大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。感想です。
第5回 兄との約束
あらすじ
いよいよ山木兼隆の屋敷を急襲。戦が始まった。義時(小栗旬)は、堤信遠を斬り倒す。
山木と堤の首を上げ、頼朝(大泉洋)の元へ持ち寄る。そして、頼朝は坂東での政を始めようとする。
これに激怒した大庭景親(國村隼)、伊東祐親(竹財輝之助)は頼朝を成敗すべく兵を集める。頼朝方も戦の支度を始める。義時は、政子(小池栄子)らを伴い伊豆山権現へと向かう。
伊東祐親は、息子・伊東祐清(竹財輝之助)に、宗時を闇討ちするのように伝える。八重は、江間より頼朝を大庭景親と伊東で挟み撃ちと聞かされ、いてもたってもいられず北条の屋敷を訪れるが、すでにもぬけの殻だった。
頼朝は鎌倉へ向かっていたが、雨で思うように進めず。石橋山に陣を張る。一方、大庭景親の軍も麓に到着していた。三浦義澄(佐藤B作)親子は川の増水で頼朝軍に合流できずにいた。進軍を諦め、三浦へと撤退する。
大庭景親と北条時政(坂東彌十郎)が対峙する。口上を述べ合うが、時政はかかれと号令をかけてしまう。
宗時は、頼朝を守り戦場を離れる。そこへ、義時がやってきて、伊東が背後にいると告げる。すると背後から伊東の軍が襲いかかる。
頼朝軍は大敗を喫する。大庭景親は、勝利に喜ぶが伊東祐親はまだ頼朝の行方をおわせていた。頼朝と時政らは逃げ落ちていた。宗時は、甲斐の武田に助けを求めるように支持する。
宗時は一旦北条の屋敷へ戻ると引き返す。翌朝、時政と義時は甲斐へと向かっていた。宗時は北条屋敷を目指す途中で刺殺される。
感想
緒戦勝利からの、大敗。頼朝の戦は、無残な敗退から始まりました。
この戦、雨で三浦親子の軍勢が参加できなかった事で、頼朝ら北条軍は孤立無援となってしまった事が仇となりましたね。まあ、しかし、あれは時政が思いっきり挑発に乗ってしまった感はたしかにあるので、頼朝の言わんとした事もわからないではないです。
大庭と伊東も完全に一枚岩ではなのだなというのもわかるので、この先の戦いにも響いてくるかもしれないですね。
そして、今回の大ぶっちゃけ。宗時のまさかの企み。坂東を北条が支配するという遠大な望みがあったようです。まあ、ここで宗時は死んでしまったので、もはや遺言となってしまった感はあります。
これは歴史を知っている後世の人から見れば、この宗時の願いを慶時らが叶えたという事にもなりますね。源氏という旗頭が必要といいながらも、最後に権力を握ったのは北条。その始まりがここに