大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。感想です。
第11回 許されざる嘘
あらすじ
ここにきて、義時(小栗旬)と八重(新垣結衣)の縁談が持ち上がるのだが、あっさりと八重には断られてしまう。
頼朝(大泉洋)の体制が整い出し、義時だけでは収まらないという事で、梶原景時(中村獅童)に声がかけられる。
頼朝の御所が完成し。戦にて、貢献のあったものが取りまとめられていた。
恩賞の沙汰を決めるにあたって、義時の意見を求める頼朝。その義時の名前がない。頼朝は、時政(坂東彌十郎)が欲しがっていた江間の地をやるという。
和田には、侍所の別当にとした。さらに、家人たちに恩賞を与え、関東に武家政権を成立させた。頼朝は鎌倉殿となる。
その頃、都では清盛が以仁王を匿った寺を燃やし。さらには南都も火の海となった。
そして、頼朝の元へやってきた、梶原景時は和田のもとについて見回りから始めるとする。
頼朝は、義経や義円に、平家を倒すためにどうすればよいかと尋ねる。
早々に、平家を滅ぼしたい、義経だったが、坂東武者が土地を離れたがらないとし、すぐに攻め込めないのだ。
一方、京では、清盛(松平健)が病に倒れ、その命を落とす。
宗盛小泉孝太郎)は、一旦後白河法皇(西田敏行)に政権を返上するが、頼朝討伐の院宣を受けたいとする。
早く平家討伐に乗り出したい源行家(杉本哲太)は、家人や頼朝の弟たちに声をかけるが応じてもらえない。
義経は、叔父上に悪い事をしたという義円(成河)に、鎌倉殿はあまり期待していないとし、広常とともに西へ攻め上り手柄をあげるのだと。
義経にそそのかされた義円は、その翌朝出立する。義経は、義円から預かった文を破り捨てる。
その後、頼朝から義円を知らぬかと尋ねられるが、そしらぬ顔をする義経。だが、文を破いた様子を見られていた。義経は謹慎となる。それでも、頼朝は義経を息子のように思っていると声をかけるのだった。義円は、平家方と衝突。討ち取られてしまった。
政子が懐妊し、頼朝は伊東祐親(浅野和之)親子を恩赦すると決める。だが、伊東の家人であったものが盗みを働き、宗時が持っていたものを所持していたのだ。
一方、全成(新納慎也)は、千鶴丸が成仏せねば男子が生まれぬとし、伊東祐親が生きていれば成仏せぬと。頼朝は、伊東祐親を殺害させる。
祐親親子が自刃されたとされるが、義時は頼朝の差し金と見抜いた。義時は、頼朝が恐ろしいとする。
感想
いよいよタイトルにもなっている鎌倉殿が出てきました。
いやしかし、義経がやばいやつってのはありましたが、こうやってみるとどいつもこいつもヤバイやつ揃いじゃないですか。
義経は、義円をハメようとするし、梶原景時は伊東祐親親子を抹殺。それをそそのかしたとはいえ、頼朝も我が子のためといいながらも、伊東祐親を見捨てたのですから。
これは、義時も恐ろしい方というしかないでしょう。
物語の本筋ではないとはいえ、平清盛があっさりと死去。源平合戦は、次の時局へ。そして、次回はなんと亀の前事件