国語力もこの協調性を判定する時のポイントとなっています。
四番目は柔軟性。これは、協調性と混同されがちですが、まったく異なる評価軸です。
柔軟性とは、他の人から言われた事、指摘された自分の間違いなどに対して、いかに柔軟に
対応できるかと言う事です。
最後、五番目は論理性。その人の思考、行動が論理性によって貫かれているかどうかと言う点。
これら、5つの評価軸によって、大きく3つのタイプの人間のパターンが明らかとなったのです。
すなわち、リーダシップ型、論理・理数型、そして、バランス型です。さらに、3つのタイプを
幾つかの細かいパターンに分類され、トータルで17もの人物のパターンに分けられる事がわか
りました。
この能力判定法は、その人の絶対的な能力を判定して、それを他人と比べるという趣旨のものでは
ありません。これは、それぞれの人がどのような特色を持っているか、という人物のパターン
を判定する為のものなのです。
リーダーシップ型 | JR1 | SR1 | SMR1 | WR1 | MR1 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
論理・理数型 | SHR2 | MR2 | HR2 | WR2 | ||||
バランス型 | THR3 | TJR3 | TSR3 | MR3 | NHR3 | KR3 | JR3 | WR3 |
人のデータを徹底分析した結果、性格を語る為の指標は、4つの軸に集約できる事がわかりました。 その4つの軸とは、(1)明るいか、暗いか、(2)気長か、短気か、(3)行動的かどうか、 (4)行動は早いか、おっとりしているか、というものです。
集約された4つの軸によって、C性格は大きく4つのタイプに分けられます。"明るく行動力が あり活発な人"、"明るいが、あまり行動的ではなく特に活発でもない人"、 "あまり明るくないが、行動力があり活発な人"、 "あまり明るくなく、行動的でも活発でもない人"がその4つのタイプです。 そして、さらに一つ一つのタイプが細かく分かれ、合計13タイプの性格が存在するんです。
(1) | C11 | C12 | C13 | |
---|---|---|---|---|
(2) | C21 | C22 | ||
(3) | C31 | C32 | C33 | C34 |
(4) | C41 | C42 | C43 | C44 |