大河ドラマ「どうする家康」感想です。
第10回 側室をどうする!
あらすじ
一向一揆を沈めた家康(松本潤)。三河での勢力を強めて、今川方への調略も進んでいた。
引間城にて、飯尾連龍(渡部豪太)と会談を行って、親交を深めた。
築山にて、瀬名(有村架純)とくつろいでいたところ、於大の方(松嶋菜々子)が訪れる。次の子が生まれぬと、瀬名を用済み扱いする。そして、家康に側室を取るように迫る。
母・於大の方を追い出そうとする家康であったが、瀬名は側室選びに参加させてほしいと申し出る。
家康の側室を募集すると、大層な人数が押し寄せた。しかし、なかなか見つからない。
そんな日、猪が取れたとするが、さばけるものがいない。お葉(北香那)が、名乗り出て、この猪を捌き始める。これを見た瀬名が、何者かと調べ上げる。
お葉を、於大の方にも勧めたところ、さっそくお呼びがかかる。最初は、思いもしない事と、拒んでいたお葉だったが、瀬名たちが後押しした。
後日、木下藤吉郎(ムロツヨシ)がやってきていた。お市の方が嫁いだというのだ。近江の浅井長政の元に。
後にお葉との間に子が生まれる。瀬名からは少し微妙な評定を浮かべる。
お葉は側室の役目を解いてほしいと頼み込む。好きな者が出来たと、連れてこられたのは美代であった。
京では将軍が討たれる。信長(岡田准一)は次の狙いを定めていた。一方、甲斐の武田信玄(阿部寛)も上杉謙信との戦に区切りをつけ、今川領を調略しようとしていた。 その今川氏真(溝端淳平)は、家康と密会していた飯尾連龍を誅殺した。
そんな折、家康の元に、信玄が会いたいと申し出てきていた。
感想
なんともコミカルな側室選び。なんでまた、この回をまるまるやったのか。まあ、家康は側室が多くて、子も多い。子の多さが、その後の江戸幕府、徳川の世を支える原動力となっていたわけだから、その流れはここから築かれたものと思えば面白い。
面白おかしい描写のなか、瀬名の微妙な思いとか、お葉のまさかの告白とか、なかなかこれまで描かれてこなかった側面が出てきて面白い。当時の側室は、正室の家来という立場だったというので、多分現代的な夫婦とは違うのでしょうがね。なお、家康の側室はこの後も出てくるようです。
そして、次回は、武田信玄が。