大河ドラマ「どうする家康」。感想です。
第1回 どうする桶狭間
あらすじ
若き日の松平元康(松本潤)は、今川家で人質生活をしていた。
武芸では、今川氏真(溝端淳平)に歯が立たず。木彫りの人形で遊んでいたところを、瀬名(有村架純)に見つかってしまう。
そんな中、墓参りのため三河・岡崎への帰郷が許可される。さっそく、岡崎城代・山田新右衛門に挨拶をする。
その後、次々に家臣団に挨拶されるも、あまり覚えていない。
石川数正(松重豊)からは、あれが我らが家臣団であり、岡崎城代がいるあの城こそ、元康の城なのだと教え込まれる。
三河より帰ってからため息が増えた元康。国を背負わされたと瀬名にこぼす。
だが、その瀬名を、氏真が側室にしようとしていた。
なんと、今川義元(野村萬斎)からの命で、氏真と元康で勝負し、勝ったほうが瀬名を娶ることとなる。棒術ではまったく敵わなかった元康だったが、投げ飛ばし絞め落とす。
これは、元康の腕を見込んだと事と、氏真には側室は時期尚早とみた義元の計らいであった。
こうして、元康は瀬名と結婚する事となった。
無事に、初陣を飾った元康。後の信康・竹千代が生まれる。
そして、いよいよ桶狭間の戦いが起こる。
大高城を執拗に攻める尾田勢。義元は、自ら陣頭に立ち、小高城奪還に向かう。
元康は、兵糧入れの役割を与えられる。米を運ぶだけとして、瀬名とともに喜んでいた。
だが、兵糧を運び込むためには、取り囲んでいる織田方の兵を攻め落とさねばならぬとされる。
三河勢の中に、義元が陣中見舞いに現れる。覇道を進む織田に対して、王道で勝たねばならぬとし、元康らの力が必要だと説くのだ。
元康には、義元より金色の甲冑が与えられる。
元康ら三河勢が砦へと攻め込む。決死の突破をみせた三河勢は、大高城へ兵糧を運び込む事に成功する。
元康は、大高城を守っていた鵜殿長照に代わり、大高城の城代となる。
その後、大雨の中、義元らを待つが、一向に現れぬ。物見からの報せで、桶狭間にて奇襲を受けて総崩れ。太守・義元が討ち死にとなったと。
このまま籠城するか、城を退去するかと騒ぎになる中、元康は行方をくらます。城から逃げた元康は浜辺まで出ていた。そこで馬に乗った武者に襲われる。三河者かと問うが、元康の事は主君とは認められぬと吐き捨てられる。
本多忠勝(山田裕貴)であった。元康は、城へと戻る。しかし、織田信長(岡田准一)がそこまで攻め込んできていた。
感想
さて、始まりました、今年の大河ドラマ。
松潤主演で、徳川家康という事ですが、これはまたいろいろ斬新な感じですね。瀬名を有隅架純。なんだか、不穏な感じですが、こちらも興味あります。武芸はてんでダメで、人形遊びに興じている、元康。それを知っているのが瀬名だけというのも、また面白い。結局、氏真との勝負に負けていたのは、忖度していたのかどうか。
そんなこんなで、桶狭間。あの甲冑は目立ちすぎる。小高城までたどり着いたのはよかったけれど、義元討ち死は想定外でした。まさかの逃亡。後ろからやってくる甲冑の本多忠勝が怖すぎる。
そして、岡田准一の信長が怖い。信長と家康の関係性はいろいろ描かれますが、本作では弟分って感じではなくて、完全に子分という感じなのか。あっというまに桶狭間終えて、次回へと続きます。